Nantgarw Porcelain Plate
1817〜1820(直径21cm)

1817年William Billingsleyは、Nantgarwに移ります。
Nantgarwは大変美しいporcelainで作られていますが
やはりSwansea同様に高品質のものを追い求めたが為に
利益を生み出すのが難しく
その結果、事業としては失敗してしまいます。
1820年BillingsleyはCoalportの
近くに移り住み一線から退いてしまいます。
事業家ではなく素晴らしい芸術家だった故に
彼の携わった窯は長くは続かず
その送り出した作品も数が非常に少ないのですが
その絵付けも磁体も素晴らしいものです。

この皿のペインターは、de JunicかTurner and Draneかの
判別が難しいところですが
装飾はロンドンで施されたものかと思われます。
マークに関しては、大きい金や黒や他の色で
NANTGARWと描かれたものは贋作です。
本物は磁土に刻印されています。
NANT-GARW C.W.と刻印されているものが
大部分で"C.W."の文字はChina Workを表しています。














Impressed mark NANT−GARW C.W.