ミドリアマモウミウシとサミドリモウミウシの比較 2007.1.22
(ミドリアマモウミウシは2007.1.8、サミドリモウミウシは2005.12.19に撮影。
共に神奈川県横須賀市長井 荒崎の高潮帯タイドプールにて採取)
・ミドリアマモウミウシの触角は耳状
・サミドリモウミウシの触角はほとんど単純に伸びた形
・ミドリアマモウミウシの心嚢は、ほぼ卵円形
・サミドリモウミウシでは心嚢は、後ろに細長く伸びた部分がある(写真からは判別不可)
・網目のように見える緑色の中腸線の部分がミドリアマモウミウシでより密
・サミドリモウミウシでは足の前端がやや角張り、体表に膿茶色の斑点が見られる
・ミドリアマモウミウシはミル類とハネモ類を餌として利用しているが、
サミドリモウミウシのほうは、今までのところ、ハネモ類からしか見つかってない
・地理的分布の三浦半島にサミドリモウミウシが見られる
(2006.6 NO.51
うみうし通信 「ミドリアマモウミウシとその隠蔽種」平野先生の記事から抜粋させて頂きました。)
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