僕は君の事を何も知らない
君への想い 高く 高く 掲げてみても
僕は君の事を何も知らない
君と釣り合う為
汚れた大人達の世界を覗き
葦の爪が激しくクイコミ
黒くも鮮明な血を流し
背伸びをしても
僕は君の事を何も知らない
知ることがデキナヰ
僕は君が見えるのに
君は僕が見えないんだね
死ぬほど君を愛している
こノ想いは生まれ変わろうとも届かなヰ
何の為にこの命は在るのか
分からナヰ
ヰまなラまだ間に合うだろか
ヰマなら普通の恋を出来るだろうか
そんなの無理にダった
だって僕は君の其の白い肌
儚イ瞳
是手で触れれば崩れそうな四肢
少し冷たい手
君のカラダ 中身全てヲ
少し汚れたその性器でさえ
愛セるのに
愛せルのに
愛せるノに
愛しているのニ
君なんか大キライだ
世界で一番大キラヰだ
お願いだから
僕よりは幸せであってくれ