平成20年4月6日 加茂広域農道ツーリング!

今回は久しぶりに、かつみ君と走ろうと思い「カキツー」を6日に企画した。ところが前日にかつみ君が急遽仕事になり中止となってしまった。特にすることが無くなり、どうしようかと思っていたらRONさんからメールが来た。6日にちょこっと走りませんかというお誘いだ。何度も言うが(笑)、特に予定は無いので「いいですよー」と返信したら今度は電話で話しましょうということになり、詳細を決めるためRONさんとSOUND ONLYで内容を決めた。私はまったく知らないが加茂広域農道というのがあるらしく、そこを走らないかということだった。知らない道は歓迎なので二つ返事でOKである。そのときにわかったことなのだが、RONさんはTMAXからBMWのF800Sに乗り換えたそうだ。正直ビックリである。Taniさんとおそろいだ。しかも色まで。
で、集合場所が蒲郡IC近くのローソンということになったので、そこまでは高速で行くことにした。ETCつけてから軟弱思考がフルに発揮されている(^^;)。上社近くのセルフのエネオスで満タンにし、高速に乗り込む。
朝の東名高速道路…。名古屋方面から東京方面へ向かうと、朝から起きる毎度の日進バス停付近での渋滞が、日曜日ということもあってかまったく無い。高速が空いているからあせる必要もない。
一応、冬装備で走っているので寒くも無くマッタリだ。

あまりにも早く着きそうなのでPAに寄ってみると小ぶりだが、桜が咲いていた。春だねぇ。('A`)
売店の前には「ひつまぶし」のお茶漬けが売っていた。
うーん…美味しいのか?なんでも土産になってしまうな。

20分くらいボ〜っとしていたが、やっぱり暇なので走り出すことにした。しかしR23&R1(下道)で集合場所に向かっていたら、こんな余裕無いだろな(笑)。
通勤割引様々である。
蒲郡インターを降りてすぐのローソンに到着。
近くにいた若い男性二人のうち、一人が私を見るなり「あ〜俺も単車のりてーなー」とかしゃべっていた。でも大体そういうことを言う人は昔乗っていたという人で現在は持っていませんという人が多いのは何故だろう(笑)。ああ、そうか、現在持っている人は乗りてーという前に走ってるか(^^;)。

集合時間ちょうどにRONさんが現れた。おお、これがF800Sかぁ。Taniさんも乗っているが、乗り換えてからは会っていないのでF800Sとは初対面である。やはりパラツインとうこともあり、かなりスリムな車体だ。てゆーか、RONさんとF800Sとの組み合わせは違和感バリバリだ(笑)。なんせTMAXでの姿でしか見たことがないからね。これが当たり前の姿になるのだろう。跨らせてもらったらアップハン&ローダウンのおかげで随分と楽な姿勢で乗ることができる。あとは走ってみないとわかんないな。
とりあえずRONさんの先導により加茂広域農道に向かうことに。
9時ぐらいとはいえ、道はそんなに混んでいない。
聞きなれないF800Sのエキゾーストは新鮮味があった。
意外とノーマルマフラーの音が大きく聞こえる。最近のバイクは排ガス規制が厳しいわりには音が大きい。逆車、外車に限ってだけなのかもしれないけどね。BMWのディーラーではどう言われるのかわからないが、社外品の軽いマフラーに替えてみたい気もするが、うるさくないのがいいな。私も若くないので爆音系だと下品に感じてしまうのだ。あと細部のつくりが綺麗なマフラーもいいな。切った張った、とにかく適当にリベットだ、テールエンドは切りっぱなしだというのは好みではないしね。

前日に納車されて乗りなれていないハズなのに意外と軽快に走るRONさん。やはりバイク歴が長いので、いきなりでもそれなりに乗れてしまうようだ。ただTMAXのような小径タイヤのようにクイックに曲がろうとしすぎてか、ライン取りがちょっとキツメに思えた。
もっと大きく回ったほうが楽かもしれない。
と、いいつつも、自分もえらそうなことは言えないレベルなのだが(笑)。 (-ω-;)
RONさんも小柄なほうだが、バイクもそんなにボリュームが無いので人馬ともにマッチしているようだ。桜をわき目にビュンビュン走る。
あまりにもハイペースなので走りながら撮影しているとRONさんの後姿がマメ粒になってしまった。かといって、近づきすぎるとブレーキング時にF800Sにぶつかってしまう。片手ではちゃんと体を支えれないのでブレーキもちゃんとかけれないのだ。結局コーナーを曲がりきれなくなるしな。ニーグリップだけで体を支えきれれば良いのだが、そんなバイクの教本に出てくるような当たり前のことは、実際誰でもできるわけでもないし、ニーグリップだけで良いというわけでもない。なんせ、加重の前後左右の移動ができなくなる。そんな窮屈な走りは簡便だ。ということで、やはり走行写真は危険だ(笑)。
(なら、撮るなよ (;´Д`)ノ )

途中でRONさんがF800Sを停め、ある方向に指を刺していた。その先を見ると加茂広域農道の看板が。ああ、ここから広域農道なんだぁ…。てっきり今までも快走路だったので、すでに広域農道だと思っていたのはココだけの話だ(笑)。
写真を撮っているとZX−12Rが走り去っていく。
いくらなんでもこの12Rには追いつくことは無いと思っていたのだが、すぐに追いついてしまった。どうやら12Rは流しているだけのようだ。気分良く流しているところを邪魔してしまって申し訳ない。
広域農道に入ってからはさらにペースが上がり、まったく写真を撮っている余裕が無い。いや、じつは撮っていたのだがピンボケばかりなのだ。被写体ブレではなく完全な手ブレなんだけどね。ハイペースで結構疲れてきた頃に道端にちょうど良い広い空間があり、そこで小休憩することにした。停まってからマジマジとF800Sを見てみる。なんとリアブレーキフルードが紫だ。これって容器が紫色なんだろうか?小休憩のときにRONさんから試乗してみますかと言われたのでちょっと試乗してみることにした。観想としては、やはりアップハンのせいなのかフロントの接地感が少ないと思えた。これは乗りなれればフロント加重ぎみに走れるようになり、気にならなくなるかもしれない。あとはやはり振動だろうね。4気筒に乗っているので2気筒の振動は結構こたえる。TLともTRXとも質が違う振動だった。ただ800ccのツインということもあって、コーナー立ち上がりでのアクセルONでトルクでグングン加速していくのが楽しい。ロクエフでは決して味わえないトルク感だ。これは気持ち良い。

試乗後はロクエフに戻り、再び走り出す。
ロングコーナーだと、なんとか写真を取れるがやはりマメ粒な写真になってしまう。このあとも何度か右左折を繰り返し、つなぎ合わせていくかのように加茂広域農道を走る。正直、GPSでログ(記録)を取っているから後からどこをどう走ったのかは分かるが、1回走っただけでは普通覚えれないぞ、こんな道(^^;)。
それにしても交通量が少ないし、そこそこ路面も綺麗だ。
こんな道があるとはぜんぜん知らなかった。
加茂広域農道がどこで終了したのかも良くわからなかった。
RONさんに連れられるまま美味しいラーメン屋さんに到着。
この「あきん亭」はかなり有名らしく、例外なく私たちも並ぶことになった。この後、特に予定も無かったので気長に待つのもたまにはいいだろう。

お店の中で待つくらいまでに進んでいくと、お店の前をTMAXらしきバイクが通過する。RONさんはすばやく気づき、「あ、うめちゃんじゃないかな?」と言う。私にはそこまで判別できなかったのだが、正解だった。うめちゃんと、うめちゃんの仲間二人であった。
うめちゃんに会うのはセントレアツーリング以来だ。てゆーか、まだ2〜3回しかあったことないんじゃないかな?お互いHPやらブログやらで知っているので久しぶりという気もあまりしないのだが。
思わぬ偶然だった。
(写真センター うめちゃん)
お店の中で待っているとチャーシューの塊を沢山切っていた。
どうやらお店で出すラーメンに入れる分だけではなく、お土産用のラーメンセットの分も切り出しているようだ。お店の中は客でいっぱいなだけあって、お店の人も大忙しだ。それでも注文と、会計をしているオバサン(オネーサン?)は元気ハツラツで小気味良い♪。

で、これが「中華そば」である。色は濃い目の醤油ベースのようだ。面は細麺系でナルトの替わりにカマボコが入っている。
まぁ、私としては薄いナルトよりからカマボコのほうが厚みがあって好きなのだが。味は正直、私好みで美味しい。こればっかりは千差万別で、一概に「美味しい」とは表記できないのだが、私的には[ぐっじょぶ!」である。
さすがに八百善とくらべると物足りないが、フツーのラーメンからしてみると十二分に厚手のチャーシューである。これもまた程よい脂身があり、美味しい。ああ、また食べたくなった。平日に行けば空いているのかな?こんど平日休みに行ってみよう。
場所は瑞浪市ちかくのK66沿いだ。

中華そば あきん亭
岐阜県瑞浪市稲津町小里1267-1
毎週月曜日(祝日の場合営業)
AM11:00〜PM8:30オーダーストップ
(おもいっきりHPからの引用だが、宣伝になるのでOKだろう)

食べ終わったあとは外でこの後のミーティングである。
特に予定がないが、このまま帰宅しても早すぎるのでK66を北上しR418→R363→R257を西に向かい、道の駅稲武「どんぐりの里」で解散しようということになった。
食後のミーティングが終わった頃、うめちゃん達も食べ終わって出てきた。試乗会第二段である。こんどはF800Sをうめちゃんが試乗することになった。彼の感想はブレーキは思ったほど利かないということと、やはりツインらしくトルクで加速する感覚が楽しいらしい。
別れを惜しみつつも次の工程に移ることにした。
あきん亭を出たあとはしばらくマッタリ走行である。
市街地近辺はさすがにおとなしく走り、山道に入ったとたんハイペースモードに移行した。あいかわらずRONさんの思い切りの良い追越には感心する。たまに追いつけなくなるのだ(笑)。普通にワインディングを走る分には引けをとるつもりない。だが、普通車がからむとどうも抜くのにも躊躇してしまう。読みが甘いのだろうな。
トータルでRONさんより遅くなってしまうのだ(笑)。

R257では、途中ZR−7Sの「べぇ」さんともすれ違ったようなのだが、ソコソコのハイペースで走っていたので気づかなかった。
旧車軍団が前に現れたときも容赦なく抜いていくRONさんはすごい。10台ソコソコの長蛇の列をあっという間に抜いていく。
ほどなく道の駅に到着だ。二輪専用の駐車帯はものすごく拡張されていてビックリ。まぁ、最近は寄りもしないから結構前からなのかもしれないが。というか、下に書いてある線はいらないと思う。バイクは車種に寄って大きさがマチマチなのに合わせられるわけが無いからだ。
十二分にバイク話で盛り上がり、それぞれ家路につくことにした。
RONさんと別れた後はいつもどおりR153を南下である。
いつもどおり走っていると急に違う景色になった。まったく見慣れない景色だ。あれ?と思いつつ走っていると途中で気づいた。
ああ、これが新しい香嵐渓のバイパスか。自然にバイパスに乗ってしまうので、どこで旧道のワインディングに出ることができるのかもわからなかった。あっという間に香嵐渓を越えたところにある橋のところにでた。なるほど、これなら渋滞も緩和するのだろうか?
GWやらに通って確認しないとわかりんせんやも知れやんが。
(あ、廓言葉と三重方面のなまりが混じった)

トンネルを抜けた後、この下り坂を下りきるとR153と合流だ。
もしかしてこのバイパスがR153になるのだろうか?
地図が更新されたときに確認してみよう。
毎度の力石ICから猿投グリーンロードに乗り、軽快に走る。
さすがに時間も早いこともあってか、猿投グリーンロードを降りた後もさして混みはしなかった。にしても4月に入ったばかりにしては暑い。

あまりにも早く帰ってきたので近所のエネオスに給油するついでに堀川沿いの桜を愛でる事にした。さすがにもう散り際なのか、桜吹雪がすごい。風が吹くたびに周りが美しくなる。
寂しさと、切なさと美しさの微妙な感覚で、しばし眺めた後は相棒をコンテナにしまう為に家路についた。と、いいつつここから5分ほど走ればついてしまうが。

今日も今日とて予定外なツーリングだったが、新しい道を知ることができたし、新しいバイクを知ることもできた。RONさんに感謝である。
ついでにラーメンもおごってもらってラッキーだった(笑)。早めに帰ってきたわりにはハイペースなこともあってか適度な疲労感もあり、
なかなか充実していたのかもしれない。後からメールで知ったのだが、あの後、RONさんは本宮山スカイラインも走って帰ったそうだ。
元気だな(笑)。
さー次はどこにいこうかなー?

本日の走行距離 : 270Km
ツーリング時間  : AM7:00〜PM3:45

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