2013年3月16日 同人誌印刷について語ったり情報交換するオフ会 ざっくりレポ (2013年3月19日)


2013年3月16日に、同人誌印刷に興味がある方が数人集まっていろいろ語ったり情報交換したりするオフ会を設けました。
何ヶ月か前にツイッターでつぶやいたところ何名様か興味を示してくださって、今回念願叶って開催の運びとなりました。

それまでも、イベント後の飲み会などで印刷や印刷所について結構話題に登ることがあって、その度に

「あー、一度こういう話をするのが好きな人で集まって、いろんな資料を見ながらそれ専門に語り合うオフ会がしてみたいなあ(*´∀`*)」

と思っていたので、今回実現することができて本当に本当に嬉しかったです。
いくら自分がやりたくても、参加してくださる方があっての会ですので、趣旨にご賛同してくださった方々には心から感謝を!
また、今回残念ながら日程の都合が合わなかった希望者の方も何名様かいらしたので、また機会が合うことを祈りつつ!
当日の楽しい雰囲気を少しでもお伝えできたらと思いまして、ニヤニヤしながらレポさせて頂きますです^^


■場所:都内某所のネットが繋がるカラオケボックス → 移動して近くの個室居酒屋へ
■参加者:5名(幹事含む)
■時間:13:50〜22:40

えーと、まず、一言で言うなら・・ あっという間 でした。
かなり長い時間(9時間ほど)やってました。後半、居酒屋に移動してからは結構関係ない話(鉄道の話とか)もしてましたが(笑)、いろいろ絡めた話ができて、同じ興味の方向を持っている人たちと話をするのはほんとうに楽しいなあ・・と、しみじみ思いました(*´ω`*)

参加者は、今回たまたま絵描き&デザイン系の人が多く集まりました。

カラオケで通された部屋が人数ちょうどくらいのあまり広くない部屋だったため、飲み物や食べ物を適宜避けたりしつつの利用でした。が、持参したノートPCの無線LANも無事につながり(家が有線LANなので、ちゃんとできるか不安だったw)、滞りなくできました。もう少し机が広かったら捗ったかもしれないけど、小さい机にみんなで顔を付き合わせてやったという点では、声も届きやすくて一体感はありました(笑) 参加者の皆様が各自持ってきたコダワリの同人誌やグッズ、資料やデータを見ながら、感想やアイデアを語り合ってめちゃくちゃ楽しかったッス。夢の様な時間でした(笑) ホント、まさにこういうことがやりたかった!というドリームそのものでした。しかし皆様、いろんな面白い本をお持ちでいらっしゃるのね・・ すごく勉強になりました。以下、自分のよわよわ記憶で覚えている範囲で書きだしてみると・・


<持参していただいた実物を見れたもの>

・様々な素材で作ったカードやステッカー、キーホルダーを作るキット(10コ単位で注文できる・単価も100円程度)に様々な素材の用紙(フィルム、シート状の木など)を組み合わせて作った物の現物。
インクジェット対応のフィルム用紙は、エッジがキリッと出るので、ピクセルデータでもまるでパスみたいな印象になる。
作ったグッズをそのまま売るのではなく、デザインしたヘッダーと台紙をつけて透明袋でパッケージすると「ちゃんと感」が出て机に並べた時の訴求力が上がる。

・同サイズで厚みがほぼ同じだけど、重さが全く違う本。
実際に持ってみると本当にびっくりするぐらい違って、紙質などをじっくり見せてもらう。

・おそらく、金色の特色インクで印刷したと思われる本。使い所を上手く活かすと高級感が出る。

・敢えて色使いを抑えて、独特の雰囲気を感じさせるセンスのある3色刷りやフルカラー。

・表2と3(表紙と裏表紙の裏側)に印刷がある本。表紙を開いた時の意外性があって印象に残る。

・本の角を丸く落とした加工の本。印象がガラッと変わる。

・箔押し部分がホログラムの表紙。やっぱり箔押しは憧れる(*´ω`*) みんな前のめり。

・表紙オンデマンド印刷でも、表面に凸凹感のある特殊紙を使うと、トナーのテカリがほぼ見えないためオンデマンドっぽく見えない。

・illustratorやComicStudioの実際の原稿データ。他の人がどんな方式やレイヤー構造で原稿を作ってるのか見学。

・多分「ベルベットPP」というものと思われる、独特の手触りのPP加工の本。
光沢はなく、見た目はマットPPみたいなんだけど、手触りがもっと柔らかくシルキーでとろけるような(?)
手に取ると「おおお」と腰砕けになるような。そんな手触り。
その手触りを活かして、表紙を美しい尻の絵にすればいいのでは。視覚と手触りの相乗効果。←

・コピー本で、表紙は箔押しが付いた市販の紙を使用したもの。背の上からかぶせるように接着してあって、ホチキスの針が見えないようになっている。

・参加者のYさんが、集合前に「秋葉原製作所」http://www.seisakujo.com/ でプリントしてきた大判ポスターと2色コピーの出力品。
大判ポスターはフチなし印刷になるので、裁ち落としを自分で切る作業は必要ない。
ただし出力操作は全部お店のスタッフに任せるので、原稿は全部見られてしまうそうだ・・
シャイなお嬢様は御覚悟の上ご利用くださいませ^^

・イベントで表示するプライスや説明書きなどは100円ショップの物でもいいので厚みのある光沢紙を使うと、色やエッジがキリッと出て、コピー用紙を使うのとは「ちゃんと感」がぜんぜん違う。


<Webでみかけたもの>

・紙のカドを丸く切り落とせる文房具「かどまる」。カードを作るときなどに便利。Rの値を変えられる「かどまるPRO」もある。

・緑陽社で行なっている、本フェチ大賞の感想
http://www.ryokuyou.co.jp/doujin/pr/compe_announce.html

・エナメル加工
http://www.print-on.jp/doujin/comic/urawaza/enamel.htm
エナメルは透明だけど、これで白濁液(笑)を表現できないか?

・プリントオンの「わくわくドキドキセット」
http://www.print-on.jp/doujin/comic/price/wakuwaku_price.htm
加工・装丁は印刷所の判断に一切お任せ、どんな本が出来上がるかは箱を開けるまでわからない・・というある意味究極のセット。みんな興味津々。
参加者のMさんが、架空の「とにかく型抜きしたがる印刷所の中の人(笑)」を完璧に演じ、その独特のキャラが参加者の間で完全に定着する(笑)
以下、ワルノリのネタなので参考までに ※実際にこういうことをされるわけではありません

表紙の一番大事なところを抜いちゃったり
抜いたところをパズルみたいにしちゃったり→はがきに感想を書いて送ってくれた人にパーツを送付するとか
表紙だけじゃなくて本文の中まで抜いちゃったり(キャラに全部鼻の穴を開けちゃったり)
本文を白の紙に銀の箔押しにしちゃったり(読めない!)
背表紙に立体で抜いちゃったり(三次元!)

→そんなにネタを膨らませちゃったら、実際そのセットで作っても全部普通に見えて肩透かしになるからやめたほうがいい(笑)
次の印刷オフまでに、誰かは試してみたい という結論に。


<現物はないが、関連する話で出たもの>

・左右どちらも表紙という本の作り方もある。表紙から読み進めると本の真ん中で話が終わる方式で、上下ひっくり返すと、もう一つの話が裏側から読める。
合同誌などでたまにあるらしい。違う話だけどストーリーがリンクしてたりすると、マジ神!ってなるらしい。

・本文を黒い紙にして銀のインクで刷ったらどうなる?黒板漫画みたいになるのかな?

・漫画作家さんで、いつも幅が半分くらいの細長い本を作る人がいるそうな。映画のコンテみたいな、独自の手法を確立しているんだそうな。

・いろいろ特殊印刷をしたいけど原稿を作るのが大変・・という人は、もういっそ思い切って表紙だけ作って、あとは本文白紙で自由帳にすればいいんじゃないか?
→「あなただけのストーリーを自由に綴ってください」など、物は言いようw 意外と流行るかも?(笑)


長々と言葉で説明されても分からないよ!と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが・・ それは、まさに「百聞は一見(一触?)に如かず」で、それこそがまさに実際に参加された方の特権でもあります(笑) 想像力で補っていただければと思います(*´ω`*) 様々な作者さんの作品が入り交じっていますので、権利の関係上写真を載せることはできませんし、撮ってもないです(笑)


全体的な感想としては・・
いやー、もう、面白かったの一言に尽きるんですが、中でもやっぱり、手触り、重さ、光沢などなど、データではなく現物でしか確認できないものをたくさん体験できたことが大満足です。今回のオフ会を企画した目的が、まさにそういうネットやデータではわからないところをいろいろ見たかったということなので、貴重なご本や資料を持参して見せてくださった参加者の皆様方に大感謝です。自分が持っていないタイプの本を見れるのもそうですし、思いもよらないような新しい着眼点に触れられることも貴重。ワクワクしっぱなしで、時間があっという間でした。
そして、他の人がどんなデータを作っているか実際に見れるのも面白かったです。
本当に有意義だったし、イメージが湧いたし、もっといろんなことがやってみたいと思えました(*´ω`*)
もっとネタを集めて、またやりたいッス!
以上、ご清聴ありがとうございました!





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