人を好きになるのに理屈はないように、なぜオマーンが好きかと聞かれてもうまく答えられない。「一度オマーンという国へ行ってごらん」としか言えないのだが・・・。
2002年アジア大会のオマーンの応援に、友好協会からも行くと決まったので早速申し込み、二十二名の参加者の一員として九月末、韓国へ向けて出発した。「必勝」と書いた広島名産の大しゃもじを贈呈のため、釜山のロッテホテルへ先ず行く。 待つほどに、オマーンのオリンピック組織委員会・モハマド・マバーン・アル・マアマリ会長(青年スポーツ・文化担当大臣)が昼食を終えて現れ、友好協会の福島団長と固い握手。しゃもじの贈呈。しばらく歓談が続いた後、大臣を囲んで記念撮影。 いただいたオマーンのハンジャ(短剣)と、アジア大会の五輪とを組み合わせたバッジをそれぞれ服に着け、宿舎のコモドアホテルヘ向かう。 |