ホメオスタシス 〜嫉妬

        『蜜月まで何マイル?』より


 人を含めた生き物には、動物にも植物にも"ホメオスタシス"という機能というか性質、仕組みがある。恒常性という意味で、変動を均
ならし、元通りに安定させる機能のこと。体温や血圧やら血糖値やらをほぼ一定の数値に保ったり、そうそう、自然治癒能力なんかもこれが発達したものだ。なぜこんな能力があるかと言えば、生きてゆくということは変動や流動とのめくるめく遭遇だから。こういう言い方は少々極端で乱暴だが、周囲の環境のみならず、本人自身もまた成長という形での変貌を日々のこととして成しており、それが本人の望むもの…方向や早さであれば問題はないのだが、そうそう良いことばかりとは限らないのが、フレキシブルな"なまもの"であるワタシタチ。


        1


「た・い・く・つだ〜〜〜っ!」
 ふよふよと綿アメのような雲が浮かぶ青い空に向かって両腕を突き出し、大きく背伸びをしながら大声を上げたのは、いつもの童顔もむずむずと落ち着かない、麦ワラ海賊団、船長のモンキー・D・ルフィくん、十七歳。いつもの舳先の羊に乗っかっていないのは、船が補給のためにとある隠れ島の港へ停泊しているからで、とはいえ、補給のお買い物のメンバーからは思い切り除外された船長さんだったりする。
「なぁ、ナミぃ〜。ほんのそこらを歩くくらい良いじゃんかよ。」
 上甲板には珍しく、航海士のナミと某王国皇女で客員のビビという女性陣二人が居合わせていて、今朝早くに洗って干し出し、乾いた潮風のお陰様ですっかり仕上がった洗濯物の山と格闘中。丁度繕いものが一段落ついたところの航海士さんは、
「ダメと言ったらダメよ。」
 せっかくのかわいいお顔をきりりと怖い表情にしての、にべもないお返事で、
「ただ迷子になるだけじゃあ収まらず、必ず騒ぎを起こしてそれを引っ張って来るまでにレベルアップした人を、そうそう放し飼いには出来ません。」
 いくら事実だとはいえ
おいおい、自分たちのキャプテンを掴まえて…物凄い言われようであることよ。片やのビビも、
「そうですよ? ルフィさん。それでなくたって懸賞金がついてる身なんですから、出来れば姿を隠していた方が無難です。」
 理屈は分かるが、こちらの彼女もしっかり冒頭で"そうですよ"とさりげなくえらいことを言ってらっさるような。
「う"う…。」
 女性陣から二人掛かりでダメ出しをされ、船長殿はどこか情けない顔をすると甲板の板張りの上へぱったりと寝転んだ。有無をも言わせず飛び出せないのは、ここで彼が船から出て行くと、残されるのはこの彼女らだけになってしまうからでもある。そう、今回の買い出しにはルフィを除いた男性陣全員が繰り出しているのだ。食材を選ぶのはシェフであるサンジが同行しなければ出来ないことだし、船本体を含めて物が壊れまくるお陰様で修理用の備材や資材は常に必要なため、そちらにはウソップが専門店へと向かっている。また、船医殿も常備薬や触媒に必要な薬品があれこれ要り用だと申告し、彼本人が店の主人とやり取りする訳にはいかないため、カモフラージュと荷物持ちにと腕自慢の剣豪も駆り出され、結果としてルフィは…一応"船番"だけではなくボディガードも兼ねての居残りなのである。
「…あ〜あ。」
 何が退屈って、することがないからというのだけが理由ではない。お気に入りの"誰かさん"が居ないのも、実は猛烈に詰まらない。抱っこしていれば気が紛れるチョッパーまで居ないと来ては、
「あ〜あ〜あ。」
 ため息だって連発で出て来るというものだろう。たちまち、
「うるさいっ!」
 ナミの投げた洗濯カゴが飛んで来て、赤ん坊が余裕で寝られるほどのそれが、見事に頭にかぶさってしまったが。
"痛くはないから平気だよ〜んだ。"
 それよか、陽射しを遮る笠代わりに丁度良い。ルフィはそのままの格好で、いつの間にやら"くうくう"と昼寝に突入していたのであった。



  "……………んや?"

 ふと、目が覚めた。藤カゴはかぶったままで、視界は少々悪い。だが、そんなせいか、周囲の物音がやけによく聞こえて、船腹をたぷたぷと叩く波の音や、甲板を行き来するナミやビビの靴音や、彼女らが交わし合う少し高めのトーンの華やかな笑い声。カルーの足音、頭上にはためくジョリーロジャーの風の太鼓の音などなど、気分の良いBGMとして静かに響いて来て気持ちが良い。このままもう一眠りしちゃおうかなと、うとうとしたまま瞑りかけたルフィの瞼が、
"………っ!"
 ぱっちりと開いたのは、
「…から、もう良いって。」
 その声がしたからだ。手持ち無沙汰で詰まらなくて退屈で。でもって実は…ちょこっと寂しくて。そうだったのはこれが足りなかった、傍らにいなかったからであるところの、奥行きのある響きのいい声が、今確かに聞こえて来て、
「………。」
 まるでお伽話の『鉢担ぎ姫』がかぶった大鉢のように、起き上がっても落ちないくらい大きなカゴをそのままかぶったまま、船端までぺたぺたと歩み寄る。すぐ外から聞こえて来た大好きな声には聞き間違いのあろう筈はなかったが、その声が相手をしているのが…聞き馴染んだトナカイドクターの舌っ足らずな幼い声ではなかったことにも気がついた。
「ダメよ。お薬って高価な買い物だし、間違えて使っても危険なのよ? 頼まれてのお買い物なら、頼んだ人にもちゃんと間違いがないかを確かめてもらわなきゃ。」
 甘いトーンの女性の声。どこか…話しかけている相手にまとわりつくような感触のある声なのが引っ掛かった。ちょっとしたカウンターほどに厚みのある船端に上半身を凭れさせ、乗り出すようにしてその真下を覗き込むと、スリムなトナカイ型に変化しているチョッパーが山高帽子のつばの陰で困ったような苦笑をしている傍らで、若い女性にまとわりつかれてもっと困っているらしい三本刀の剣豪殿の緑頭が見下ろせた。
「………。」
 つまりはこういうことだろう。直接交渉出来ないチョッパーに代わって、一通りメモに書き出された薬品類を指示して買い上げたゾロだったのだが、サービス精神旺盛な女性店員のA子さんが、専門家ではない"お使い"らしいゾロだとあって、買ったものに間違いがないかを頼んだ人に確かめてもらいましょう、私も立ち会いましょうとついて来たらしい。確かめるも何も、本人は実はすぐ傍に居たのだが、それが明かせるようなら最初からこんな買い物の仕方はしてはいない訳で。
「…ん?」
 ふと、気配に気づいたチョッパーが顔を上げ、それを見てゾロも視線を頭上に上げて、

  「………。」×3

 奇妙な"三竦み"の図になった。辺りは静かで、打ち寄せる潮騒の響きが何とも穏やかで、いい日和であることよ。…じゃなくってだな。昼を回ったばかりな高い陽射しを背後から受ける格好になっていたルフィは、カゴをかぶった(というか背負った)ままだったこともあり、その顔つきは下からはよく見えなかったに違いない。
「………。」
 そのままスッと引っ込んだ彼に、
「………。」
 こちらの三点リーダー×3は、多分に"やれやれ"という気分の混じった代物で。町中で騒ぎを起こすのも剣呑だしと多少は遠慮をしていたものの、
「いい加減にしなよな、姉ちゃんよ。」
 とうとう堪忍袋の緒が切れかけたらしいゾロがそう呟いて、
「…え?」
 キョトンとしたA子さんに"どうしてくれようか"と、とりあえず罵声でも繰り出そうとしたそのタイミングに。
「薬は合ってる、間違いはないよ。」
 すぐ傍らからそんな声がして、むくっと立ち上がったのが…どうかするとゾロよりも上背のある筋骨隆々な大男。
「ええ…っ?」
 確かそこには、さっきまでは…デイバッグをハーネスで背負ったトナカイが居た筈で。一体何が起こったのやらと呆気に取られている彼女へ、
「聞こえなかったか? 薬を頼んだのはこの俺だ。間違いはないからもう帰ってくれ。」
「あ。はい…。」
 積極的だった態度から打って変わっておどおどと、女性店員A子さんはじりじりと後ずさりをしながらその場を離れ、やがて"ひぃぃっ"と短い悲鳴を上げて、町へ向かって駆け出して行った。その様を苦笑しながら見送ったゾロは、
「…悪かったな。手間かけさせて。」
 傍らの頼もしい船医に礼を言う。
「良いんだ。」
 しゅんっといつもの小さなトナカイさんに戻ったチョッパーは、
「あの女の人、キツイ香水つけてたから、オレも早く帰ってほしかったんだ。」
 舌っ足らずな声でそう言うと、にぱっと笑って見せる。
「それよか…。」
「ああ。いや、大丈夫だ。」
 皆まで言わせず、剣豪は肩をすくめてこちらも小さく笑って見せた。何がどうとは言わない彼だが、
「…そっか。大丈夫か。」
 チョッパーは青い鼻をひくひくと動かすと、くすくすと笑って納得した様子。何か良いなぁ、男同士のツーカーって。
おいおい



        2


「…ルフィ。」
 果たして甲板には既に姿がなく、船倉の部屋まで足を運ぶと、扉側からは向こうを向いた格好でベッドに横になった彼を見つけた。昼でも暗いのは窓のない部屋だからだが、珍しく自分で灯したらしいランプが向こう側にある枕卓の上に置かれてあって、戸口近くの足元には投げ出された大きなカゴ。それへと"?"と怪訝そうな顔になりながら、
「今 帰ったぞ。」
 何だか、夜更けに帰って来た旦那様と、それを不貞寝で迎える奥さんみたいな図だったが。
「ルフィ?」
 どこか卑屈な、もしくは弱みがあるよな"ご機嫌伺い"は好きではないが、要らない誤解は早く解くに限る。何でこんな態度を取っている彼なのかは重々判っているから、大カゴをまたいでベッドに歩み寄ると、マットレスをぎしりと鳴らして腰掛ける。ベッドが揺れてもやはり動かない小さな肩に手をかけて引くと、さして抵抗はないままにこちらへと…天井を向いた彼だ。その弾みで麦ワラ帽子が頭から外れて、ベッドの向こう側へぱさりと落ちる。
「ルフィ。」
 そのまま体を倒して覆いかぶさって、やんわりと抱きしめながら、
「…こら。」
 小さな小さな声でそうと囁けば、
「うん…。」
 間近になった童顔が、拗ねるのをやめて顎を引いた。お互いに、何が言いたいかは判っている。誤解したろうと訊くゾロであり、そうだな誤解だよなと最初から判っているルフィでもあって、
「ごめん。」
 傍からすれば、女の子にまとわりつかれていたゾロではなくルフィの方が謝るのは、何だか順番が変にも見えるが、それもお互いの胸の裡
うちが言葉も要らずに判っていればこそだ。なればこそ、
「いや、俺も悪かった。とっとと振り切れば良かったんだよな。」
 囁く声がそっと降りて来てのやさしい口づけに、小さな棘はたちまち氷解してしまう。
「ん〜ん、誤解する方が悪いんだ。ゾロ、女の子には興味ないんだし。」
 こちらの背中へ、かいがら骨へとしがみつくように手を回して来ながらそんなことを囁き返すルフィへ、
"いや、それは大きく誤解してる台詞なんだが。"
 …確かになぁ。(笑) この剣豪殿には間違っても男色の傾向はない。ただ単に、今一番に愛惜しい相手がこの少年であるというだけのこと。とはいえ、どうせルフィの言い方にも本心からはかなり足りないというか、拙いところがあるのだろうし。という訳で、今回はゾロの口が重いのが幸いした。下手に詳細を突き合わせるようなことを言っていたなら、もっとややこしいことになっていたかも。そんなこんなという機微を思って、心の中で苦笑をかみ殺していると、
「…何でだろう。」
 ルフィがぽつりと呟いた。
「んん?」
 胸元からの声に応じると、
「ゾロんこと好きだって自覚したのは、すごく嬉しくて楽しいドキドキがして良い気持ちだったのに、それと同時に嫌な気持ちも感じるようになった。」
「嫌な気持ち?」
 問うと、こくりと頷いた気配。
「ゾロに触んないでって、媚びたりまとわりついたりしないでっていう、誰かをとっても憎んじゃいそうな嫌な気持ちになる。」
 たどたどしい言いようがともすれば微笑ましくもあるが、
「これって"焼き餅"だよな。」
「…ああ。」
 誰かを好きになった途端に、どうしてこんな嫌な想いまで抱くのだろう。嫉妬や束縛。大好きなあなたが沢山の人たちから好かれているのは良いことなのに、自由気ままで奔放なあなたが大好きだのに。そして、あなたの気持ちがそう簡単には他所へ揺れ動かないと、信じている筈だのに…。
「………。」
 恐らくは"むう"と唇を曲げているのだろう顔が簡単に予想出来て、ゾロは苦笑混じりの小さな吐息をついた。自分の気持ちにも真っ向から立ち向かうほど、素直で廉直な彼であり、理由もなく誰かを嫌いになるような自分は、当の本人からして堪らなく不快なのだろう。
「…バランスを取るためじゃないのかな。」
「バランス?」
「ああ。嬉しいことばっかじゃ不公平だから、舞い上がってる心を引っ張り降ろすためにそんな風な嫌な想いにも敏感になる、とかさ。」
 俺にもよくは判んねぇけどと言外に含みながらの言いように、ルフィは"ふ〜ん"と曖昧な声を返して来ただけだった。言葉の中身よりも、くっついていた胸板からの声の響きにうっとりしたから。
「………。」
 自分を守るように、時には逃がさないようにと組み敷く彼の、重みも温みも匂いも大好きなルフィだ。だが…どんな顔をしているのかが見えないのがちょこっと癪で、
「ゾロはいつだって落ち着いてるよな。」
 この剣豪が…日頃の会話なぞでは打てば響く反射を見せながらも、根本的な性格のベースが沈着冷静なタイプであるのは誰もがよくよく知っていること。それでも…どこか不満げに言うルフィなものだから、
"そうでもなかったんだがな。"
 ついつい苦笑が洩れる。隠そうとしても"色に出にけり…"とやらで、一部の仲間たちへは随分あからさまだったらしく、
"お節介野郎に説教もされたしな。"



          ***



  何もかもが気になる。
  大きな黒い眸が、何を見、何にその照準を奪われているのか。
  パタパタという足音も、感情豊かで伸び伸びとした声も、
  気になって気になってしようがない。
  帽子の裾からはみ出して潮風になぶられる黒い髪が、
  表情豊かに笑ったり拗ねたりする口許が、
  小さいのに真っ直ぐピンと張っている背中が、
  顔近くでからかうようにひらひらと振られる小さな手が、
  すべて気になって、いっそ見ないでおこうとそっぽを向いて、
  それでますます気になってしまうほどだ。

  これはもう一種の病気、いや、麻薬と同じだ。
  求める気持ちに比例して鋭敏になり、
  飢餓感ばかりが強くなり、
  どんどんと蝕まれ衰えてゆく。


    …そりゃ違うだろう。


  思い詰めてばかりで吐き出せねぇからそうなっちまうんだ。
  案外と意気地がねぇな。
  まさか拒まれるのが怖いってんじゃなかろ?
  お前みたく古風な奴は、考えることが、おおかた同じなんだよ。
  相手が傷つきはしないかってそれが先に来るんだよな。
  独占して凌駕したいほどの"好き"よりも、
  守りたいっていう"大切"を優先しちまうんだ。
  で、なまじ意志が強いからある程度までなら我慢出来ちまう。
  それがまた不味いんだよな。
  こらえた分だけ張り詰めて、大きく膨らんだ想いを持て余すことになる。

  けどな、相手だって血の通った生き物なんだぜ?
  お前、自分の鼓動がうるさくて聞こえてねぇんだよ。
  眩しすぎて見えてねぇ。
  もっと落ち着いて、
  いつもの可愛げのねぇ冷めた眸でじっくり見てみなっての。



          ***



 ああまでお節介なのは、口の悪さと反比例するほど、彼が実はたいそう優しい男だからだと、最近になってボチボチと気がついたほどに気の回らない朴念仁。どこもかしこも何もかも、無垢で拙いこの恋人には、ああいう至れり尽くせりなタイプの方が、要らぬ嫉妬も抱えず、気も休まって良いのかもしれないと…そう思ってしまったのも一種の嫉妬なのだろうか。
「んん?」
 不意に黙ってしまった剣豪へキョトンとした目を向けて来る。そんなルフィに気がついて、身体を入れ替えるように寝返りを打つと、胸の上へと抱え直して、
「俺だって妬
くことはあるさ。」
 吐息に紛らわせるようにそうと零した。途端に、
「ウソだぁ。」
 容赦ない間合いで言い返されたが、
「ホントだ。例えば…コックが作るおやつにだって毎日妬いてる。」
 甘いものが大好きな幼い船長へ、毎日々々これでもかとばかりに愛らしいスゥイーツを呈してくれるシェフ殿で。だから、この一言は…苦し紛れに口にしたつもりだった割に、結構本心からの言葉でもあって、言った本人こそが苦々しげな顔になる。
「………。」
 今度は剣豪の方が唇をひん曲げていると、
「…どした。」
 こちらの胸元に顔を伏せ、くくくっと小さく笑う気配。
「やっぱり変だ。」
「何がだ。」
「ゾロが不機嫌なのに、なんか俺、嬉しいから。」
 嫉妬されるのが嬉しいと言い、
「気持ちが反対なのにな。やっぱり何か変だ。」
 小さな子供がカルチャーショックを受けたような、そんな言いようをする彼であり、
「だから、そうやってバランスが取れてんだって言ってるだろうがよ。」
 相変わらずに言葉が足りない彼だのに、ちゃんとおおよそで把握出来る自分がくすぐったい。照れ隠しのように少々乱暴に言い返し、ぎゅうと抱いた小さな身体を改めてベッドの中央へと沈めて、
「あ、ダメだって…まだ昼間だから………ぞろ…。」
「どうせ今日は出発しねぇよ。」
 小さな抵抗を小さな身体ごと易々と押さえ込み、往生際の悪い台詞を並べる口唇を深く塞いで封じ込める。おどおどと逃げを打つ薄い舌を搦め捕り、柔らかで温かい感触を楽しみながら、優しくしたいのについついこんなにしてしまう、子供じみた自分に苦笑する剣豪殿だった。



 ―――フレキシブルなボクたちは、
     今日も今日とて不安定で、何やら何かと忙しいのだ。




  〜Fine〜   02.1.9.


   *カウンター13000HIT キリ番リクエスト
       かーさんサマ 『蜜月』なら何でも…vv

   *なんか…曖昧というか、
    ただベタベタしてるだけな話になってしまいました。(泣)
    そういや"蜜月まで…"も久し振りです。
    新婚家庭の話にかかりっきりだったもんな。
    反省、反省。
    こんな出来ですが、かーさん様、宜しかったらお持ち下さいませ。


back