Wedgwood Basalt cup and saucer
18 th cent.

ブラックバサルト(玄武岩の意)は、ジョサイア・ウェッジウッド
によって作られた玄武岩とほぼ同様の特性の
対腐食性のある黒い素地で、
高温で焼成されたストーンウェアーです。
彼は1767年頃までブラックバサルトの研究をし、
1774年青に白いレリーフを装飾した
ジャスパーを発明します。
このカップは、18thのもので、カップのハンドルの内側に
やや細長いディジーの花のモチーフがあしらわれています。


同じようなディジーの花の施された例に
以下のようなものがあります。



ポタリーズ・ミュージアム&アートギャラリー 
(ストークオントレント)所蔵
のカップ&ソウサー
1790年頃’WEDGWOOD’と’A’の押印と記載あり
(The Father of English Potters Josiah Wedgwoodより引用)