キャラ製作ウラ話

各セリフは、姉妹で原作コミックスから拾い集めました。一部大貧民用にもじった部分もありますが(^^)
手順としては、まずベースとなるセリフ群を一通りピックアップして入力し、実際何度もそのキャラを交えてプレイしてみて、おかしいところを修正、あるいはもっといいセリフが見つかればそのセリフに変える、そしてまたプレイしてみる、といういわば単純作業です(笑)
キャラクタデータの顔ぶれの順番は、そのまま、作り始めた順番でもあります。

◆花道◆
花道はいいセリフがいろいろあって、さすが主人公という感じでした。上手くいったり失敗したりのバリエーションも豊富ですし。
彼の場合難しかったのが、順位が上位ではあってもトップではない(2位や3位)という時にどういうセリフを言わせようか、ということでした。
彼の性格からすれば、おそらく一番じゃないと納得しないんだろう。となるとあまり喜ばせない方がいいことになる。でもそうするとほかの状況との兼ね合いが難しくなるし…ということで、まあ当り障りないところでセリフを見つけて使わせていただきました(笑)
◆流川◆
Poverty/Winにセリフとして入力できるのは、12文字までです。それをオーバーするセリフは上手く削るなどしないと使えません。
その点流川は助かりました。彼は無口な分、そのセリフはコンパクトにまとまっているものが多く、文字数に関してはあまり気にしなくて良かったように思います。だらだら語らないから、短いセリフに流川らしさのエッセンスがぎゅっと詰まっているような、そんな風にも感じられました。
彼の「どあほう」はやっぱり花道と一緒にやってるときに一番効きが強いです(笑)
◆深津◆
ラクでした。「ピョン」とつけるだけで深津のセリフになってくれます。そういうわけで作り始めた時期も早かったです。花道・流川の次(笑)
ただ、彼はやられゼリフが少ないです。ピョンピョン言ってても天下の山王のキャプテンです。
そのため、ほかのキャラより原作にないセリフが多く含まれることになってしまいました。
◆仙道◆
最後に修正したのは、
「さあ いこーか」
の表記についてでした。
仙道といえばこのセリフ、というくらい代表的なものですが、どう表記するかによって視覚的イメージが微妙に異なります。
作ってしばらくは
「さ、いこーか」
と言わせていたのですが、その後「さあ」の方が彼らしい、ということで一瞬
「さあいこーか」
に変更。しかしあまりになっんも考えてなさそう(姉妹で爆笑)ということで、間に半角スペースを入れることで合意に達しました。
ヤブサカは、彼に「サンキュ」と言われたくて無意味に革命することもしばしば(笑)
◆牧◆
帝王は、キャラは出しやすい方だったと思います。
やられゼリフも適度に入手可能でした。
中でもやはり
「うわちゃあ〜」
は外せません(笑) ←厳密には「やられゼリフ」ではないのでしょうが、使ってみるとハマルハマル(笑)
彼が「奴隷」で自分が「王様」だったりすると、なんか背徳の快感(笑)を覚えることができます(オイ)
◆彦一◆
「要チェックや!」
「アンビリーバブルや!」
…とここまではいいのですが、後がなかなか続きませんでした。彼自身がプレイヤーとなってバスケをしているシーンがないこともその要因の一つだったかもしれません。
ですが彼の関西弁はいいアクセントになるんじゃなかろうかと思い、何とか作りました。
結局、どこから引っ張ってきたのかあまり思い出せないようなセリフまで動員しています(死)

ver.2.0製作にあたって
ヤブサカは、彼の「下位で負けたとき」のセリフを
「なんでやー!」→「まだいけるハズや…」
にカスタマイズしました。
こちらがお好みの方は、手動でご変更ください(^^)
◆信長◆
信長は、「コレを使いたい!」というセリフが比較的多かったように思います。自分とこの試合以外でも、ちょくちょく顔を出していいリアクションをしてくれているからでしょうか。おいしいキャラですな。こういうリアクションの分かりやすい人物が一人いてくれると、ホッとします。
一部、セリフ外の手書き擬音を含めました。野の猿です(笑)
◆三井◆
いくぶん俺様的に仕上がりました。
彼の場合、大貧民向きでも字数オーバーで入りきらないセリフがいくつかあったような気がします。
例えば、
「オレは“最後まで諦めない男”三井だ!!」…えー、19文字…不可(^_^;)
「こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ…」…えー、23文字…不可(^_^;;)
流川とは対照的です。
◆沢北◆
強気なセリフにはあまり困らないのですが、彼も深津と同様、順位が下のほうになったときに言わせる言葉が本当に難しい。なにせ負けたことがない人ですから。
湘北に負けた後にも、セリフはありません。表情だけで語ってます。
小学校時代にテツに負けたときには
「あーっ勝ち逃げ!ズルイ!(びーっ)」
なんて言ってはいますが、まさかそれを使う訳にはわけにはいかないし(笑)…キャラ違っちゃうよ…それもかなりやばいキャラに(笑)

ver.2.0製作にあたって
ヤブサカは、彼の「勝負のとき」のセリフを
「来いよ」→「受けてやる」
に、「しばりのとき」を
「受けてやる」→「そのパターンは知ってる」
にカスタマイズしました。これもムカツキ度高くて個人的にお勧めです。
◆安西先生◆
ご自身でバスケをプレイしているシーンはほとんどありませんでしたが…何とかできましたね。
オールブッダバージョンです。白髪鬼セリフは入ってません。コワイですもん(笑)
◆リョータ◆
原作を読んでいると、リョータには確かに「リョータらしさ」のようなものを感じることができます。ですが、それを別の媒体で再構築しようとなると、それはかなり微妙で表現しにくいもののように思えました(少なくとも当方としては(^_^;))。確かにリョータはそこにいるのに(笑)、それを上手く写し取れない。たとえて言うなら、目では見えても手ではつかまえられないものを前にしているような、そういうもどかしさを感じました。 改めて、井上先生のキャラクタのえがき方がいかに神がかった(笑)ものだったのかを思い知らされたような気がします。
とりあえず、彼にとって彩子の存在は不可欠ということが分かりました(笑) アヤちゃんの名を呼ばせると、なんとなーくリョータらしくなってくれて、イヤ、彩子ってスゴイや(笑)
◆藤真◆
この12人のうちでは、最後に作り始めたキャラです。
<使える>セリフが少なそうに思えたので、無理かなーと思ったんですよ。解説役としてはよく登場するのですが、自分で試合に出てプレイしている時間は短いですし。
ですが、セリフを拾ってみると、何とかなりました。
そして面白いことに気付きました。
やけに「!」マークが多い…(笑)
やはり、ゲーム中の彼は「クールとは程遠い」のでした(爆)
しかもかなり女王様ふうに仕上がっております。何故だろう…。ほとんど原作のセリフそのままなのに…(笑)
イヤ、お勧めのキャラです(笑)
製作当初、彼には勝負のカードを出すときに
「ファウルしろ花形!」
と言わせていました(笑)
脈絡のなさが微妙なので変更はしましたが、もしこちらの方がお好みのかたがいらっしゃいましたら、どうぞダウンロード後にカスタマイズなさってください(笑)



ver.2.0追加キャラ
このあたりになってくると、原作からお借りしたセリフがもうほとんどを占めています(笑) やはり、公開して配布することになり、密かに「いいかげんなものは作れない」と思うようになったのかもしれません。ピョン吉なんか今思うと随分フリーランスに作ってたもんですわ…あはは(笑)
◆木暮◆
まずはじめにお詫びしておきます。この木暮君は、あの木暮君ではありません。ダブルドリブル製、ロボ木暮です(倒) ボケボケの無能ロボチャットのような木暮君。姉妹が自分らで楽しいように作ったらこのような仕上がりになってしまいました(笑)
その台所事情をお話ししますと…一応ヒネリなしのなごみ系キャラを追求した普通の木暮君も別口で作ってはいました。ですが、完成後のロボ木暮と一緒に対戦してみたところ、ロボの際立ったキャラの強さにノーマル木暮は打ちのめされてしまい…(笑) そんならもうロボでいこうや、ということで今回はこのような運びになったのでした。シャレのつもりで楽しんでいただけたら嬉しいです(笑)
(調整時のネジ締め直しの際、一見まともにみえるセリフも一部ブレンド入力してあります。) 
もし、ノーマルな木暮君にカスタマイズなさりたい方がいらっしゃいましたら、薫までメールをいただければ木暮くんのセリフ候補集を返信します。

彼の「上位で負けたとき」の初期設定のセリフは、「都落ち」ルール対応型です。まだお試しになったことのない方は、「カスタマイズ」→「ルール設定」の「大富豪が一位でないと大貧民」チェックボックスを一度オンにしてみてはいかがでしょう(^^) 新たな視座が開けること請け合いですよ。
◆ゴリ◆
この人(&上の木暮君)は製作に一苦労ありました。バスケットと大貧民とのギャップを感じた、とも言えます(笑)
そもそも、私たちが感じる「ゴリらしさ」ってどのへんからくるもんなのか。そのポイントは、どうやら、湘北のキャプテンとしてあのメンツを叱ったり奮い立たせたりしながらチームをまとめているっていう姿にあるんじゃないかと思います。それはアメ役(笑)の木暮君も同じで、やっぱりバスケットはチームで戦うものなんですねー。
…という平和なまとめ方はここではできません!!(笑) 大貧民は、チームで戦うものではなく個人が互いに競い合うもの!周りは全員敵!弱肉強食!問答無用!!(大袈裟?(笑))
と、ここで結構根本的な違いが出てしまうんですよ(^_^;)
大貧民のキャラとしては、周りを立てるセリフなどよりも個人的な感情を表現させないと、ゲームがうまく盛り上がらない!
かといって、ゴリや木暮君の場合、「チーム」という視点を無視した個人感情のセリフばかりを言わせてしまっては、上に書いたような理由から彼らの「らしさ 」が表現できなくなるし…困ったことだ…。
ということで、ゴリのキャラクタを壊さずしかも大貧民としても使えるような、そんなセリフを探してコミックスをひたすらめくり続けました。
その副産物として、ゴリのセリフにはずいぶんたくさんの候補(没セリフ)が。例を挙げると、
・「パスのとき」→
『パスの基礎だ!』 『よし次』 『代わりはおまえだ』 『ちが〜〜う!!』 などなど。
・「最上位のとき」→ 『みな手強い相手だった』 『毎晩この日を想像していた』 『これは汗だ!汗が目に!』
・「最下位のとき」→『やめたやめた!』 『つきあってられん ! ! 』 『妹よ……
グス 』 など。(^^)
(こちらのほうがお好みの方は各自カスタマイズなさってください)
そんなことから、しまいには製作会議中
「ゴリ1、ゴリ2、ゴリ3…とかいっぱい作ろうか?」
という冗談まで出る程でした(^_^;)
(その話題からヤブサカのイラスト「ゴリゴ13」(←妹の部屋にあります)が生まれたりもしました。ゴリゴ13……キャラ作るとしたらセリフは全部無言だな…。 周りのプレイヤーが暗殺されないように気をつけなきゃ(笑) 怖! あと弱いゴリゴってのもやだね。)
◆茂一◆
セリフを集めて取捨選択・切り貼りしていくうちに、
「ああ、そういえば茂一ってこういうキャラだったね」
と確認できたような気がします。
作ってみると、彼の大まじめ(そしてそれ故にコミカル(笑))なリアクションが大貧民にもなかなかハマルということに気付き、愛着が湧きました。
…愛着湧いたならもっとたくさん書け、って感じですが(笑)、結構サクサク出来上がったもので…(^_^;)
彼と他の陵南メンバーたちだけを集めて対戦させてみると、自分とこの教え子相手に大マジで大貧民する茂一をバーチャルすることができます(笑)
◆福田◆
彼は、薫より先にヤブサカがセリフチェックをしたのですが、その際彼に
「またオレの勝ちだ」
を連発され、陵南戦で花道が受けた屈辱を疑似体験。歯軋りでした(笑) あの淡々とした口調が、また煽るんですわ〜。
(セリフチェック中はゲーム展開よりもセリフの方に気が向いてしまうので、よく負け通しになるのでした(笑))
そのことを薫に話したところ、
「同じ状況ばっかじゃセリフチェックにならないじゃん」
という楽しいツッコミを喰らいました。ダメージ2倍デー。
福田は、普段無口で、セリフはピンポイント。流川タイプかミッチータイプかと言えば、だいぶ流川タイプ寄りだと思いました。セリフの文字数を気にすることはなかったと思います。
ですが如何せん元々セリフの数やバラエティがあまり多くないキャラなので、その分「どれをどこに当てはめようか」という、あたかもパズルのような作業が中心になりました。
◆越野◆
茂一の言うように、ここでもやっぱり負けん気が強いです。…が、チームを盛り立てているかどうかはちょっと不明。というか、チームメイトだろうが自分とこの監督だろうが誰彼構わずつっかかるキャラになってしまった気が…(オイ) ほとんど噛みつかんばかりの勢いです(笑)
彼は、初期設定で「しばりのとき」に使用しているセリフが他のキャラのセリフとなかなかよくかみ合いますので、彼とプレイする際は是非しばりを有効にしてお試しください。
ところで、越野といえばこのセリフ、と思う方も多いのではないでしょうか。
「まるでダンプカーだ」。
ですが、これを大貧民のセリフとして使うことには、少々葛藤がありました。拭い去れない疑問があったからです。
「一体何がダンプカーなんだ。」 「何で大貧民でダンプカー。」…(延々) 
答えは出ませんでした(笑) ですが、まあ上にも述べたように、印象の強い貴重なセリフの一つですし、もったいないので使わせていただきました(汗)
◆高頭◆
…どういうわけか作ってしまいました。特にファンというわけではないのですけれど(笑) 周りに高頭の熱狂的ファンがいるわけでもないのですけれど!(笑) いえ、正直な話、海南で言ったら高頭より神のほうが先だとも思うんですけれど!!(笑)
どうやら、「このセリフをどうしても大貧民で言わせてやりたい!」というセリフが2・3個あると、それが製作の強い原動力になってしまうようです。高頭の場合、それは
「君大貧民はいつから?」
でした(笑) そして、何とか形になってしまいました。 …いえ、ちょっと順位が下の方のセリフには苦しいところもあるのですが(ギャー) 監督シリーズ3人目です。高校からのライバル・茂一とぶつけるのも楽しいです。
◆南◆
彼は、姉妹が居酒屋でお酒を酌み交わしつつ原案を作成しました(オイ) おつまみメニューのお皿が並ぶテーブルの上、南の登場する分のコミックス(3冊)とメモ書きを広げてあれやこれやと…。ご近所の某居酒屋・村さ○の店員さん、失礼しました(笑) (ああ、なんだかいかにも「製作ウラ話」っぽいよ…(泣))
南といえば、決めゼリフはやはり
「お前がエースや」
でしょう。ですが彼の場合、そのセリフの印象が少し強すぎるのかなー…という気がしました。つまり、そのセリフの強烈なインパクトが、その他のセリフの印象を吹き飛ばしてしまっているような…。(そのあたり、ちょっと哀れなのかもしれないな、とも思いました。)
このキャラデータに使っているセリフは、試合中などの強気目のものが中心です。
試合後流川に謝りにきたときの「…スマン」も、使えそうなセリフではありますが、今回はひとまず外しておきました。他のエースキラー的強気ゼリフと一緒に使ってしまうと、そこだけキャラが違ってちょっと浮いてしまうかなーと感じたためです。
◆宮益◆
「プレイヤーが安心して戦えるキャラが彦一のほかにももう一人くらい必要なんじゃないか」
白羽の矢が立ったのが…そう、彼でした。
…あえてやられキャラとは言いません(笑) ええ言いませんともさ(倒)
彼もそうそう出番の多いキャラではないので、彼のセリフは片っ端から(といっても20個ほど)書き出し、セリフと状況を色々と試みました。しかし、十分納得できるものにするためにはどうしてもセリフの絶対量&バラエティが足りません。何かいい方法はないものか…そうして試行錯誤を重ねるうち、気付けば彼自身のセリフだけでなく、セリフ以外の擬音、果ては他のキャラのセリフ(笑)までしっかり利用しているではありませんか!(オイ) まさに総動員…(死) どあほうな姉妹にそこまでさせてしまう彼の魅力って一体…!? さすがに海南のユニフォームをとった男だけはあります(笑)


〜ver.1.0の次点〜


人気も重要度も高いキャラですし、できれば作りたかったのですが、彼は意外に無口なんですね…。
遠くから3P決めても、何も言わず不敵に微笑むだけですし。
<使える>セリフとしては、
「待ちくたびれましたよ…!!」
くらいになるのでしょうか。これは使うとしたら「革命」の時だな…。
革命家・神?(倒)

美紀夫
のんきでいいキャラなんですが…彼もやっぱりセリフが少ない…。
「ふぁい」

「ごむぇん兄ちゃん!」
だけで乗り切るか・・・(笑)

ヤス
ムリです。
「帰って下さい・・・」(爆)


〜ver.2.0の次点〜
魚住
ゴリも作ったことだし、と思って何とか一通りセリフをそろえ、形を整えるところまではいったのですが。やってみると…どうも良くない。彼のお茶目な魅力が全く引き出せていない。そして一緒にやってもあまり楽しくない(泣) なにやらガラが悪くなってしまって、まるで戦隊モノの悪役のようになってしまったんですね(死) うをう何故だ−!
最後の最後まで配布を目指して粘りましたが、今回は次点とさせていただきました…。

堂本

茂一・高頭と、監督キャラが増えたことだし、この人も作ってしまおうかと思ったのですが…。なんか、あまりにぬかりがなさすぎて、大貧民的には面白みに欠けるかな、とも思ったので今回はやめておきました。何かひとつくらいヨワいエピソードがあれば、もうちょっと遊び甲斐のあるキャラになったかもなと思うんですけど…プロレス技かけられて泣くとか、うさぎのTシャツ着てるとか…ぐっ、却下!!(凍死)

ここまで読んでくださってありがとうございました。

このキャラデータで大貧民とスラムダンクの楽しさをあなたと少しでも共有できたら、姉妹にとってこれ以上の喜びはありません。

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