フランス食い倒れツアー計画集


 フランスへ行ったことのある日本人は多いが、その殆どがパッケージツアーでパリを中心に訪れただけというのが実情である。ここでは、日本人観光客が行かないようなところを回って、美味しいものを飲み食いしてくるツアーの案を順次掲載して行く。





1.ロワール古城ツアー
 ロワール河中流域の古城を巡るツアーはよくあるが、ここでは趣向を変えて、古城に泊まりつつ古典的な料理を味わうことにする。城の外観や庭園を楽しむため、時期は初夏が好いだろう。有名な古城に観光客として行くと、入場料を支払い、せせこましく見学してくるだけであるが、無名の城に宿泊客として泊まれば、城郭も庭園も心ゆくまで楽しむことが出来るという趣向である。

第1日(土曜日)
 夕刻エール・フランス便にてロワシーのシャルル・ド・ゴール空港2F到着。そのままレンタカーを借りて、一路サン・サンフォリアン・ル・シャトーへ。Château d'Esclimontが今夜の宿である。早く着けば庭園を散策したいし、夕食後に薄暮の中に浮かび上がる城を見るのもよかろう。

第2日(日曜日)
 朝食後庭園を散策してから城を辞す。
 少し戻ってダンピエール・アン・イヴリーヌに17世紀からあるホテル、Auberge du ChâteauのレストランTable des Blotで昼食。ミシュランの1つ星である。昼食後、徒歩3分ほどの距離にある、ダンピエール城を見学。この壮麗な城は、日本では全く知られていないが、パリ近郊では有数の城館の一つとして数えるべきものであろう。
 ここからロワール河流域へ。2つ星レストランを持つDomaine des Hauts de Loireが今夜の宿。

第3日(月曜日)
 やはり朝食後城内を散策してから旅立つ。  昼食はシセー・アン・トゥーレーヌのChâteau de Chissayで摂り、シュノンソー城を見学(ここで初めて有名な城が登場)。  今夜からモンバゾンのChâteau d'Artignyで2泊する。

第4日(火曜日)
 火曜日は有名な城館の見学は休みなので出かけず、午前中は城でのんびりする。昼食は城下の1つ星レストラン、Chancelière "Jeu de Cartes"へ。午後は城内を散策するかプールで泳ぐか、単にのんびりするのもよかろう。

第5日(水曜日)
 朝食後すぐに出発し、午前中にアゼ・ル・リドー城見学。シノンのAu Plaisir Gourmandで昼食後、シノン城見学。
 今夜の宿はソーミュールのChâteau de Verrières

第6日(木曜日)
 朝食後庭園を散策。再びトゥーレーヌ地区へ。
 トゥール郊外のDomaine des Hautes Rochesで昼食。
 今夜の宿はトゥールの町の山の手、現在は有名な2つ星レストランJean Bardetとなっている、ナポレオン3世の館Château Belmont。

第7日(金曜日)
 朝食後庭園を散策。
 Charles Barrierで昼食後、レンタカーを返却し、TGVでパリへ。
 社会復帰のため安ホテルに宿泊。夕食はどこか美味しいレストランへ。

第8日(土曜日)
 昼過ぎの便で帰国。翌朝到着。




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