世界設定
世界観に関する非公式の妄想独自設定。特に断り書きがない限り、絵・漫画・小説に登場する独自設定はここにある通り。
ジャンル内で広く見かける同人設定(二次設定)も含みます。

審神者設定→こちら


★設備
・本丸
時空の狭間に存在する人工空間・浮島の一種。見た目は雲海に浮かぶ孤島。
時間の流れ方は現世と同じで、気候設定も通常は現世と連動する。
審神者の霊力で管理システムが動いている。

・万屋
通称「審神者の町」と呼ばれる浮島にある。見た目は郊外型の店舗に近い。
存在する仕組みは本丸と同様。
いわゆる色町も存在する。遊女は付喪神や式神オンリー。

・さにわポータル
政府が運営する審神者専用の総合サイト。専用端末でないとアクセスできない。
相談窓口や通販、ノウハウ紹介の他、
固定ID制の半匿名交流掲示板(さにわネット)も存在する。

・浮島(ふとう)
時空の狭間に存在する人工空間。本丸や審神者の町もこの一種。
空間形成には、時空の狭間内のエネルギーや物質を用いる。
現在は人工空間内に居る人員から一定の霊力を徴収し、環境維持に充てる方式が一般的。
様々な種類があり、本丸は歴史防衛拠点や軍事施設に用いる城塞浮島(ベース)に分類される。
現世では農産物の生産を行う農園浮島(ファーム)や、研究施設を集めた研究浮島(ラボ)、
別荘地を含めたその他全てが該当する居住浮島(タウン)がなじみ深く、
本丸の審神者のように住み込みに近い形で働く人もごく一般的。
浮島という名前の由来は、時空の狭間に浮かぶ小島である事から。

・天守閣
本丸を形成する人工空間形成装置と、搭載された管理システムの名前。
装置本体は本丸の建物の地下に存在しており、技術者以外は立ち入り禁止。
審神者でさえも本体を見る機会はない。
(機能が異なるパロ設定では構造も異なり、立ち入り可能エリアが存在する。)

★種族&術
・半神&半妖
数が多いのは半妖。半神は少なめ。
いずれも血の濃い子孫は少ないが、血の薄い個体は掃いて捨てる程居る。
これらの上位種の末裔は霊的素養が高いため、審神者にはよく採用されている。
先祖の血を刺激する行動が習慣化すると、肉体が祖先種と化す(妖魔化・神霊化)
肉体変化のしやすさは、血が濃い程顕著。一度変化すると元に戻らない。

・陰陽術
陰陽師や巫女、審神者などの神職に関わる人間が使う術。
霊力を消費して発動する。
詠唱文は術者が術のイメージに集中できればいいので、個人で癖が出る。

・呪術
その名の通り、対象を呪う事に特化した術。
相手の真名や体の一部(髪の毛・血)を用いた術が多い。
戦闘を想定した術が少ないため、攻撃手段には乏しい。戦闘での使い勝手にも癖がある。
審神者の中にはこれを悪用するものも居るので、割と恐れ嫌われがち。

・妖術
妖やその子孫が生まれつき習得している。
持っている妖力の強さに応じて、習得する術の強さも違う。
半妖の子孫の場合、妖の血が覚醒するに連れて妖力が高まり、上位の術を習得する。
場合によっては、陰陽術のように勉強して覚える場合もある。

・審神者の戦闘能力
打たれ弱く、攻撃の的になるとすぐに倒れる魔道士状態。原則的に肉弾戦は行わない。
戦闘に参加する場合、後衛から陰陽術で援護に徹する。
熟練の術師となった審神者なら、強力な攻撃術で遡行軍を倒す事も可能。

・陰陽術:掛け接ぎ
全ての審神者が習得している、無機物を修復する下位の修繕術。
これに適性がない人間は、霊力がどんなに高くても審神者にはなれない。
資源がなくても手入れできるが、霊力の消費は資源を使うものよりずっと激しい。


★審神者業務関連
・政府
審神者の管理は専門の省庁がある。
怒らせると自分達にも祟ってくる恐れのある付喪神には比較的低姿勢だが、
審神者に対しては比較的雑。
担当者の当たり外れで、人によってブラックといわれたりホワイトと言われたりする。

・ブラック本丸
政府書類上の正式名称は「重大規律違反本丸」。
政府が定めた適正な本丸運用が行われていない本丸の事。
本丸が閉鎖空間という事もあり、摘発は遅れがち。

・ホワイト本丸
政府書類上の正式名称は「優良模範本丸」。
政府が他の本丸に手本とすべきとみなした本丸。
戦績優秀・刀剣の待遇良好の二点を満たした本丸が選ばれる。ボーナスも少し出る。
ちなみに、見習い審神者は優先してこのタイプの本丸に割り振られる。

・初期刀
就任時に政府から支給される打刀を指すのが一般的。
見習い審神者など、支給刀剣を持たないものも居るので、
正確には政府に「初期刀登録」された刀剣の事。推奨刀種は、打刀以上の大きさの刀剣。
審神者を強制的に制御すべき事態に対処するため、
真名の一字を把握、刀解や連結防止の保護術など、多くの特権を与えられている。
これらの特権は、審神者制度発足後、ブラック本丸の事態深刻化の憂慮から提案された。

・審神者
正式登用年齢は16歳以上の男女だが、16歳で採用されるとは限らない。
健康診断などで見つかった適性者は研修を受け、初期刀支給の上で着任する。
召集されると拒否権は基本的に存在しないので、
審神者召集令状は赤くないのに赤紙という通称がある。

・見習い審神者
正式登用年齢である16歳未満で、才能などを理由に早期教育を受ける審神者候補の事。
指導役の審神者の本丸に、住み込みで務める。
たまに問題も起きるが、その大半は指導役によるパワハラ被害である。
研修中の鍛刀で呼んだ刀剣を初期刀とするため、政府からは支給されない。

・真名
23世紀では戸籍上の本名。これを知られると、呪術を仕掛けられるリスクが発生する。
また、歴史修正主義者側に身元を把握され、本人や周辺に危害を加えられる危険が高まる。
そのため、全ての審神者は審神者号(審神者名)と呼ばれる通称を名乗る。
刀剣男士と審神者の主従逆転や、神隠し対策という一面もあるが、
人間同士の諍いの危険の方が段違いに高いので、政府はそちらを重視している。
本来は戸籍名とは別に付けた非公開の名前(忌み名)だが、区別される例は稀。

・審神者号(審神者名)
身元を隠すために、全ての審神者が与えられる通称。
本人の特性や出身地の土地柄、好みなど、本人との関連を考慮して候補が提示される。
所属の違う刀剣男士を呼ぶ時にも便利で、「(審神者名)の加州」のように使う。

・素顔隠し
真名同様、身元をぼかすために、審神者は原則的に顔の半分または全てを隠す事を推奨される。
演練や、万屋のある審神者の町など、多くの審神者が行きかう場所では必須。
本丸では監視がないので、政府の担当者が来る時を除けば、
素顔で過ごしている審神者も少なくない。

・神隠し
神としては下位の付喪神や妖の場合は、本名をフルネームで知らないと無理。
上位の神は知らなくても出来る。

・本丸簒奪(乗っ取り)
通常、主従契約してる刀剣男士が主人の鞍替えを実行する事は稀。
刀剣自ら鞍替えを望んだ場合、十中八九元の主人に何か問題がある。

・瘴気
濃くなると生死に関わるほど生物の心身に悪い。付喪神にも悪影響が及ぶ。
刀剣男士への無体で荒んだブラック本丸には、濃密に漂っている。
妖は耐性を持っているため、影響を受けない。

・神域
神のテリトリー。支配する神の思うままに姿かたちを変える空間。
現世とは少し存在する次元が違う。
ちなみに、妖も似たようなものを構築する。こちらは魔窟・魔境と呼ばれる。

■アイテム
・術符
陰陽術の術式が施された道具。使うと術が発動する。
通常は厚みのある和紙と霊力が篭った霊墨を用いるが、
普通の紙と筆記具でも品質が並のものなら作成可能。

・審神者の武器
術の威力を高めるなど、能力増強のため、審神者は何か1つ武器を持つ。
種類は様々だが、御幣や神楽鈴、杖などの比較的神職や術師のイメージが強い品や、
とっさの護身用に短剣や仕込み武器など、持ち歩きやすいものが好まれる。


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