世界設定(アルトネ・サージュパロディ版)
アルトネリコ・サージュシリーズベースのパロディ用独自設定。
審神者(人間)に対して、刀剣男士やこんのすけ(管狐)などはジェノムの役割が該当。
ただし、審神者は単独でも詩魔法を発動可能。このように、 意図的に本家から変更している設定もあります。

審神者設定→こちら


★世界関連
波動科学
万物は意思を持ち、「謳っている」という概念が基本の学問。
付喪神は、長年の使い手の精神波動の影響により、魂が宿った存在とされる。
精神波動周波数は種族により違い、周波数限界が人間よりも高い付喪神は、より高位の存在となる。
ちなみに純血の人間は10種類弱の波動(D波・H波・N波他)で構成されている。
地球は20数種類程度。

H波(精神波)
魂や精神力、想いを司ると言われている波動。詩魔法ではこれを使って発動する。
現在の波動科学において、詩魔法を発動するための力として研究が進んでるのはこれ。
詩魔法の発動に直接消費される力としては、
その他に3つの波動が知られているが、霊力は人間の中でも保有量の個体差が激しく、活用は十分ではない。

霊力波(生物霊波=Cs波)※語源=クリーチャー
霊力は審神者などの人間が持つ力。詩魔法の発動に使われる。
また、本丸のシステム稼動の動力としても利用されている。
似た役割を持つ波動として、その他に神力波と妖力波が存在する。
3つとも別々の波動であるが、人間が持つ霊力すら、現在の波動科学では未解明の部分が多い。

神力波(神霊波=Ds波)※語源=ディバイン
刀剣男士や星の意思が持つ波動。
神力は通常神気と呼ばれるが、神気は神独特の気配を感じる時にも使われる。
下位存在の肉体や精神に働きかけ、構成する波動を変質させてしまう作用もある。
役割自体は霊力波と近いので、刻印の働きで変換出来る。

妖力波(魔霊波=Ms波)※語源=モンスター
魔物や妖怪が持つ波動。
神力ほどでは強力でないが、下位存在の肉体や精神を構成する波動を変質させる作用を持つ。
役割自体が霊力波と近い点も同様だが、3種の波動では最も研究が遅れており、
事実上、波動科学では全く活用されていない。

大いなる意思
宇宙を生み出した存在。現在も存在している。
宇宙に満ちる全ての波動を持っている、途方もなく高位の存在。


★種族&詩魔法
審神者
詩魔法を謳って、刀剣の支援や敵刀剣への攻撃が可能。
詩魔法は、記憶結晶から精神世界内に展開して覚える方法と、自分の心で紡ぐ方法の2通り。
前者は固有の機能を用いるために覚えたりする。

刀剣男士
審神者の詩魔法によって肉体を紡がれ、顕現している。
審神者と同調する事で、詩魔法のサポートが可能。
また、彼ら自身も霊力を多く受け取れるので、早く強くなれる。

こんのすけ
審神者のサポート式神。種族は管狐。
審神者と同調する事で、刀剣男士同様に詩魔法のサポートが可能。


★詩魔法関連
詩魔法
元々は神楽や賛美歌の類が発祥。
心霊学の発展により、言霊の力を増幅する手段が客観的に実証され、波動科学と共に成立した。
詠唱中は無防備なので、戦闘中は必ず援護が必要になる。
人間の場合、知識があれば単独で謳う事もできるが、
威力を高めるには増幅器か高位存在との同調が必要となる。
半神・半妖の子孫は無意識に詩魔法の知識があるため、最初からある程度謳える。
詩魔法には霊力・神力・妖力のいずれかと精神力を消費する。

契絆想界詩
古来、神の言語とも魔法言語とも呼ばれた、星の神々などが公用語として用いる言語。
いわゆる上位種は、この言語を生まれた時から扱えるため、詩魔法を行使する事が可能。
審神者が単独で詩魔法詠唱、または刀剣男士やこんのすけと同調して詠唱する時はこれ。

LEON-4213
トロンと呼ばれる詩魔法機械のために開発された言語。
TxBIOSという外部参照サービスを利用する事で、
政府や各企業が管理するクラスドライブにアクセスし、その機能を利用する事が出来る。
サーバー内の仮想生命体にアクセスする事で詩魔法を使えるが、
扱うのが簡便な分細かい想いの伝達などには向いておらず、
上級者はより文法などが厳格な前世代言語を好む。

精神世界
ジェノメトリクス式ベース。集合無意識で同種族は繋がっている。
また、精神世界の連結(チェイン)を行うと、
別の審神者の詩魔法を使えるようになる他、理論上は本人不在でもダイブが行えるようになる。
ただし、政府はホスト側不在のダイブは認めていない。

精神世界潜行(ダイブ)
精神世界に1〜2人で潜り、精神世界内を探索する行為の事。
通常はダイブと呼ばれる。元々は、精神医学における外科手術のような治療法を求めて考案された技術。

精神連結(チェイン)
種族を問わず行える、精神世界の連結。
これを行うと、相手の同意があれば詩魔法を借り受けたり、
詠唱に用いるエネルギーの融通が出来たりする。

同調
人間と刀剣が心を繋げたり、心身が合体する行為。
段階により、テレパシーによる意思疎通が可能な程度から、文字通り一心同体まで様々。
その間は通常より強力な詩魔法を使える。
完全同調以上は心身が合体して一つになる。互いの考えも筒抜けになるため、気を許していないと行えない。
顕現時に「初回完全同調(ファーストハーモニクス)」を行い、契約が完了する。
近侍、または出陣部隊の隊長に据えられた刀剣は、その間は主人と同調状態となっており、
テレパシーのように意思疎通することが可能。また、主からより多く霊力をもらう事が可能。
完全同調では、審神者の目と髪の色が同調中の刀剣と同一になり、
一心同体では刀剣の姿が審神者と融合し、審神者の衣装が刀剣のものに変化する。

精神世界の深さ
人間は同調なしでは通常Lv9までと言われているが、
実は個人により10や11、中には15相当と、人により最大深度にはばらつきがある。
要するに高位種族との混血個体がより深い精神世界を持っているのだが、
人間向けのダイブシステムやトロンでは一律でLv9を最深部としている。
刀剣男士向けの特殊なダイブマシンの場合、Lv20程度までアクセス可能。
(例:風花=Lv13相当 若竹=Lv11相当など)


★設備・機械
トロン
真空管に似た形状をしている詩魔法補助機械。同調相手をサーバー内仮想生命体のAIとしている。
プログラム次第で様々な効果の詩魔法を発動でき、プリセット詩魔法が最初から複数封入されている。
その利便性から、持っていない人は居ないというほど普及している。
定常H波励振増幅器(シェルノサージュ管)と、
詩魔法を記憶するDHメモリなどが入ったクレイドルからなる。
半導体を用いる集積回路は、増幅装置ではなくクレイドル内に使われる。
購入後は必ず政府に利用登録し、その他必要に応じて各企業のTxBIOSサービスにも登録する。
ちなみに同調相手となるAIは、原則として同調相手に無条件で従う精神体。
この部分は変化しないものの、それ以外の部分は使用するうちにAIの個性が分かれる仕様となっている。
これによりユーザーに愛着を持たせ、使用感を良くしている。

定常H波励振増幅器
真空管に似た形状の機械。
魂や想いを司り、詩魔法の発動に使われるH波を増幅する効果を持っている。
なお、詩魔法の発動エネルギーとしては別の波動も存在する。
そのため、複数の波動を同時に増幅できる刀剣の方が同調相手としては優秀。

セントラルシステム・天守閣
本丸の心臓部に当たる管理システム。審神者の持つ精神力(H波)や霊力で稼動する。
審神者はこのシステムと同調する事で、本丸を自分の体の延長として認識し、管理できる。
専用のAIが入っているものの、こちらは都合上AIの性格が固定されており、非常に無機質。
その他、通常のトロンとの同調は厭わない審神者も含め、一部の審神者は同調感覚を嫌う。
大型の装置であるため、霊力波とH波両方の増幅機能を持っている。
ただし詩魔法プログラムの都合上、両方の同時増幅は行わない。

審神者統合管理システム・幕府
各本丸を管理する中枢システム。非常に強力な防備で守られている。
審神者のためのTxBIOSサービスは、ここから天守閣の中継施設を経由して提供される。

クラスドライブ・ジェネラル
審神者システム(審神者管理統合システム・幕府)で、最高レベルの認証が必要なクラスドライブ。
政府のごく一部の術士だけがアクセス権限を持っている。
審神者の権限より上位の権限で、本丸の操作などが可能となる。

クラスドライブ・サモナー
審神者システムで通常使われるクラスドライブ。
審神者がアクセス権限を持っている。本丸の操作が可能。
ちなみに、見習いのうちは一部制限がかかっている(ロードと付くシステムの大半が使えない)

詩魔法サーバー内蔵型人工知能・レオン(SSBAI REON=Song magic server built-in artificial intelligence)
トロンを用いた詩魔法のために、詩魔法サービスを提供するサーバーに内蔵された人工知能。
人間の同調相手となるため、人間の精神を参考に作られている。
ただしその思考回路は非常に従順で、同調相手に無条件で従う。
使用者の反応から適した応対を学ぶ自己学習型AIの一種であり、使い込むうちに性格が変わる。
肉体は持たず、精神もあくまでシミュレートしたものであるため、いわゆる魂は持たない。

詩魔法サーバー内蔵型人工知能・シング−20(SSBAI THING=Song magic server built-in artificial intelligence)
現在公用・民生用問わず広く用いられるレオンと異なり、自己学習機能を持たない詩魔法サーバーの人工知能。
初期の人工知能・シングの後継。
同調中の対話時に、非常に無機質で機械的な応対を行うため、同調感覚が合わない人間も多い。
現在、シングのような自己学習をしないAIを内蔵する詩魔法サーバーは少ない。
本丸の天守閣システムなど、一部で限定的に採用されるに留まる。
自己学習に割く演算や記憶容量を減らす事で、その分を他のシステムに力を回せる合理化・省エネが売り。
絶対にサーバー落ちが許されない堅牢な設計を求められる審神者のシステムのため、
今では珍しいこの仕様が採用された。
ただし、同調感覚が合わなければ同調深度はあまり深まらず、詩魔法の出力が抑制されるのが欠点。


★審神者業務関連
刻印(インストールポイント)
全ての審神者の腰につけられたもの。審神者紋の形をしている。
霊的分野の管理に用いられ、知識の流し込みなども行える。
刀剣男士の神気を霊力や生命力に変換する機能もあり、
霊力の消耗で弱った審神者には、応急処置としてここから補充も可能。
その際、腰が強い熱を持つのが難点。

インストール
詩魔法結晶を持ってきて呪文を唱え、展開に成功すれば詩魔法を覚える。
審神者はこれで最低限の詩魔法を習得する。


■アイテム
審神者装束
一見普通の服だが、刻印から審神者にインストールした装束結晶の波動を受け、
その姿を簡単に変える事ができる。
初期状態では、男性は白いVネックシャツに白い長ズボン、女性は白いワンピース。

装束結晶
精神世界を1階層完了すると、衣装の形を記憶した想いが手に入る。
これを精神結晶(ジェノメトリカ結晶)に封じたのが装束結晶。
使う時は審神者の体に入れる。すると結晶の想いに共鳴して、服の物質構成が変わる仕組み。

精神結晶
精神世界で生まれた強い想いを、専用の結晶に閉じ込めたもの。
詩魔法結晶も同じ結晶で作られる。



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