車 |
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豹 |
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豹 |
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鬼 |
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麟 |
子 |
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凰 |
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将 |
将 |
将 |
将 |
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将 |
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将 |
将 |
豹 |
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車 |
さて、この天竺大将棋、誰かが適当に思いつきで作ったもので、実際に広く遊ばれたという記録はない。そのため、駒の動き方や詳細なルールが残っていない、というよりも、恐らく定められていないと考えられる。そこで、とにかく勝手にルールを決めて、みんなで遊べるようにしてしまおうというのが、このページの眼目である。
まずは、各駒の動き方についてまとめておく。駒の動き方については複数の説があるものも少なくないが、勝手に決めてしまおう。(=^^=;;
駒名 | 動き方 | 成駒 | 動き方 |
犬 | 前と斜め後ろに1コマ | 雜将 | 前と斜め後ろにいくらでも |
歩兵 | 前に1コマ | 金将 | 前後左右斜め前1コマ |
横行 | 左右へいくらでも、前後へ1コマ | 奔猪 | 左右斜めへいくらでも |
竪行 | 前後へいくらでも、左右へ1コマ | 飛牛 | 前後斜めへいくらでも |
飛車 | 前後左右へいくらでも | 龍王 | 前後左右へいくらでも、斜めへ1コマ |
角鷹 | 前へ1コマを1〜2回または居食い、左右後と斜めへいくらでも | 角将 | 斜めにいくらでも、飛び越しあり |
飛鷲 | 斜め前へ1コマを1〜2回または居食い、前後左右斜め後ろへいくらでも | 飛将 | 前後左右にいくらでも、飛び越しあり |
角将 | 斜めにいくらでも、飛び越しあり | 副将 | 王将3回または、斜めにいくらでも、飛び越しあり |
飛将 | 前後左右にいくらでも、飛び越しあり | 大将 | 前後左右斜めにいくらでも、飛び越しあり |
大将 | 前後左右斜めにいくらでも、飛び越しあり | ||
副将 | 王将3回または、斜めにいくらでも、飛び越しあり | ||
横兵 | 左右へいくらでも、前へ1〜2コマ、後ろへ1コマ | 水牛 | 左右斜めへいくらでも、前後に1〜2コマ |
竪兵 | 前へいくらでも、後ろへ1コマ、左右へ1〜2コマ | 車兵 | 前後斜めへいくらでも、左右に1〜2コマ |
角行 | 斜めへいくらでも | 龍馬 | 斜めへいくらでも、前後左右へ1コマ |
龍馬 | 斜めへいくらでも、前後左右へ1コマ | 角鷹 | 前へ1コマを1〜2回または居食い、左右後と斜めへいくらでも |
龍王 | 前後左右へいくらでも、斜めへ1コマ | 飛鷲 | 斜め前へ1コマを1〜2回または居食い、前後左右斜め後ろへいくらでも |
水牛 | 左右斜めへいくらでも、前後に1〜2コマ | 火鬼 | 王将3回または、左右斜めへいくらでも 隣接する敵駒は焼死 |
火鬼 | 王将3回または、左右斜めへいくらでも 隣接する敵駒は焼死 | ||
獅鷹 | 獅子または角行 | ||
奔鷲 | 前後左右斜めにいくらでも、斜めに1〜2コマまたは居食い | ||
反車 | 前後にいくらでも | 鯨鯢 | 前後と斜め後ろにいくらでも |
車兵 | 前後斜めへいくらでも、左右に1〜2コマ | 四天王 | 前後斜めへいくらでも、左右に1〜2コマ 隣接する敵駒は動けない |
盲虎 | 後左右斜めへ1コマ | 飛鹿 | 前後にいくらでも、左右斜めへ1コマ |
麒麟 | 前後左右に2コマ、斜めに1コマ | 獅子 | 前後左右斜めに1コマを2回まで |
獅子 | 前後左右斜めに1コマを2回まで | 獅鷹 | 獅子または角行 |
奔王 | 前後左右斜めにいくらでも | 奔鷲 | 前後左右斜めにいくらでも、斜めに1〜2コマまたは居食い |
鳳凰 | 前後左右に1コマ、斜めに2コマ | 奔王 | 前後左右斜めにいくらでも |
香車 | 前にいくらでも | 白駒 | 前後と斜め前にいくらでも |
桂馬 | 2列前の左右へ | 横兵 | 左右へいくらでも、前へ1〜2コマ、後ろへ1コマ |
猛豹 | 前後斜めへ1コマ | 角行 | 斜めへいくらでも |
鐵将 | 前と斜め前へ1コマ | 竪兵 | 前へいくらでも、後ろへ1コマ、左右へ1〜2コマ |
銅将 | 前後と斜め前へ1コマ | 横行 | 左右へいくらでも、前後へ1コマ |
銀将 | 前と斜めに1コマ | 竪行 | 前後へいくらでも、左右へ1コマ |
金将 | 前後左右斜め前1コマ | 飛車 | 前後左右へいくらでも |
王将 | 前後左右斜めへ1コマ | ||
酔象 | 前左右斜めへ1コマ | 太子 | 前後左右斜めへ1コマ |
ここでいくつかの駒について補足が必要となる。
1)大将、副将、飛将、角将の飛び越し
これらの駒が飛車または角行の動きをする場合、途中に敵味方の駒があっても飛び越して盤の端までの任意の位置へ移動できる。ただし、自分よりも格上または同格の敵駒は跳び越せず、格上の駒は取れない。格は(王将、)大将、副将、飛将、角将の順とする。飛び越さずに直接当たっている場合は任意の駒を取れる。例えば、初手で飛将で飛将を取ることは出来るが、その後ろの火鬼を取ることは出来ない。また、飛び越して王手は掛からないし、王将を超えて飛ぶことも出来ないのである。
なお、獅子などと異なり、飛び越した敵の駒は取ることが出来ず、到達地点の駒のみを取る。
2)王将3回など
獅子と同様の不正行度とする。つまり、敵味方の駒を飛び越して行くことが出来るし、敵駒の3枚取り、2枚取って退くなどが可能である。勿論1〜2回でもじっとでも構わない。
3)獅子の特殊ルール
一切採用しない。足があろうがなかろうが、いつでも獅子を取れる。
4)火鬼
移動が完全に終了した時点で、周囲の駒を焼く。3枚取りした場合なら、途中に移動した経路の隣の駒は焼かれない。また、火鬼を敵の火鬼と隣接させた場合は相打ちとなる。水牛が敵の火鬼に隣接して成ろうとした場合、成る前に焼死する。
さて、これでゲームとして成り立つだろうか。火鬼を初手で大将の上の歩兵の上か犬の隣に出せるというのが不気味である。(=^^=;;