あめ・あめ・あめ
 

 空も海も一緒くたに塗り潰す、闇色の夜の帳とばりが音もなく去って。いつの間にか、空の色が徐々に徐々に白々と、明るい色合いへと照度を上げてゆく。どんよりと鈍い、いかにもな"曇天"を思わせる色合いだが、これはまだ陽が出ていないから。いわゆる"黎明"、青の刻。この時間帯には共通の空の色。波も至って静かなもので、小さな小さなキャラベルは、時々いたずらな波に遊ばれては小さく揺れるくらいで、クルーたちの眠りを掻き乱すこともない。そんな静かな朝ぼらけの中、
"風良し、気温良し…ってか。"
 朝一番に甲板へと姿を見せたのはいつものようにシェフ殿で。夜は翌日の仕込みをしてから一番最後に寝る彼だのに、まあまあ健康的な働き者であることよ。キッチン前のデッキにて、細身の体を"う…ん"と大きく伸ばしてから、まずはと寝起きの一服。紙巻き煙草を唇に咥わえ、マッチを取り出し火を点け…ようとして。
"…ん?"
 一発で点かないその感触に、青い眸を見開いてから…細い眉をきゅいと寄せる。も一度擦るとマッチは無事に点いたものの、
"…ふ〜ん。"
 頭上に白く開けた黎明の空を見上げ、何にか感慨深げな顔をする。

  "今日のメニューは、めりはりのある味付けの、こなれの良いのがベストかな。"

 ほほお。して、そのココロは?




            ◇



 我らが"ゴーイングメリー号"の誇る天才シェフ・サンジがマッチの点き方から気がついたのは、今日の天気だ。こちらもやはり天才肌の航海士として、天性の勘を鋭く働かせるナミという"人間水銀柱"がいる船ではあるが、大雑把な予想ならば…海上生活が恐らくはロビンに次いで長いサンジにも、それなりに察するための知識や勘のようなものがそれなりに備わっているというもので。

  「…誰〜れが"人間水銀柱"ですって?
(怒)
  「それと、女性を年令の引き合いに出すんじゃねぇよ。
(怒)

  すびばせん。
(泣)

  「あらあら、大変。」
(にっこり♪)

 …話を戻そう。サンジがピンと来たのは、天気が大きく崩れるなという感触へ。錨を降ろしていた係留中に感知出来たということは、進行方向からやって来る低気圧とその湿り気に覆われそうだと、その先触れに気づいたということ。係留中というのは陸にいるようなもので、天候の変化も当然向こうから来る。決まった海域にほぼ固定されていた海上レストランにいたサンジは、海上という日頃からも当たり前に湿度の高い場所にいながら、そこへ更に加わる微妙な加湿のバランスを感じ取れるらしい。
「コックの基本ですよ。気温や湿度も、料理の味付けとか火加減なんかに微妙に関わることですからね。」
 さすがはイーストブルーのナンバーワン・シェフ。そして、
「この雨だけのようだから、そんなに心配は要らない気圧配置のようよ。」
 彼らはグランドラインという魔の海原の上を"航海中"の身の上であるので、何となれば…こちらからわざわざ気圧の谷や境目に突入してしまう、そんな進路を取ることにもなりかねない。何せ此処ではログポースが示す指針だけが頼り。
《それじゃあ、いったん南へ大きく迂回して…》
などという航路変更は、基本的には出来ないことになっている。現に今も、ログポースの指針に従ったがため、進行方向からやって来た低気圧さんへ真っ向から突入というコース取りになってしまったものの、それは"このくらいの規模のものなら大丈夫"という、ナミからの"お墨付き"あってのことだ。
「そうね…この雲の流れと潮の速さから見て、昼下がりには上がるわ。」
 勿論。馬鹿正直に もしくは闇雲にログポースにばかり従うのではなく、先に述べたような…大外回りにコースを工夫してハリケーンやら渦潮やらを効率的に避けるというテクニックだって、彼女にかかればお手のもの。いくら普遍的な羅針盤が使えない"地場嵐"吹きすさぶ魔の海でも、彼女ほどの上級者なら、そのくらいの航海術はこなせて当然というところかと。何だか前置きが長くなったが、つまりは…朝陽はとうとう拝めぬままに、朝からしとしとと こぬか雨の降りしきる、雨模様の一日と相成ってしまった訳である。
"………。"
 海上での雨は鬱陶しい事この上もない。これが昔なら、嵐にならない規模の降雨は真水の補給が出来るのだからと喜んだものだろうが、今や"淡水化装置"があるのでさほど逼迫はしていないし。となると、湿度が増すばかりで気も滅入る。
"…雨か。"
 ナミのいたココヤシ村は、どちらかというと南国気候。基本的には雨も少なく、オレンジやオリーブの栽培に適した、からっと乾いた土地だったが、時々思い出したように豪雨に襲われることもあったりした。そうなると女子供だけの手では畑も守り切れなくて。収穫間近いみかんが、風と雨に殆ど持っていかれた、悔しくて悲しい目も何度か見たなと、ふと思い出したナミである。
"…ノジコ一人に任せっきりになっちゃってさ。"
 ベルメールさんが亡くなって、自分は苛酷な誓いを叶えるためにと泥棒稼業に村を出て。そんな風にばらばらになった自分たちだのに、それでもみかんは毎年変わらずに実った。ただ一人、ベルメールの遺志を継ぎ、ナミの決意も村人たちの真意もその両方を知りながら、ただ黙って"帰る場所"であってくれた気立ての良い姉。この船にナミが積み込んだ鉢は、その彼女が手入れを重ねた若い株。ナミにとっては大切な大切な宝物だ。
"根腐れしなきゃ良いんだけど。"
 ちょうど頭上をちらっと見上げ、そんなこんなを思う航海士さんである。その一方で、
"バラティエでも、雨が降ると暇になって鬱陶しかったよな。"
 何も予約客ばかりを扱っていた訳でなし、閑古鳥が鳴くとまではいかなかったが、それでも客足は自然と落ちた。海の雨は単に鬱陶しいばかりでなく波も荒れるため、陸の雨より始末が悪いからで、手持ち無沙汰になり、鈍色の海と空を睨んでたもんだと思い出す。
"…ま、そうそうアンニュイにばかり耽ってもなかったが。"
 まだまだ子供で基本から叩き込まれていた頃は、そんな風に少しでも手が空けばゼフからあれやこれやと課題を出されて練習させられた。コンソメスープを作ってみたり、ガラムマサラやブーケガルニといった基本の調味料や香料の配合を、鼻と舌へと教え込まれたり。不合格だと必ず蹴りが飛んで来たし、まま及第点であっても褒めてもらえたことはなかった。後々で気がついたことだが、ゼフの側でも誰かに"でかした"と褒めた覚えがなかったらしくて、
"だからってなぁ。"
 感受性の豊かな子供時代に、一度くらい優越感味あわせてほしかったよななどと。実を言えば…ゼフの不器用さに気づいて苦笑した青年が、そんなことを思い出してみたりしている。
「皆はどうしているの?」
 このところの陽気から早々と初夏向けの肩出しスタイルでいたナミも、湿気のせいか何だか肌寒いらしく、今日は大人しめの半袖プルオーバーにスカートというスタイル。相変わらずに読書に勤しむロビンと向かい合うように、こちらは航海日誌をまとめていた彼女の言葉へ、
「確か、ウソップとチョッパーは階下
したで何やら研究中でしたよ。」
 サンジが麗しきレイディたちへとホットオレンジを出しつつ応じた。このキッチンの真下は作業室。ウソップの特別工房を広げたり、チョッパーが常備薬を大瓶に漬け込んでいたりする場所である。
「あとの二人は…あそこでしょう?」
 ロビンが目線で示したのは、丸い船窓から見えるメインマストのやや上方。角度的にそのものが見える訳ではないのだが、
「ああ。そういやゾロが見張りでしたね。」
 サンジが唇の端っこで火の点いていない煙草をピンと跳ね上げて、
「しゃあねぇな。」
 小さく呟いたのは、
"きっと剣士さんと一緒にいる船長さんへ、お十時を持ってくのね。"
 この雨ん中ってのは難儀だなぁと。そう思った彼だと、これまた見抜いたレイディであった模様。




            ◇



「…おい、チョッパー。」
「なんだ?」
 小さな丸い船窓に張りつくようになって外を眺めているトナカイドクターへ、ゴーグルを降ろして何やらトンカンと作っていたウソップが声をかけた。
「何だよ。何か見えんのか?」
 さっきから薬の配合もおっ放り出して窓に張りついたままな彼であり、緋色の山高帽子の縁がガラスに当たってすっかりへしゃげている。で、訊かれて、
「雨が見えるぞ?」
 そ〜れは素直に答えたものだから、ウソップは"やれやれ"と言いたげに肩をすくめて見せる。
「まったくもってお前はお子ちゃまだよなぁ。雨なんてそうまでして見るほど珍しいもんかよ。」
 いくら新米海賊だとはいえ、この海賊団の一員となって随分になる彼だ。結構な荒波に揉まれて来た筈で、それが…嵐や竜巻などならともかくも、こんな普通の雨にかぶりつきになるほど見とれてどうするよと呆れたらしい。だが、
「だってさ、オレ、あんまり雨って見たことないんだもん。」
 丸っこい角の先をこつこつと窓ガラスに当てて、チョッパーは何とも愛らしいお声でそんな言葉を返して来た。
「…なぬ?」
「だからさ、オレのいたドラムでは雪ばっかり降ってたからさ、雨なんて見たことなかったんだ。」
 極寒の島、ドラム。一年を通して雪ばかりが降る島で、降らなくとも曇天止まり。晴れる日さえ珍しい土地だった。
「アラバスタのあの最終決戦の日にサ、広場で降り出した雨が、初めてずぶ濡れになった雨だったな。」
 楽しそうに"うふふvv"と笑う小さなトナカイさんへ、
「………そか。」
 成程なぁとウソップも感じ入る。自分にはさして珍しくもない雨が、彼にはまだ数えるほどしか見たことのないもの。そういえば、ルフィが雪を見るといつもいつもはしゃぐのも、生まれ故郷のフーシャ村では降ったことがないからだと言っていたっけ。

  "雨か…。"

 ウソップにしたっても、最近の雨の思い出と言えば、あの凄絶な戦いの終焉に降りそそいだ驟雨の記憶が一番鮮やかではあるけれど、

  『俺は雨の日は一日中忙しいんだよ。だから…。』

 丘の上の瀟洒なお屋敷。手入れの行き届いた緑あふれる庭に面した、とある二階の窓を思い出す。涼やかな風に純白のカーテンがそよぎ、綺羅らかな木洩れ陽を招くように開いていた窓。小石をこつんとぶつけると、可憐な少女が待ち兼ねたように顔を出し、ウソップが繰り出す…まずはあり得ない荒唐無稽なホラ話を毎日楽しみに待っていた窓。そうなるまで相当に骨を折った愛しい窓。けれど、雨が降る日もガラスの向こう、白い影がそわそわと動くのが見えたものだから。ウソップはその日は小石を放らなかった。そして翌日、まだ黒く濡れたいつもの足場の木に登り、

  『昨日一日待ってたって?
   馬鹿だなぁ。
   俺はな、雨の日はあちこちから頼られて、助けを求められて忙しいんだ。
   だからさ、雨や雪、強い風の吹く日は朝からずっと手が塞がっててな。』

 たちまち"しょぼん"と細い肩を落とす白いお顔へ、

  『だからさ、いいな? そんな天気の日は窓にも寄るな。』

 体を冷やすぞと、そこまで言ってはバレバレだから。偉そうに踏ん反りかえって、わざと命令口調で言って聞かせた。………もっとも。そんな指示の真意なぞ、カヤにはすぐにも知れたそうであるらしいが。
"………。"
 チョッパーの話があんまりにも可愛いものだったせいだろう。懐かしいこと思い出しちまったなと、ウソップ博士、くすんと笑った。
"それにしても…。"
 雪国でも珍しいその"雨"を、選りにも選って砂漠の国に三年振りに降った雨で初体験したとは、何とも豪気なトナカイさんであることよ。
こらこら
「やっぱり不思議だなあ。」
「だから何がだ。」
「だってさ。」
 やっとこ窓から身を離し、戻って来たムクムクふかふかな毛並みの船医さんは、
「理屈は一応判ってるんだけれどね。そいでもさ、綿みたいな雲からお水が降ってくるのは、やっぱり何か不思議なんだ。」
 目を細めて にこぱと笑う。
「小さい頃はサ、曇って雪の塊りだって思ってたからな。お水を含んでいるんじゃあ、重くて浮いてられないだろうにって思えてさ。」
「…成程なぁ。」
 ウソップ、再び感心す。
"雪国の生まれだと、そこまで違うんだなぁ。"
 綿みたいだという感じ方は同じなのになと、ふ〜んと思いながらも、
「お前は今でも"小さい"だろうが。」
 開いた手のひらの裏、甲の側で叩
はたく真似をしながら、しっかり突っ込むのは忘れない。途端に、
「何だとー、俺は今は大きくだってなれんだぞー。」
 むんっとむくつけき青年バージョンの人型へと変化するチョッパーへ、
「馬鹿野郎っ、ただでさえ鬱陶しいのにそんなデカくなるんじゃねぇ!」
「言ったなーっ。」
 こらこら、詰まんない喧嘩はおよしなさいって。









            ◇



 囲いの上へ雨よけの幌
ほろを巡らせたものの、見張りという"お役目"上、すっかり覆う訳にはいかない。前方にだけ隙間を開けて、一応は辺りの気配を窺って…という"見張り"なのだが、
「………ルフィ。いい加減、下に降りな。」
「やだっ。」
 湿気は多いわ肌寒いわ。しかもしかも、雨合羽の代わりの長っとろいマントを羽織っているがために、ただでさえ狭い見張り台は何だかごちゃごちゃといつもより手狭だ。
「お前は当番じゃなかろうが。」
 このくらいで風邪を拾うような柔な奴ではないと、そこは重々知ってるけれど。何も余計な寒い目に遭う必要もなかろうにと、剣豪さんとしてはとっとと温かいキャビンへ退避してほしいのだが、
「嵐とかって何かワクワクすんだよな。雷、鳴らねぇかなvv」
 当のご本人は…聞いちゃいない。幌をばたばた連打するほどに、篠突く大雨なのが嬉しいらしい。ゾロの羽織るマントの中へと勝手にごそごそ もぐり込み、随分と能天気なことを言っている。
「なあなあ、ゾロは雨とか台風とか好きか?」
 海辺の村に住んでたくせに、嵐と言えば…と来るような危機感は全く持ち合わせていないらしく、一応の防寒にとゾロから巻きつけられた毛布越し、頼もしい胸板へ柔らかな頬をぺちょりとくっつけつつ、そんなことをお暢気にも訊いてくるものだから、
「どうだろな。」
 ゾロはどこか素っ気ない声を返した。途端に、
「何だよ。嫌いなんか?」
 不満そうに見上げてくる大きな瞳から、ふいっと視線を逸らしつつ、

  「あんまり良い思い出がないんでな。」

 そういえば、くいなの野辺送りは冷たい驟雨の中でだった。修行の後に村を出て、海を目指しての旅の途中。刀に初めての血を染ましたその晩は、やはりこんな風な驟雨が煩く。雨に湿った土の匂いがどこか血の匂いに通じているようで、まんじりとも出来ぬままに幾晩も過ごしたのを覚えてる。人の死、鉄臭い血の匂い。恵みの雨と呼ばれるものへ、自分は長いことそんな不吉なものを重ねていたらしく。だが、
"…忘れてたな。"
 そうだったのを思い出したのは"今"ではない。この魔海に突入するその直前の、あの"始まりと終わりの街"にて、だ。

  『今ここに、麦ワラの処刑をド派手に執り行うっ!』

 赤いデカ鼻の"道化のバギー"の魔手に捕らえられ、絶体絶命の窮地に落ちたルフィ。何とかその場に駆けつけた自分たちの手も、邪魔が入ってぎりぎりで間に合いそうになく。かつてゴールド=ロジャーが斬首された処刑台にて、その首を今にも叩き斬られるかというとんでもない場面と向かい合ったあの時も。それは激しい雨が、そして嵐が吹き荒れていた。結果としてはその嵐に救われたのではあるけれど、

  『悪りぃ、俺、死んだ。』

 諦めるなんてどういうことだと、困った時はもっとじたばた悪あがきするもんだぞと、後でさんざんに説教してやろうと思ったくらいに、それはあっけらかんと"生"から手を離したルフィ。

  『なっ!!』

 相当に焦れて苛つき、カッカと来ていた筈なのに。あの瞬間は全身から血の気が引いた。並べるのもおかしいほど、鷹の目との決戦とは事情もシチュエーションも質も違う。違い過ぎる。こんな馬鹿なことで俺たちの航海を終わらす気か、この野郎と、あの後はそんな罵声をくれてやったけれど。あの瞬間は…頭の中が真っ白になった。あんな詰まらん奴の手でその命を摘み取られるだなんて、そんな理不尽があってたまるかと、勇んで飛び出したのに間に合わなくて。しかも、ルフィの側からもそんな…諦めのような一言が投げられて。真っ暗な空に振り上げられて凶悪に閃いた蛮刀の光と、そのすぐ直後に襲い掛かった稲妻とに射貫かれて。………情けない話だが、周囲の雑魚ども同様、その場に凍りついてしまったゾロだったから。

  "これで雨が好きだなんて言えるほど、俺はお目出度かねぇんだよ。"

 チョッパーが感動したアラバスタの雨はともかくも、ロクな思い出がないのだ、眉間に深い不機嫌ジワが寄ってもそこは仕方がなかろうよと、そんな想いの元凶でもある"懐ろネコ"さんへもむっかりしたままなお顔でいる大人げのなさよ。
「何だよう、スカシてんのな。」
 ワイルドでかっこいい、野性味あふれるゾロなんだから。こういう荒ぶる現象へは、自分と同様、一も二もなく血沸き肉躍るもんだと思ったらしい。クールに決めんのはどっちかっていうとサンジの方だもんな…と、不満たっぷり、何かをねだるみたいに"う〜う〜"と胸板に擦りつけば、

  「俺はお日様の方が好きなんだよ。」

 ぽそりとこぼれたのがこんな一言。………ふ〜〜〜ん。
(笑)朴念仁のあなたにしては、結構頑張って考えたみたいだねぇ。とはいえど、

  「…ふ〜ん。」

 ルフィの返事が気のないものになったのは、結果的に自分のワクワクに水を差されたからだろう。う〜〜〜ん。この坊やにそんな回りくどい決め台詞は…通じないのでは? そしてそして、

  "あらあら、そんなリアクションはないでしょうに。"

 キッチンという遠いところから、こっそり苦笑したレイディが一人。………これこれ、盗み聞きはいかんよ、お姉さん。
(笑)







   〜Fine〜  03.5.6.〜5.8.


   *井戸端bbs 888hit リクエスト
     kinako様『雨の日の過ごし方 船上Ver.』


   *オールキャラでということでしたので、
    こんなお話になりました。
    タイミングよくというのか何というのか、
    現実世界でもGWの晴天を裏切る驟雨が降っておりましたが。
    いかがでしょうか? kinakoさま。


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