Miles Mason Can&Saucer
1815

マークは、ありませんが同型のものが
A Compendium of Britisth Cupsの
Plate339に載っています。

エンボスになった葡萄の葉と蔦の金彩が良く出来ていて
ハンドルの造型が気に入っています。
可愛らしい花と巣の中の卵が手書きされ
その題材は興味深いものです。

Miles Masonは、ロンドンの磁器メーカーで
マークなしのMasonの初期のものは
Liverpoolの釉薬下にブループリントを使ったものと似ています。
違いは、そのシェイプを参考にすると良いようです。
1807年以降、より装飾性の高いものになっていきます。
1810年以後から硬質磁器からボーンチャイナに代わっていき
1813年に有名なIronston Chinaの製造を開始します。