弔いとは、残された者が気持ちを消化し始める契機となる儀式なのだろう (Memo 2010年6月15日・2011年6月6日再録)
それで世界が何か変わるわけでは決してないけれど、
それでも気持ちの整理のために必要なのだと思います。
・・えーと、何が言いたいかといいますと。
相模原のJAXAキャンパスに行って来ました(笑)
はやぶさの1/1の実物大模型を拝みに(笑)
そうなんですよ。それで何が変わるわけではないのですが、
自分の気持ちに折り合いを付けるために必要ならば、
開き直ってとことん自己満足でやってやろうと。
それで「自分にできることは全部やった」と思えるならば、
前に進むしかないのですから。
記念日まんがの原稿は、先週予定より早く進んだので、今日はお休みです(´∀`)
幸運にも晴れた空の下、普段乗らない路線の電車に1時間と少し揺られて、のこのこ行って参りました。
***
場所は、JR淵野辺駅から徒歩20分ほど。
JAXAのサイトに分かりやすい地図が載ってたので、迷うことなく着きました。
じゃーん(笑)
守衛さんのところで受付をして「見学者」のパスを首から下げれば
無料で開放施設を見学することができます。
平日ではありましたが、ご年配の方を中心に
ちらほら見学者がいらしてました。
守衛さんが、構内の案内地図をくれて説明してくれたので
見所は分かりやすかったです。(ちなみに、開放施設以外は入ってはいけません。)
写真は、聞いてみたら撮って大丈夫とのことでした。ありがとう!
入り口を入って少し歩くと、おお!
TVとかで見たことがあるアレが!!
ロケットの実物大模型が飾ってあります。全長30mほど。長い。
長いけど、でもこの大きさで宇宙に飛び出せるとしたらすごい。
横に入ると、食堂と生協の売店があって、一般人も入れます。
食事もできます。(13:30まで)
今月のメニュー(笑)
300円から400円台が主流で、お手ごろ。
生協の売店には、種類はそこまで多くありませんが、携帯用宇宙食や
JAXAのクリアファイルやボールペンや小物が並んでました。
お土産にもいいかもよ。
生協感が、大学の頃を思い出させて懐かしい。
で、いよいよはやぶさの模型が置いてある
展示室へ。
入り口があんまり一般向け展示室っぽくないから、ほんとに入っていいかどうか
オドオドしながらお邪魔しますと、ワオ。
中にははやぶさ関連のパンフレットや、
カプセル回収の様子の写真をプリントアウトしたものなんかが
いろいろ並べられていて、お出迎えされてる感じvv
そして、ありましたよ!
はやぶさ!!!!
まず感じたのは、「ものすごく小さい!」ということでした。
台座が目の位置より高いし、太陽光パネルが大きいから大きく見えるんだけど
エンジンや機器が入ってる箱状の本体は、本当にビックリするくらい小さい・・
感覚的には、大き目のみかん箱4つ分くらい。
こんな小さな身体で、広い宇宙を何十億kmも旅して帰ってきたのかと思うと・・
なんかもうそれだけでウルっときてしまいます。うひ。
ちなみに、↑の写真は、イオンエンジンの噴射口がついてる側。
反対側はこんな感じ。
今回切り離して帰って来たカプセルが、側面に見えます。(銅色の丸いやつ)
横から。
平日と言っても、ニュースで取り上げられたばかりなので
ぼちぼち見学者の方が来てました。
中には、一眼レフを構えた大きいお兄さんもいましたが、
大多数はご年配の女性組みやご夫婦のようでした。
展示室と言っても、多分技術者の方々がお仕事の合間に企画されたのでしょう、
建物はきれいですが洗練されてる感じはなくて、むしろアットホームでした。
子供達が、手作りの模型にはやぶさの応援メッセージをいっぱい書いて貼ってたり。
手書きツイッターとか(笑)
なんか、とても素敵なところでした。
技術者さんたちが、自分達の仕事に夢と誇りを持って一生懸命やってることが
伝わってくるようでした。
はやぶさ以外にも、JAXAのこれまでのプロジェクトの模型がいろいろ展示してあって、
普通に面白かったです。また行ったらまた楽しめると思う。
ペンシルロケットって、ほんとにペンくらいの大きさなんだね!!!
そうそう、はやぶさの機体の外側が金色なのは、塗装なのかなーと思ってたら
そうじゃなくて、薄いアルミ蒸着の膜みたいなのが巻かれてました。
なんでも、宇宙の強烈な熱変化から機体を守るためのものだそうな。
実際触れるサンプルがあったんですが、すごい薄くて軽くて丈夫そうだった。
その後、JAXAの向かいにある相模原市立博物館で
はやぶさの物語をプラネタリウム用の全天周映画にした
「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」
を見てきました。
http://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/
これがまた。すごかった。
上映は2時半から(1日1回)だったんですが、2時過ぎにプラネタリウム入り口に人が並びだし
あっという間に博物館の通路を埋めるくらいの行列になってしまいました。
平日なのに・・!
年代は、年配の方は多いけど、それでも40代くらいの方や学生さんっぽい人も結構いる。
プラネタリウムが開場すると、すぐに9割がた席が埋まってしまいました。
すごいんだなあー。平日でこれだから、土日とか無理だろ・・!
約40分の内容は、まー見事でした。
はやぶさがどういう目的で小惑星に行って、どんなことを調べてきたか、
太陽系の成り立ちと絡めながら感覚的に分かりやすいように、
またストーリーとしても感動的に、臨場感ある映像で見せてくれるんですが・・
CGが非常に精密で、立体感が凄まじい。
視界を全て埋めてくれるスクリーンの効果とあいまって、
これ3D映画だっけ?と錯覚してしまうような迫力でした。
ほんとに、真空の宇宙に連れ出されて生で見てるような感じでした。
言葉だけの説明では分かりにくい技術的な用語(スイングバイとか)も
見事に分かりやすく見せてくれて、感嘆させられました。
これは、興味ある方はゼヒ見たほうがいいよ!!
相模原じゃなくても全国でやってるので、(上映期間は各所で異なります)
ゼヒ、終わらないうちにお近くの上映科学館まで!
<16日追記>全ての科学館で上映してるわけではないので、公式サイトでご確認ください。
***
そんなかんじで、思いつきで行った割には
やりたかったことが全部できて、JAXAの人も親切だったし
本当にいい思い出になりました。全ての関係者の方々にお礼を言いたいです。
はやぶさに関して、言葉にできないような寂しさや感傷を
すぐに全部消化することはできないけれど、それでも、
行ってきてよかったなーと心から思います。
願わくは、はやぶさの後、一時的なブームにおわらずに
後継のプロジェクトや宇宙開発事業にもみんな興味をも持ってくれたらなーと思います。
( ´∀`)オマエモナー