18thC,C&S,Teapot by Wien.

1717年にハプスブルク家の窯として
始まったウィーン窯は
1864年には閉窯してしまいましたので
中々見つける事が出来ません。

C&Sは、二つとも1765年頃のものと思われます。
バラやケシの花が優雅に描かれています。
使われた痕跡がないのに、
縁の金彩が、かなり薄くなっています。
Teapotの年代は1750〜1775年頃のものと思われます。
ただ残念なことに、蓋は後に作り直されたもので
オリジナルは、もっとふっくらした形で上に
西洋なしの飾りがついていました。

* この作品は以前、まゆきさんのホームページ陶迷庵
掲載させていただいたものです。



<参考写真>

<蓋部分の形状とつまみ>