DOULTON(Pre-Royal) DemiC&S
1882-1900年

1815年、ジョン・ドルトンがランベスに開窯し
1956年までストーン・ウェア(磁器と違い非透光性で
陶器と違い気孔性がなく、耐久性に優れている)を
焼き続けていたドルトンですが
1882年にバーズレムにできた工場で
磁器製品を作り始めました。
この作品は磁器によるものです。
1901年からエドワード7世から王室御用達業者の
指定を受け、ロイヤルを窯印に加えます。
このC&Sはドルトンがまだロイヤルドルトンになる前の
作品で、現在での入手は中々困難です。
図柄はダービーのOld Japan Patternに似ているので
ダービーを意識して作られたのではないかと思われ
大変興味深いです。
ハンドルは、18thダービーでも珍しい
Rivetted HandleのようにRivetsが
付与されています。
ソーサーの裏にDOULTONと1が刻印されており
朱赤でA1977とKと手書されています。
カップ  高さ6cm、直径6.5cm
ソーサーソーサー 直径12cm






Rivetted Handle

画像では判読し難いが中央にDOULTON と1の刻印