| 夜は闇、闇は蜜。後編。 |
| つい数分前まではキチンと敷かれていた布団の上に、今は浴衣を大きくはだけさせている行洋が座っている。 その光景が余りにも現実味に欠けていて、は夢を見ているのかと錯覚した。 「おいで」 行洋に招かれ、はまるで催眠にでもかかったようにフラフラと、男と同じ布団の上に進み向かい合って座った。 行洋が手を伸ばすとも自然に寄り添って唇を重ねる。 キスをしたまま、行洋はしなやかなの手を取り、そのまますっかり猛った自分の熱に導いた。 「…んっ、せん…せ…?」 触れた男のペニスは火傷しそうな位熱く、別の生き物のようにびくびくと脈打っている。 「そのまま放してはいけないよ」 触れられているのが気持ちよいのだろう、眉間にしわを寄せる表情が中年の色香を漂わせ、には言葉にならないほどの刺激となって体にしびれをもたらす。 は行洋のはちきれんばかりの幹を、恥ずかしくて直視することもできず、固く目を閉じるとキスをしながら両手で必死に奉仕し続けた。 次に行洋は、両手のふさがっているの胸にそっと触れると、少女は驚き、意に反して艶のこもった声を漏らす。 「…はぁっ、んんっ!」 行洋の指遣いに、次第にとがってゆくの胸の頂点を浴衣越しに優しく摘んだり弾いたりすると、その度に少女は身を固くした。 行洋の送る刺激に反応する度に、奉仕するの手にも力がこもってしまい、行洋も低くうめく。 が目を閉じているのをいい事に、行洋は少女の浴衣の帯をゆっくりと解き、襟を開くと引き降ろした。 は浴衣が肩を滑り落ちる感覚にビクリと反応するものの、抵抗はせずにキスを続けることしかできず。 口内では行洋の舌がの舌を執拗に絡めとり、普段では感じない唾液の甘さが媚薬のように神経系を麻痺させてゆく。 あらわになった若い肌の感触を楽しむように…しかし少しでも傷つけるのを恐れるかのように…行洋がそっとの肩から腕や腰に触れると、その繊細なタッチに感じてしまうらしく、キスをしながらも可愛らしい声をもらした。 「…せん…せ」 はもう、たまらなくなって涙目で行洋に訴える。 普段からは想像もつかないほどに欲情的な少女に、行洋の理性もおかしくなりそうだ。 行洋は足を伸ばし、その上にまたがる様に促すと、は下着を脱いで素直に従った。 かすかに引っ掛かっているだけの浴衣は、今となってはただの布だが、華奢なには艶めいた小道具となって行洋の視覚を刺激する。 手を伸ばしての泉に手を這わせると、既に内股を伝うほどに蜜があふれ、愛する男を受け入れる準備は出来ていると、若い体は訴えているよう。 「先生に見られているだけで…濡れちゃう…」 「女の子がそんな事を言うもんじゃない」 今の雰囲気にのまれまいと、必死に普段の自分を保とうとしているの強がりな台詞に、愛しさを感じて行洋は笑った。 そのまま窪みに沿って指を往復させると、の体が大きく跳ねた。 そのままその指を立てると、女の秘部はまるで喜んでいるようにヌルヌルとそれを受け入れる。 「ぁぁん…っ!や…指…は、ダメ…」 普段碁を打っている神聖な指が自分の中に埋め込まれるという罪悪感に、は涙を流した。 「…認めよう、私は昔の女と君を重ねて見ている…済まない」 は首を振る。それでもいいのだと言いたげだ。 「勝手だと思われるかも知れないが…それでも君を淀みなく好きだと誓えるよ」 「……嬉しい」 再び流れた涙をキスで吸い取ってやると、行洋は枕元に用意してあったコンドームを装着した。 その様子をじっと見ていたは照れ臭そうにはにかむと、行洋の頬に唇を寄せた。 「自分でいれてみなさい」 小さく頷くとは腰を浮かせ、すでに硬く猛った中年の肉棒に手を添えると、花びらを掻き分けるように幹を擦り付けた。 それは蜜に濡れて絡みつき、卑猥な音を奏でる。 そしてゆっくりと腰を沈めた。 「くっ…そう、いい子だ…」 の蜜があふれ出るのを食い止めるかのように、行洋の幹が差し込まれた。 想像以上の締め付けに、行洋は思わず声を上げた。 「イイよ、。熱くて…柔らかくて…」 「せん、せ…私も、イ…」 「先生ではなく、行洋…と」 「こぅよ…さんっ…ぁんっ、んっ、はぁっ」 久々に味わう若い女の身体の気持ちよさに、その体内に埋め込んだペニスがピクピクと脈を打つ。 「あぁっ、んっ…あんっ…!」 細い月明かりだけが、2人の体を映し出している。 殆ど暗闇の部屋の中で、2つの影は1つになり、怪しくうごめいた。 かすかな物音では目を覚ました。 だるい体と、なかなか覚めない脳をそのままに、暫く天井を見詰める。 なんとなく広げた手の先に、当たるはずの愛しい男が居ないことに気づき、突如思考が動き出した。 「せっ、先生…?!」 時計に目を遣ると、既に9時近い。 先に起きて、対局先に向かったのだろうが…なぜ起こしてくれなかったのかとは頬を膨らませた。 「おはようのチューしたかったのに…」 しかし起こさなかったのも、きっと行洋なりの気遣いなのだろう。 昨晩脱ぎ散らかしたままの下着を赤面しつつかき集めていると、小さなメモが指先に触れた。 「…ん?」 【道を云はず 後を思はず 名を問はず ここに恋ひ恋ふ 君と我と見る】 「堅苦しい道徳を云わず、これからのことを考えず、人の噂など気にせず、ここにこうして恋い恋う、そして互いを見詰め合う私たちなのだ…か。歌なんて、先生らしい」 慌てて書いたのであろうか、普段よりも荒っぽい筆跡が何だか愛しい。 はそのメモを大切な宝のように両手で包み、窓の外に見える青空を見詰めた。 なんて清清しくも切ない空なのだろう。 |
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行洋氏、ただのエッチ中年になっちゃった…。
ヒロインちゃんは処女じゃない設定にしちゃいました。
エッチの最中
「〜してごらん」とか「〜してみなさい」とか
少し命令チックな口調で言われるのも
実は好きなんですが…ヘンタイかしら?
最後の歌は、与謝野晶子の詠んだものです。
自分じゃ考えられませんもん…。
「禁じられた恋系」と言ったら与謝野晶子でしょ!
好きなんです、与謝野晶子。
こんなところで、ちょっとした知識が役に立つなんてね。
お久し振りです…。
半年振りの更新ですって!!!
本当にごめんなさい…。
以前設置していたアンケートやWEB拍手に
行洋氏夢を待って下さっている方が居るのだと知って
本当にありがたかったです!
こんな私の小説を応援し、待って下さっていた方々
有難うございました!
皆様のおかげで、今の私があります。
これからも、マイナージャンルではありますが
細々と続けてゆこうと思っております。
宜しくお付き合い下さい。
04/08/25