2013年5月26日(日)
旬は短い

金曜の晩から夜行日帰りで福島へ被災動物のお世話ボランティア、土曜日の夜中に帰宅しました。44時間起きっ放し。さすがに今日の朝は4時には起きれず。
農園についたのは朝7時半。
最初に空豆にストチュー。それからキャベツと大根を収穫。最後にスナップエンドウも収穫。このスナップエンドウですが、先週と先々週はやわらかくて美味しそうでしたが、今日収穫したものは、なんとなく硬い、また、色もなんとなく濃い感じ。やわらかくて薄い緑がやさしく美味しい旬としたら、残念ながら旬は過ぎたと感じます。
スナップエンドウの収穫期間は一月間あるのですが、旬は2週間しかないと感じました。
足しげく地産地消の野田市の『ゆめあぐり』に通ってい頂き、様々な野菜の旬を見定めてください。

春大根も薹(とう)が立ってきて、旬はとっくにすぎてます。薹がたった大根は首は太くてもその先は急に細くなってます。大根が太く育つのは、薹をたて花にそして種に栄養を送るためだと、これが大根の作戦だと感じました。

写真は実り始めのブルーベリーです、今年も楽しみです。

そうそう、薹がたった大根、生噛りしました、甘みはすこし薄くなりましたがまだまだ美味しいです。おやつには、イチゴとな生大根のおーい船形です。

2013年5月19日(日)
待ってくれない

今日は朝7時におーい船形へ到着。
即、ストチューを10倍に薄めて空豆のアブラムシ退治。ストチューを霧吹きでアブラムシにかけると、ぽろぽろアブラムシが落ちていく。申し訳ないが、農薬を使わずに育てるためだ。30分かけて丹念にアブラムシにストチュー攻撃。先週も同じことしたが、一週間経つとまた、アブラムシがそこにもここにも。来週は空豆の収穫だ、でもきっと、最初にストチュー。
ところで、何故『空豆』っていうのでしょうか。それは、さやが天を向いてるから。さやが下をむくと収穫時期だ。

そして、スナップエンドウの収穫。こいつは採っても採っても、まだ採れる。さやと葉っぱの色彩が同じなので、探せばやっぱり見逃しがある。
昨日、それなり大きくなったさやを収穫したとのことだが、今日も沢山収穫。でも、採れ過ぎだ、旬だから他の生産者もスナップエンドウを販売する。
他の生産者が出荷しない野菜は売れる。なので、旬が終わったら、そのとき実って欲しいのだが、残念ながら、待ってくれない。

写真は、サルナシの花。キウイフルーツの原種だそうで、秋に実ります。うずらの卵くらいの大きさで甘酸っぱい。楽しみです。

それと、ニンニクの試し収穫、まーOK。一月間干して、黒ニンニクを作ります。自家用ですあしからず。



2013年5月18日(土)
水やりとチャレンジパーソン

おーい船形に時々来るF氏、農業のプロだ。が、作物の育成が悪いと、云うことは一つ。「水が足りねー」。
実際、大雨の翌日に晴れると野菜も雑草も一気に成長する。水が足りないと野菜が育たないこと、なるほど実感。

今日は、ナスの植え付け。大き目の穴を掘り、水をたっぷりいれ、堆肥を二握り、その上に土を置き根と肥料が直接触らないようにし、苗を植え土寄せする。
そしてまた、その上から水を掛ける。
手順は、キャベツもブロッコリーも同じだ。が、ナスは肥料喰い、だから堆肥は二握り。

ナスの時給換算は別途、一つの苗に平均でいくつくらい実が成るか?なので。

その後、キュウリに水やり。キュウリの根はどこまで深いのか、どの程度水を撒けば根に届くのか?。素人なので分からない。明日、成長を感じることができたら、水やり成功だ。50mの畝に30分水やり、キュウリの基本その1、習得、だったらいいね。

土曜日には、ハートの修復に挑戦しているK氏が農園にくる。ようやく、仕事ができるようになり、週4日間はパチンコ屋さんで働いているという。土曜日は、なんとなく農園に足が向くという。
この農園はK氏にとって『水』かもしれない。

2013年5月12日(日)
生だいこんの甘味、週末農業クラブ

今日も朝からおーい船形でボラバイト。ブロッコリー、キャベツ、スナップエンドウ、大根の収穫。それと、ミニトマトの雨除けトンネルの骨組み設置。先週は露地もののブロッコリーとキャベツがはしりで、売れ行きが良かったのですが、今週は生産者のみなさんがキャベツ、ブロッコリーを持ち込むので、値段勝負になります。
多くの消費者は、安全より価格を優先しますので、農薬を使っている/いないではなく、安価なものが売れ行きがいいです。
ここもブレークスル―のポイントです。値段を下げるか、価値を認めて頂くか、戦略を考えねば。
一度、船形の野菜を食してくだされば野菜の甘み且つ安全を認めて貰える場合が多いのですが、まず買って貰わなくては話が始まりません。
時代劇などで、お百姓さんが大根をそのままかじっている場面を見ることがありますが、同じことを船形の大根で試して欲しい。見た目は決して良くないですが、生の大根が甘いのです。農薬を使ってないから安心して食べることができます。

大根を安心して生でかじる、そんな仲間を増やしたい。週末農業クラブを立ち上げようと考えています。区画をみんなで面倒見る、誰かが都合つかなくても、誰かがフォローし野菜を育て、収穫は皆で分け合う。そんな農業クラブを作ろうと船形のリーダーに提案しました。

2013年5月5日(日)
キャベツから考える農業収入

今日は朝からおーい船形で農作業です。収穫は昨日とほぼ同じで、キャベツ、ブロッコリーにホウレンソウ。
夏収穫のためのキャベツの植え付け、105株。
このキャベツにかかったこれまでの労力と収穫コスト予測から時間給を考えてみます。
・種まき;たぶん20分
・鉢あげ;先週作業、約一時間
・畝作り;一時間
・植え付け;一時間半
・虫よけトンネルの敷設;一時間
・収穫と販売;一個3分として、315分、5時間15分
合計;約10時間とします。
売価は一個120円。肥料、地代、パッキング、販売手数料は計で20円とすると、
収入は10500円。
時給;10500円/10時間=1050円。
これなら、まーまーでしょうか。

2013年5月4日(土)
春は癌予防野菜の旬

今日は午後から『おーい船形』のボラバイト。
ニンニクの芽(写真)、キャベツ、ブロッコリーの収穫。これらの野菜は全て、日赤デザイナーフーズの重要度中から高の野菜だ(がん予防効果の高い野菜です)。
ニンニクの芽の栄養についてネット検索をしてみると、ニンニクよりニンニクの芽のほうが栄養価が高いとあった。食物繊維があり、胃を痛める成分がニンニクの芽には無いという。ちょっと驚きです。
また、国産のニンニクの芽は殆どが青森産でなかなか出回っていないとのこと。

今日収穫したニンニクの芽は、正真正銘の国産で農薬を使わず育てました。
11袋を野田のゆめあぐりで販売です。

それと、じゃがいもの芽掻きと土寄せ。しゃがんで芽掻き、腰を折って鍬で土寄せ。かなりきつい作業です。もっと身体を鍛えなければ、晴耕雨読はできません。

2013年5月3日(金)
免疫力を高める野菜
昨日、久しぶりに献血をしてきました。成分献血を申告したのですが、予約が多く待って頂いてもいいですかと訊かれました。当然OKです。それなり若い方が多く、日本の未来も捨てたもんでもないかもしれない、なんて感じる空間の一つが献血ルームかもしれません。
で、いろいろと冊子をくれるのですが、今回は永久保存版的シールがありました。『がん予防免疫を高める野菜』。トップはニンニク、キャベツ、続いて大豆とかブロッコリー、ニンジンなどなど。
もしかすると、この辺りの野菜にこだわるポイントがあるかもしれません。
2013年5月2日(木)
田んぼの畔を見て感じたこと

兼業農家にとってGWは田植のチャンスなのでしょう。家族総出での田植は見ていてご苦労様と羨ましい気持ちと。
犬を飼いだして、日々田んぼのなかを散歩して、稲穂の成長を見るのは楽しいものです。
が、田んぼへの愛情というか、食の安全意識というか、畔を見ることでなんとなく感じることがあります。
畔の雑草が除草剤で黄色くなっている田んぼのお米は食べたいと思いません。一方で、刈払機で除草しているお百姓さんが作るお米はぜひ買いたいと思います。

晴耕雨読挑戦日記 2013年5月