月下星群 〜孤高の昴・異聞

  天上の海・掌中の星 〜玻璃清水 A
 

 

          




 それは新学期が始まって間のない、まだ桜も見事に咲き誇っていた頃合いのこと。春休みも終わって、新学期が始まって、さて…と。昼間の間、ルフィは学校の人となり、ゾロは手隙の身となった。家事と言っても毎日こつこつ片付けていれば…大食漢な坊やのための夕食の支度以外は、洗濯も掃除もさほど手のかからない代物だし。邪妖もそうそう毎日律義に大挙して現れるものでなし、まして陽の気の満ちた昼間だからまずは静かなもの。そんなこんなで暇を持て余し、先々の予定というものを考えてみたところで"はた☆"と気がついたのが、ゴールデンウィークとやらの最終日にやって来る、ルフィの誕生日のことだった。リビングの壁に掛けた、月めくりのカレンダー。どこぞの粗品ではなく、ルフィの兄の所属するアーチェリーの協会が毎年発行しているというなかなか凝った代物で。季節に合わせた配色や題材の、有名美術館所蔵の名画が毎月配され、その下には小じゃれた字体の数字がすっきりと並んでいるところへ。坊やの幼い字で"誰それの誕生日"だの"何かしらの記念日"だのと、やたらにぎやかにあれこれと、マーカーペンにて書き込まれたのは確か昨年末の話。その中にしっかりと坊やのお誕生日も花丸つきで記されてあり。だが………。
『…またサンジに頼むってのも芸がないよな。』
 金髪碧眼、長身痩躯。それはそれはエレガントな容姿振る舞いを誇るフェミニストであると同時、天聖世界随一という腕前を誇る名シェフでもあるところの、相棒の聖封さんには、これまでにも…やれバレンタインだ、ホワイトデーだという度に、坊やへのプレゼントをという御馳走作りを依頼して来たものの。それって何だか…自分からのプレゼントとは言えない代物なような気がしていて。そうかといって、何かしらしてやれるような器用さを持ち合わせてはいない自分だというのも重々承知しているだけに、
『………う〜ん。』
 どうしたもんかと考えていたその矢先。小さな邪妖の存在を探知し、浄化封印にと出向いた隣り町にて、

  《 ウェイターの短期アルバイトさん募集 》

 何となく気を引いた張り紙があったのについつい釣られて。それで…足を運んだのが彼女らの家、イタリアン・レストラン『スカイピア』である。
「アイサの父が、急な取材でちょっとばかし遠い外国に行っててな。そいで、その間の男手にって募集してたら、ゾロが来てくれた。」
 …お父さんって、もしかしてワイパーさんっていう人だろうか。
こらこら
「平日の昼間の一カ月だけでも良いかって、自分の方から勝手な条件持って来た、なんか偉そうな奴だったんだぞ。」
 そうと説明するご本人も相当に"偉そう"なものだから、
「アイサちゃん…。」
 どうやら彼女の、姉ではなく従姉であるらしいコニスが、どこかハラハラとした様子で窘(たしな)める。だが、そんなアイサを見やるゾロはというと、何だか楽しげな、微笑ましげなものを見守るような優しい表情でいて。
「ホントは夕方や夜の、いざって時の用心も兼ねてっていう募集だったんだけどもな。パガヤ伯父さんもガンフォール爺ちゃんも、それで良いよってすぐにも雇ってしまったんだ。そしたら、何故だか店が急にはやり出してな。お昼のランチに奥さんたちが、これでもかって来るようになったんだ。」
 説明しつつも下の段のバニラのアイスを何とか制覇して、スタンドから外したコーンをパリパリと齧り始めた小さな王女様に、
「…ふ〜ん。」
 こちらはチョコバナナのクレープを齧りつつ、ルフィが微妙な相槌を打つものだから。
"おや。"
 何かしら気づいたらしいゾロだったが、それを追おうとしかかった間合いへ、

  「あのな。この町に来たのは、実はとっても大切な目的があってのことなんだ。」

 不意に。小さなアイサが鹿爪らしい顔になってそんなことを言い出した。
「アイサの水着を買いに来たんだろ?」
 さっき聞いたぞとゾロが口を挟むと、
「違うのっ。」
 いきなり声を張り、むんっと眉を力強く逆立てて、席から立ち上がりまでして言い返す彼女であり、
「水着を買いに来たのはカモフラージュで、ホントは…。」
 ちらっと。向かいに座る緑髪の青年の顔を見上げて、
「ゾロに会いに来た。」
「…はい?」
 短い一言の意味をすぐには理解できなくて。改めて咀嚼しかかったそこへ畳み掛けるように、
「またバイトに来てって頼みに来たんだ。」
 幼い王女様は、それは真っ直ぐな眼差しをゾロへと向けて来た。
「夏休みだからさ、ゾロも暇になってるんじゃないかって。他でバイト探してるかもしれないから、どこかに決まっちゃう前に、またウチへ来てもらおうって。そう思って会いに来たんだ。」
 幼いお顔を、だが、きりりと引き締めて。人事担当の立派なお仕事だと言わんばかりの態度でいる彼女であり、
「アイサちゃん?」
 こんな事情があってのこととは聞かされてはいなかったらしく、傍らのコニスもキョトンとしているばかり。いきなりのこの交渉だったが、
「ダメだな。」
 ゾロからの答えは、迅速にしてあっさり簡潔。
「なんでだ?」
「あん時は大急ぎで金が要ったから、それでやることにしたバイトだったけどな。今はそういう必要に迫られてない。」
 明快に応じて、そこへと、
「それに、もともとはウェイターなんて要らない店なんだろ?」
 そんな一言を付け足した。アイサも言っていたように、本当は用心棒を兼ねるような、男手がほしくての募集だったらしいのに。アイサの言いようを借りれば"自分の方から勝手な条件持って来た、なんか偉そうな奴だった"ゾロの、言葉にはしなかった窮状を察してくれて雇ってくれた…という雰囲気だった。
「でもな、あれから女の子の客が増えたし、よく訊かれるんだ。あのウェイターさんはもう来ないの?って」
 お願いだようと、今度は懇願というお顔になって話すアイサであり、
「ゾロ、愛想は悪かったけど凄くカッコ良かったからな。カフェエプロンとか似合ってたし、オーダー運ぶのも、何か凄い軽々って感じがしててサ。」
 日頃はTシャツだのトレーナーだのっていうラフな格好か、若しくは真っ黒なシャツという胡乱
うろんな恰好ばっかりしているゾロだけれど、
"…そりゃあカッコいいだろうさ。"
 実際には見たことないルフィだけれど、易々と目に浮かぶ。大柄だがバランスの取れた肢体は、純白のシャツのかっちりとしたラインを肩や背中に凛々しく保って、それはシャープによく映えたことだろうなとか、漆黒のベストスーツと長いめのカフェエプロンという"ウェイタースタイル"も、こんなに長い足とぎゅうと引き締まった腰も高々と、それは決まっていたに違いないとか。頼もしい大きな手は無駄なく機能的に動くから、きびきびと気持ち良い見栄えだったことだろなとか。
"そっか。クラスの女子が言ってた"スカイピア"のカッコいいウェイターって、ゾロのことだったんだ。"
 実は…ルフィの耳にまで届くほどの噂にもなっていた。ゾロが平日の昼と限ったのは、ルフィが学校にいる間だけしか体が空けられないという意味だったのだろうけれど、部活を続けてるルフィと違って"帰宅部"の生徒たちなら、ゾロのバイト姿を見られる時間帯に店にも行けたことだろう。緑の髪の背の高い男の人と聞いても、おしゃれなピアスをしていてねと聞いても、それがゾロだと繋げられなかったのは、そんな素振りも見せぬまま、坊やの帰りを毎日々々、食事の支度も万全に整えて待っててくれた彼だったからだ。
"あのチケットを買うのにバイトしてくれたんだろうな。"
 お誕生日に観戦しに行ったJリーグのデイゲーム。とても嬉しかったし楽しかったし、初めてのアルバイトして準備してくれたっていうのが大感激だったんだけど。
"どこで何してっていうの、そういえば訊いてなかった。"
 自分の方だって関心を寄せなかったのだから、ある意味ではお相子なんだけれど。何てのか、何だかちょっと。

  "………うう。"

 つまんないなって思った。そりゃあゾロにも友達が出来て良い筈なんだけど。天聖世界の人たちばっかじゃなくって、人間世界の知り合いがいたって良い筈なんだけど。それが自分の知らない人だって言うのが、何だかちょっとだけ…つまんなくって。もう氷だけになってたソーダを、ストローで"ずずう"って啜
すすってお口を塞いで。俺は関係ないお話だしって黙って成り行きを見ることにしたルフィである。
「なあゾロ、バイトに来てよ。ゾロに逢いたくて来てるってクチのお客さんが来なくなっちゃうよう。」
 アイサにしてみれば、そんな気がして危機感を覚えて、それでの交渉に来たらしいのだが、その当時者たるゾロはといえば、
「あのな、アイサ。」
 小さく小さく苦笑してから、諭すようなゆっくりとした口調になって。
「ルフィが言ってたが、TVの取材が来るくらいで、店の方は今でも物凄くはやってるんだろう?」
「うん…。」
 素直にこくりと頷くアイサへ、
「俺がいたのは正味二十日ほどのことだ。それが理由ではやっているとは思えない。」
「でも…っ。」
 それを機に客が増えたのだからと、彼女は彼女なりにちゃんと観察し、洞察して考えて、その上で判断したことなのだろう。それを言いつのろうとしたアイサの機先を制して、

  「パガヤさんとかガンフォールさんとかの作る料理が美味しいから。
   それで、取材が来るほど はやっているんだよ。」

 マダムや女の子たちのお目当て…とやらのウェイターが姿を消してもう3カ月も経つ。それは短いスパンにて、流行やらブームやらが様々に移り変わるこの昨今。ほんの一カ月、それも昼間の短い時間帯にしかいなかった幻のような存在に、こうまで固執出来るほど暇な人たちではない筈で。それなのにまだまだ繁盛し続けているのは、切っ掛けは何にせよ、料理の美味しさがお客たちの気持ちを捕らえて離さないからに他ならない。
「ふみ…。」
 筋の通ったゾロの言いようもまた理解出来るらしき賢い子供。ちょこっとしゅんと肩を窄(すぼ)めたそんな彼女に、
「お客としてなら行くこともあるかもしれないし、調子の良い話だがまた金が要りようになったらこっちから頼みに行くかもしれないけどな。」
 そんなような…ちょいと調子の良い言葉を掛けるゾロであり。これにはさすがに、

  「もういいっ。ゾロなんか大っ嫌いだっ!」

 とうとう臍を曲げてしまったアイサであったらしい。







            ◇



 まだどこか、不承不承という雰囲気がありはしたものの、仕方がないの、無理を言ってはいけないわとコニスが宥めて、何とか"判った"と頷いたアイサではあったが、その後はずっと黙りこくったままであり。
「本当にすみませんでした。」
 店を出てから駅までの道、二人を送って行くことになって。いきなり押しかけて、こんな無理を言ってしまって…と、コニスがゾロへと謝っている間、お子様二人は てってと先に足を運んでいて。特にアイサが、やはりどこかで納得が行かないのか、むうっと膨れたままに足早に行くのをルフィが見失わないように追っかけて。
「なあなあ、アイサ。」
「なんだ。」
 突き放すようなお返事に、ちょびっとだけ困ったような顔になりつつも、
「お前、ゾロのこと、好きなんだろ?」
「………。」
「そうじゃなきゃ、わざわざ逢いに来たりしないもんな。」
 子供は子供で忙しいんだもんな。夏休みなんか特に大変なんだ、ホントだったらこんなこと、大人に任せて放っとくよなと、うんうんと頷きながら声を掛けていると、
「あのな。」
 切りそろえられたおかっぱの、つややかな黒髪の下、うつむいたことで細いうなじがあらわになって。もっと細くて頼りない、小さな肩の向こうから、
「ゾロってなんか、アイサの父に似てるんだ。」
 少女の小さなお声がぽつりと、そんな一言をルフィにだけ聞かせてくれた。嫌いだなんて言っちゃったのだって、それまでは好きだった気持ちの裏返し。ルフィが言ったその通り、そんな人でなきゃわざわざ逢いになんか来ない。
「雰囲気もそうだし、何にも言わないで、とっとと勝手に何でも決めちゃうとこも。今度の取材だって、いきなり出掛けちゃって。…あ、アイサの父は"きこーぶん"っていうのを書いてるんだ。」
 恐らくは"紀行文"のことだろう。どうやら彼女のお父さん、ライターさんであるらしい。
「ゾロもやっぱりぶっきらぼうな奴だけど。アイサのこと、からかいながら一杯構ってくれたから。」
「そか。」
 才気煥発、大人みたいに気の回る、おませでお転婆な女の子。でも本当は、お父さんが遠くに行ってて、傍に居ないのが寂しくて。そんな正直な胸中を話してくれた女の子に、
"………。"
 最初は、ゾロんこと連れ出しに来た嫌な子だって思ってたルフィだったけれど、何だかちょこっと…気持ちが揺らいで。

   「ごめんな。」

 ルフィは、彼女の背中までのその距離を保ったままにて、静かな声を静かに紡いだ。
「あんな。こんな言い方は偉そうだけど、ゾロは俺の傍にいなきゃいけないんだ。」
「………。」
「俺、お前より兄ちゃんだけどさ。俺も、父ちゃんも兄ちゃんも外国行ってて一人で住んでるから、ゾロ、俺の傍にいなきゃならなくてさ。」
 ホントはそれはそれほど重要な理由じゃないんだけれど、邪妖のことは説明出来ないから。
「夏休みって、俺も学校なくって、一日中、家にいるだろう? それで、ゾロはバイトに行けないんだ。」
 ゾロのせいじゃないんだと。言い訳に過ぎないけど。それに"部外者に言われたってな"って、自分でもそう思うと感じつつも。それでも何だか、ゾロのために何か言わずにはおれなくて。ホントはやさしくて良い奴なのにさ。誤解されてるのって何だか居たたまれなくて。それでと紡いだ拙い言葉。小さい子相手に、いかにも言葉の足らない説明だったけれど、

  「………お前、何て言うんだ?」
  「んん?」

 いつの間にか。アイサはこっちを向いていて、
「名前だ。アイサの方だけ名前知らないのは ふこーへーだ。」
 そういえば。紹介が中途で途切れていたなと思い出す。
「そだな。俺はルフィっていうんだ。」
 ニカッて笑うと、アイサもまた、負けずにニカッて、力強く笑って見せた。口許を真横にほころばせる、何だかルフィとよく似た笑い方をする子だった。





 自動改札機の並ぶ構内への入り口。もう何度目だか判らないくらいに頭を下げたコニスの傍ら、自分の切符を改札機に突っ込んで、さっさと駅の中、入ってしまったアイサだったが、
「ゾロっ!」
 プラットホームに続く階段の手前、くるりと振り返ったそこからいきなり大声で名前を呼ばわった彼女であり、

  「ゾロんことは嫌いだけど、
   ルフィと一緒になら、またお店に来てもいいぞっ!」

 小さなお口に両手でメガホン。小さいのに偉そうな王女様は、やっぱり偉そうなそんな捨て台詞を残して、たったかとプラットホームに足早に消えて行ったのだった。












 とんだお客様との遭遇になったお昼時。駅舎の壁に高々と掲げられてあった時計は、とうに正午を過ぎた時間を指していて。お腹空いたろう、早く帰ろう、ご飯にしようなと、家までの道、ほてほてと帰る二人連れ。途中で再び通ることになった商店街でカレー用のお肉とコロッケを買い、揚げ立てコロッケは1つだけその場でルフィのお腹に収まって。

  「………。」

 何だか微妙な沈黙を、ゾロの側からは破れずにいる。彼には初対面だった女の子たち。別段隠していた訳ではなかったが、ああまで屈託のない言葉を交わすほど親しい相手を、ルフィは全く知らなかっただなんてのは、やっぱり何となく面白くはなかろうなと。途中から…遅ればせながら気がついたゾロであり、
"だからったって、なあ。"
 自分の行動の一から十まで。全てすべてをいちいち報告するというのも、それはそれで何だか妙なもの。こういう時にうまく場を取り繕えない不器用者。どうしたもんかと気に掛けつつも、ちらりと見やった坊やの横顔は、何となく…さっき膨れて見せた少女の面立ちにどこか似ていて。正しくは、あのアイサに向こうの店で会っている間、その無邪気な様子が何かとルフィのやんちゃぶりに重なったものだから、それでついつい手が空くと構っていたよなと思い出す。そんな間合いへ、

  「俺さ、自分で自分に自信つけることにしたんだ。」

 短く色濃い自分の陰を足元に黒々とまとわりつかせつつ、ルフィはそんな一言を不意に口にした。
「柔道でも良いんだけどさ、それだけにこだわんないで。何かで凄げぇ奴になる。世界一凄げぇ奴になる。」
 あまりに唐突な内容に、されど、思い当たることは重々ある発言だからと、
「………。」
 聞く姿勢を取って口を挟まないゾロであり、それが判ってか、
「邪妖にはやっぱり、生身の俺ではどうすることも出来ないんだろ? それは仕方がないことだし、ちゃんと専門家のゾロがいてくれるんだから任せる。そいで。俺は俺にしか出来ないこと探す。」
 ルフィはそうと続けると、
「だからさ、ゾロはそんな俺の傍に、やっぱりいてくれないと困るんだからな。」
 にっかりと。盛夏の陽射しにも負けないほどくっきりとした笑顔になって、大好きな精霊さんのお顔を見上げて来た。ふかふかの頬に丸ぁるいおでこ、琥珀の眸もきらきらと、あんまり目映いお顔だったものだから、
「ああ。」
 ついつい見とれて短いお返事しか出来なかった破邪様であり。そんな曖昧な返事には、当然のこと、本気で聞いてないと"むむう"とばかり坊やも膨れて、
「ホントなんだからな。」
「はいはい。」
「真面目に聞けよう。」
「聞いてるってばよ。」
 風に躍って撥ねている、坊やの柔らかな髪をもしゃもしゃとまさぐって、
「熱っついぞ、お前。早く帰って冷やさんとな。」
「ゾロ〜っ、聞けってばッ!」
 どこまでが"ボケ"で、どこからが照れ隠しなのやら。どこかで鳴いてるクマゼミの声も蹴散らして、小走りになった二人、元気に家までのダッシュをかける。アスファルトの上には弾む陰が二つ、つかず離れつ楽しげに躍っていて。お元気な二人、やっとやって来た真夏も、思う存分楽しんで過ごしそうな気配満々である様子。とりあえず…陽盛りではお帽子をかぶろうね?
(笑)






  〜Fine〜  03.7.26.〜7.27.


  *カウンター 95,000hit リクエスト
    ひゃっくり様『ゾロの"初めてのアルバイト"って?』


  *ルフィのBD企画で、
   このシリーズから書きました『青颯風炎』の中。
   坊やへのプレゼントにと
   Jリーグのチケット代(&交通費やら雑費やら)をゲットするため、
   初めてのアルバイトをした破邪様だと書いて………。
   そのままになっておりました。(おいおい)
   リクエストいただくまで、これという設定を考えてもいなかったので、
   随分と"あーでもない、こーでもない"と考えたのですが。
   こ、こんなもんでいかがでしょうか?

  *ところで。
   随分と書き進めてから気がついたのが、
   アイサちゃんはもう出したって事でして。
   すいませんが『夏暁雲峰』に出て来たキャンプ場の女の子の名前、
   アイサではなく"アピス"に変更させて下さいませです。
   (実は同じミスを既に他でもやらかしている筆者である。)
   こっちに書いてみた彼女にしても、
   どういう子なのか良く分かってない辺り、かなり凶悪なことしてますが、
   女の子のキャラが少ないんで、どかご容赦を。A^^;)


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