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娯楽秘宝 7月号(No.46)

【2002/07/14】 「猫の恩返し」(同時上映「ギブリーズ episode 2」) 映画(試写会)
タイトルに相応しく猫が一杯出てくる映画。内容は至って普通に面白いものでした。
時間も短めで爽やかな感じ。暑い夏に観るには丁度いい映画ではないでしょうか。

同時上映の方は、すごい実験アニメみたいなもん。やってもいいと思うけど今回の
客層に合うかどうかはちょっと不安。

「今回の試写会ウォッチング」(日曜午前の上映、ペア券での招待、札幌にて)
開場の40分前に並んだ時、列は50人程で先月の「SWエピソード2」よりは少な
いものの、普通の範囲内。時間つぶしはケータイやGBAが目立ち、この辺、時代
を反映しています。客層は、まあ予想通り小さな女の子連れのお母さんが目立ち
ました。さあ、楽しんで頂けたかな?

蛇足:猫耳になったハル(主人公の女の子)が可愛い。白猫のユキちゃんも可愛い。

【2002/07/18】 「アイス・エイジ」 映画(試写会)
不もなく可もなく。とある事情で迷子になってしまった人間の赤ん坊を親に戻す為
に、本意ではないものの一緒に旅する事になったマンモスとナマケモノとサーベル
タイガー達の冒険一杯の珍道中を楽しんで頂ければ良いかと。

蔵書表担当者いわく「デザインのデフォルメがワーナーアニメみたい」。
確かにそんな感じ。2Dデザインに毛のテクスチャを貼り付けたみたいな質感です。
毛の処理が「モンスターズ・インク」のような「ふわふわ」じゃなくて「ごわごわ」だっ
たのは「冬の毛皮」をイメージしていたから、としておきましょう。

吹き替えで観ましたが、吹き替えの方が画が楽しめていいかも知れません。これ
もまた涼しく観れた、そんな1本でした。

折角だから「試写会ウォッチング」(木曜晩の上映、ペア券での招待、札幌にて)
今回は地元テレビ局の主催でした。僕の予想は小さな男の子連れのお母さんが
主かなと踏んでいたのですが、男女比率は半々のようでした。それより目立った
のが10代後半から20代くらいの女性の方々。いつにもまして多かったような気
がしました。

【2002/07/20】 「老人と海」 (原題 " THE OLD MAN AND THE SEA ") 短編映画(テレビにて)
知らない人はいないであろう、米国の文豪ヘミングウェーのノーベル文学賞作品を
ロシアのアニメ作家アレクサンドル・ペトロフが映像化。指に絵の具を付け、ガラス
の上に一コマずつ描いていくという独特の方法で表現されています。

とにかく画がきれい!指先で描かれたとは思えない程の緻密なタッチもさることなが
ら、その鮮やかな色彩に目を奪われてしまいました。チープなコメントしか思い浮か
ばないのでここまでにしますが、観て損のない1本です。何かの機会に是非、どうぞ。

発表された2000年の当時、東京でも上映されていたのですが、その時上京してい
たのにも関わらず時間の都合で見損ねていたので、今回の放映は嬉しい限りでした。
ああ、観る事が出来て良かった。

【2002/07/25】 「2002年夏東映アニメフェア」 映画(劇場)
「デジモンフロンティア〜古代デジモン(オニスモン)復活!!」
今まで観てきたデジモンの劇場版の中で一番テレビシリーズの1エピソード
みたいな話でした。内容はいたって普通(に面白かった、と、思うけど...)。
見所はフェアリモンの尻とゲストのダルクモン(意外と露出度が高くてえっち)。

「クラッシュギアT(ターボ)〜カイザバーンの挑戦!」
テレビシリーズの時にも増して煮え切らない話。キャラクターに感情移入が
が出来ないので、だから何?といった感じ。あ、今回はコメディだったのかも
知れない。1シーンだけクスリとしていまいました。

「キン肉マン2世〜マッスル人参争奪!超人大戦争」
展開が目まぐるしく最後の盛り上がりに気持ちを合わせるのが大変だけど、
何とかまとまってはいたのではないかと。ゲストのお姫様が世界観に合って
なかったような気もするが、可愛いかったから許そう。

「今回の劇場鑑賞者ウォッチング」(木曜午前の上映、札幌にて)
親に連れられて来た3、4歳の子供から友達同士で来ていた小学校高学年
まで、殆ど男の子。(例外、小学校高学年の女の子二人連れが一組だけいた)
東映アニメフェアにはかなり足を運んでいますが、こんなに極端なのも初めて
です。まあ今回は、モロ男の子向けでしたからね。「東映バンダイまつり」だし。

そういや、前段の小学校高学年の男子の連中は「デジモン」「クラッシュギア」
を観て帰ってしまってました。(「キン肉マン」キライ?)ん、判断が微妙なところ。




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