ボトルメールのえほん・えこの原案その1

えこうさぎのおはなし(仮題)

文章も絵もまだ仮です〜。

地球に住むひとたちが
夜空の月をながめるように

月に住むえこうさぎも
地球を見上げてくらしていた。

「地球の、あの青いトコはナニ?
どして青いんだろ?」

ある日、おさんぽをしていたら
見たこともないお花をみつけた。

「こんにぴわ。はじめまして、
ですよね〜?」

お花はふぃりっぷ、と名乗った。
地球ではけっこー有名なのだそーだ。

「え?地球からきたの?
どーしてどーしてどーやって??」

ふぃりっぷはへーぜんと答えた。

「それはうさぎさんにはわからないな、
きっと。。。」
ほええええ〜。

「地球て、月よりおおきいの?
あついの?さむいの?」

えこうさぎはずっとながめていた
地球について、ふぃりっぷに
たくさんしつもんをした。

ふぃりっぷはとてもものしりな花だったので
なんでも答えてくれた。

「あの青いトコはなに?」
「あれは、海だよ」
「ウミ?」

もちろんふぃりっぷも
海に行ったことはなかったけれど、
「サカナ」や「クジラ」のこと、
地球のすべての生き物は
海から生まれたこと、
たくさんの話をしてくれた。

 

 

 

ふたりは夢中になって
来る日も来る日も海の話をした。

 

 

 

「いつか地球に行って 海がみたいな。
ふぃりっぷもいっしょにいこうよ」

ふぃりっぷは言った。
「植物とゆーものは」

「種や球根から根をはやし、芽を出した
その土地で一生を終えるものなんだよ。
遠くにいきたいと考えるのは、
えこが月のうさぎさんだからだ」

その夜、えこうさぎは夢をみた。
だれかが海にボトルを投げたのだ。

「えこ、これがあればだいじょうぶだからね。
ちゃんと地球にこれるからね」

ボトルはえこうさぎの心の海に
深く深くしずんでいった。

 

朝になっていつもの場所にいったら
ふぃりっぷは散っていた。

ふぃりっぷがなぜ地球から
ここに来たのか、
えこうさぎにはやっと
わかった気がした。

 

 

土のなかに球根があれば
ふぃりっぷはまた芽をだして
花をさかせるはず。

えこうさぎはふぃりっぷの
根もとをほってみた。

 

ふぃりっぷの球根は
土の中のふかいふかいところにあった。
えこうさぎはどろだらけになって
大きな穴をほった。

そして根っこにからまるようにして
一本のボトルが出てきた。

それはマギレモなく、ふぃりっぷが
話してくれた「カセキ」とゆーものだと
えこうさぎは思った。
「しーらかんす」でも「あんもないと」でも
ないけれど、かつて月にも海があった
しょうこだ。海は月と地球をむすび、
ふぃりっぷはこのボトルにのって
月にやってきたのだ。

えこうさぎがそのことに気付くのを
待っていたかのように
ほった穴からコンコンと
水がわきでてきた。

水はみるみる大きな穴を
いっぱいに満たした。

「海だ!!」

えこうさぎは思わずとびこんだ。

 

 

長いようなみじかいような時間、
えこうさぎはふぃりっぷのボトルを
なくさないようにしっかりと両手で
だきかかえていた。
ほかのことはなんにもおぼえていない。

 

 

 

えこうさぎはいつものように
自分の部屋で目をさました。

「なんだ夢だったんだ。。。。」

ふぃりっぷのボトルを
抱きかかえて。。。

 

 

 

 

ドアを開けると
まぶしい海がきらきらしていた。

えこうさぎはむちゅうでかけだした。

 

 


 

 

「ふぃりっぷ、来たよ」

それがえこうさぎが流した
いちばんさいしょのボトルだった。

 

 

 

感想けいじばんにかきこしてして〜。

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