Swansea Plate of trident body
(1814〜1822)

スウォンジーは,Staffordshireボーンチャイナというより
Sevresのペーストに近いsoft-past porcelainで
作られています。
スウォンジーのペーストはガラスのようで、
高品質の半透明なボディーは
(glassy)(duck egg))(trident)の3タイプがあります。
高品質のporcelainを完成させようと試みたため,
製品の多くが炉の中で失われ,
工場は利益を得るのに苦心していました。
William Billingsley(1758〜1828)は、ここで
フランススタイルの装飾を取りいれ、
それは当時のロンドン市場に流行しました。
Billingsley自身も含めたくさんの才能ある
フラワーペインター達が、スウォンジーには
従事していましたが,八年ほどで閉じてしまった
貴重な窯です。
この窯はその美しいボディーはもちろん
花や葉の描き方が非常に美しく,
特にバラの葉はその葉脈までも繊細に
描きだしています。
緑色も鶯色に近いような深い色合いに黄色みを
さして光の明るさを出しています。
裏側に"from the collection of
Miss Bevan Cadoxton Place Neath"という
古いラベルが貼られています。