製本加工はやわかり図鑑

社団法人日本印刷技術協会（JAGAT）

品名：製本加工はやわかり図鑑
内容：B5判変型、144頁、2000年2月(初版4刷)
著者：関根房一
発行：JAGAT
価格：~~2,957~~円（税込）廃版

本書は、デザイナー・編集者・印刷営業マン・プリンティングディレクターなど幅広い層の初級者からベテランまで日常業務にすぐ参考になるようわかりやすく編集しました。

●総論編
本の誕生
まず商品の形をきめる
企画のための製本チェック
本の構造と部分名称
製本の分類方法あれこれ
時代の要請から生まれた仮製本（ペーパーバックス）
生まれも育ちも違う、上製本と雑誌製本
表紙からみた分類と特徴
目的にあわせた表紙のくるみ方

●企画編
中身と装丁は一心同体
紙の大きさと本の大きさ
書籍VS雑誌
本のとじ方が変われば、ﾚｲｱｳﾄが変わる
商品別にみた企画のための造本知識
１　単行本・全集
２　文庫本
３　教科書
４　辞典・百科事典
５　豪華本
６　社史・年史
７　絵本
８　本＋電子媒体(CDﾌﾞｯｸ)
９　週刊誌
10　月刊誌
11　社内報・PR誌

●材料・技術編
目的に合った紙の上手な選択
板紙(芯紙)の種類と利用方法
紙・板紙の厚さ・重さ
表紙材料のいろいろ
書籍の化粧道具/箔・花布・しおり
表紙の箔押し加工
本文の紙取りの基本
版掛けと折り数
変形サイズの上手な紙取り都合
印刷表紙と紙カバーの紙取り都合
表紙クロス材料の面取り都合
別丁特殊折りの寸法の出し方
紙の縦目・横目と本の関係
巻取り紙(輪転機)と紙の目の関係
版刷本の折り方の基本
機械折り(枚葉印刷)の基本
輪転機折りの基本
紙の厚さと折りの関係
折丁脱落防止のためのチェック
糸かがりVS無線とじ
経済的な中とじ製本
見返しって何
本文の特殊加工「ポップアップ」
別丁物の挿入のポイント
@函(箱)の設計法
小口の装飾あれこれ
本(上)製本の工程
仮/並・雑誌製本の工程
表面加工の基本と注意点

●製本管理編
製本仕様書の書き方
製本方式別の日程表
製本/加工材料の特徴と購入単位
製本・加工に関する原価項目と見積り項目例

●資料編
製本トラブルの原因と対策
上製本の表紙くるみ検査基準
主な製本用語英文対訳

関根　房一 (せきね・ふさいち)
1922年(大正11年)茨城県生まれ
1940年(昭和15年)石川製本株式会社入社
1952年(昭和27年)石川製本株式会社　工場長
1955年(昭和30年)小原製本株式会社　工場長
1961年(昭和36年)横田製本株式会社　工場長
1964年(昭和39年)大日本製本株式会社入社　工場長、技師長を歴任
1972年(昭和47年)より、ユネスコ・アジア文化センターの主催する出版技術セミナーに講師としてミャンマー、インドなど日本～アジア諸国のセミナーに出席。
1977年(昭和52年)大日本印刷株式会社入社、市ヶ谷事業部造本企画室勤務
1988年(昭和63年)大日本製本株式会社　技術顧問に就任
1990年(平成3年)大日本製本株式会社　技術顧問退任
1993年(平成6年)より(社)日本印刷技術協会講師を務める。関根造本技術研究所を主宰。
2000年(平成12年)永眠。

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