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「オマ−ンでの学校生活」〜アザンビンケイス私立学校へ留学して〜

Azzan Bin Qais Private School G9 小玉 弥生

 アザンビンケイスプライベートスクール(ABQ)に来て6ヶ月が経ち、ようやく少しずつ余裕がでてきて、周りを見ることが出来るようになってきました。

 まず最初に私のクラスを紹介したいと思います。私を入れて、女の子6人、男の子9人でABQでは比較的大きなクラスです。担任の先生は南アフリカ出身のとてもいい先生なのですが、いつも私達に手を焼いているみたいです。
 新しい校舎に移る1ヶ月前に校長先生に連れられてNew ABQにみんなで見学に行き、その時はまだコンクリ-トのままの状態でしたが、とても感動しました。通い慣れたゴブラにある校舎の最後の日、6ヶ月しかいなかったけど、もう何年も通っているような気がして離れがたいものがありました。

NEW Azzan Bin Qais Private School  

 新しい校舎に移る前に、待ちに待った第11回運動会が、オマーンクラブで開催されました。
 お昼は直射日光が強すぎるので夕方の4時30分から始まり徒競走、ボール競技、ダンスなど、幼稚園から12年生まで緑組と赤組に別れ、みんな力の限り応援しました。私は緑組で緑のタスキを掛け一生懸命走ったのですが、残念ながら力が及ばず赤組の優勝で、運動会は終了しました。

  

 そしてついに新校舎初登校の日。とてもワクワクし校舎が遠くに見えたときは思わず、「すごい。」と言っていました。前の校舎の何倍も大きなもので、外壁は薄いクリーム色と濃いクリーム色で統一されており「すごい」の一言でした。朝礼の間も「早く教室を見たい。」「どういう感じなのか。」など遠足に来たような騒がしさでした。
 担任の先生に連れられて入った新しい教室は、予想以上にすてきで後ろには棚があり、各自が自分のカバンや教科書などを置けるようになっており、窓際にも棚がありそこにはクラスの女の子が持参したポプラの鉢が置かれていました。私たちは早速クラスの飾り付けをし、すばらしい校舎を造ってくれた校長先生に感謝しました。
 校舎はまだ半分が未完成ですが、この学期末には完成予定です。

                                      平成15年3月