月夜見
  
   
花王繚乱
          〜蒼夏の螺旋・番外編

        *このお話は同シリーズ『柳緑花紅』の後日談です。
            今回は特に、設定の説明をズボラしておりますので、
            ご面倒ではございましょうが、そちらから先にお読みください。
 


  辺り一面を覆うのは、柔らかな緋色の花々たち。仄かにけぶった印象の春色の空との境も曖昧な、煉絹
ねりぎぬのような濃厚さをたたえた色合いの花王の、絢爛たる威容と華やかさが見る者を圧倒する。
「花王?」
「ああ。花の王様。日本では"木之花(このはな)"といえばサクラのことを指すくらい、樹木
に咲く花ではサクラが一番って言われ続けててな。そいで、花王って呼び名もあるんだよ。」
 ちなみに、大阪の地名にある"此花(このはな)"は梅。も一つちなみに"桜"という漢字は"ユスラウメ"のことで、正確にはサクラのことではない。昔むかしに漢の学者に問い合わせて"これは漢の字では何と書くのか?"と照らし合わせた時に、似ている樹木だったことから翻訳間違いをしたのだそうな。余談雑学はともかく。頭上に高い梢のあちこちに花の手鞠やくす玉が実っているような、そんな咲き方をするサクラが、今、正に見事なまでの満開を迎えている。辺り一帯、同じ樹がそれは沢山植わっていて、視野一杯に花の闇が広がっていて、何とも圧巻なのである。視線は奪われたままながら、
「何でそんなこと、知ってるの?」
 柄じゃあなかろうにとそこまで言うつもりはなかったが、あまりそういった蘊蓄には関心がなかった人だのにと小首を傾げる少年へ、その仕草のあどけない可愛らしさへ仄かに微笑いながら、
「さてな。たまには兄貴ぶっても良いだろうよ。」
 年上の従兄弟はそんな風に言ったのだった。


『新入社員歓迎会の幹事を押しつけられてな。癪だったから、じゃあ下準備に一日有給取らせて下さいって、連休をむしり取ってやった。』

 花見と言えば、社会人には"新入社員歓迎会"と同義語だったりする。新入社員に最初の仕事として場所取りをさせるというのはよくある話。そういった"フレッシュマン"たちでなくたって、新年度が始まって何かと…異動や何や、引き継ぎだとか何だとか、外向きの営業業務以外のところでの"地ならし"にばたばたしている筈の春先に、堂々と平日連休をむしり取って来た頼もしい"社会人二年生"のロロノア=ゾロ氏は、買ったばかりの車にルフィを乗せると、目的地は言わないままの小旅行へと出発した。これまでにも月に一度は必ずどこかへ出掛けている彼らであり、二ヶ月に一度はそのお出掛けが一泊旅行になるよう心掛けてもいるゾロで。家に居ることが多くて行動範囲が狭いルフィを、色々なところへ連れて行ってやりたくて始めたことだが、これが結構ゾロ本人にも楽しくて。免許こそ取ってはいたが、無趣味な自分には必要なかろうと、考えもしなかった新車を先日買うことに決めたのも、その小旅行への"足回り"の確保のためだ。ぴっかぴかの新車は少しばかり荒川を逆上って郊外に出る。もともと日本国内の土地勘自体がないルフィは、それが都内の移動であっても、今どの辺を走っているのかだとかいったことへは関心さえ沸かないらしい。待ち合わせはピンポイントだから、どの路線の何に乗ってけば良いとか、いっそタクシーを使えというゾロからの指示に従えば良いのだしということで、未だに地名も方角も、結構有名らしきランドマークもちんぷんかんぷんならしく、全く"当たり"さえつけられないまま、ゾロに任せ切って暢気に風景なぞ楽しんでいるばかり。そうして辿り着いたのが、この、見事なまでのサクラの花闇の中だったのである。


「大学に通ってた頃の冬に、忘年会を兼ねた研究旅行ってのをサークルで企画してな。も少し奥まったとこにある温泉へ行ったんだ。その時のお膳立てをしてくれた先輩がここいらに詳しい人でな、ここは春になったらすごい見ごたえがある景色になるぞ、何たってこれ全部桜だからなって、言ってたんだよ。」
「…サークル?」
 怪訝そうな顔になるルフィなのも無理はない。何しろこの従兄弟は見たままそのままに"質実剛健"な男なのである。歓楽・遊興からの誘惑だの男女交際だのにそうそう関心が向くような人間ではない。いやホントに。ストイックであるとか、時代錯誤にも"そんなふしだらな"と眉を吊り上げるとかいうのではなく、子供の頃からずっと、剣道にばかり打ち込んでいた剣道馬鹿だったから。勉強の手が空けばスポーツ観戦か、もっと暇があれば筋力トレーニングをするという、それ以外は何も知らない、今時には本当に珍しいほど、とことん無趣味な人間で。まあだからこそ、子供じみたところの多々あるルフィが引っ張り回しても衝突が少なかったのかもしれないが。そんな彼が"サークル活動"をしていたと言われても…そこはそうそう信じられるものではない。
「そんなに変かな? 剣道サークルだが。」
「…なんだ、そっか。」
 成程ねぇ。
「俺が通ってた道場の師範の息子さんが立ち上げたサークルでな。でも結構遊んだぞ?」
「"でも"ってのは何。」
「そんな顔をしたからだ。」
 ちょんと額を突々かれて、図星を突かれたルフィが"てへへ"と小さく笑った。いかにも意外そうな顔をしたのを指してのことだろう。
「で、何して"遊んだ"の?」
「うん。旅行をしたり、フィールドワークっていうのかな、トレッキングとかにもよく出掛けたり。色んな修行場や霊峰にも行ってみたぞ。」
「………ふ〜ん。」
 まま、堅物者の娯楽だからね、そんなもんでしょう。
(笑)それはともかく。これぞ正しく"花の闇"。丁度"立って見渡す視野"という空間が全て、ほのかに緋色がかったサクラの花・花・花…で覆い尽くされていて、
「…凄げぇ〜〜〜………。」
 感嘆の声も途中で途切れて吸い込まれるほど。そう。見ていて吸い込まれそうになる風景というのはこういうものなんだなと、そういう表現で言い表されるものが本当にこの世にあったんだなと、そこまで思ってしまうほど、見事で美しい景色なのである。花々の濃密な、どこか織り出されたばかりの練絹を思わせる緋白は、吸いつくような感触を目にも与えて、視線を吸い寄せ、離さない。
「ふわぁ〜〜〜。」
 もうもうただ感動するばかりといった体
ていで、小さな口を半ば開いたまま見惚れている少年に、
「花がちょっと違うだろ?」
 ゾロの方はといえば、美しい花よりも…それに魅入られているよなルフィの、素直で無邪気な幼い顔の変化を見ている方がよほど楽しいらしい。他には車も大して通らぬ、いかにも田舎の一般道。その路肩に停めた車の外に出て、貧弱な柵でのみ仕切られている、桜のみが植わった林を飽かず眺めていた二人だったが、正確には少年の横顔の方ばかりを見やっていたゾロが、ふと、そんなことを口にした。
「違うって?」
「普通の花見なんかで見る、そこらに植えられた"ソメイヨシノ"じゃないんだ、これ。ちゃんと枝振りとか間隔とか揃えてあって、手入れされてるだろ?」
「え? じゃあ?」
「種類までは知らないが、サクランボを採る樹だな、これ。」
 成程、それでこうまで沢山が、それにしては道路や遊歩道沿いという植わり方をしてはいないのだなと、ルフィにも合点がいったらしい。だが、
「あ、それじゃあ畑みたいなもんだから、入っちゃいけないのかな?」
 ただの公園や緑地とは訳が違うんだろうなと、そんなことを訊いた応じとして、
「構いませんよ?」
「…え?」
 ゾロが応じるより先に答えた声があって。ぎょっとした二人が声のした方へと振り向くと、
「枝を折ったり掘り返したり散らかしたり。そういう悪さをしないなら、どうぞ見てってやって下さいまし。」
 日よけ帽をかぶった小柄なおばあさんが、いつの間にやら背後に立っていた。この道路、ゆるやかながらも傾斜のある坂道で、しかも後にも先にもかなりの距離に渡って、この桜の林…というか畑があるのみで周囲には家や田畑はない。だらだらと続いて結構大変な道行きな筈で、だというのに、杖も持たないで現れるとは、登って来たにせよ下って来たにせよ達者な足腰らしく、
「今日は平日ですかんね。昼日中からは人も来やせんが、週末とか、あとは夜んなってから、見物衆も来たりしますよ。」
 懐っこい顔でにっこと笑って説明してくれる。
「こっちからだと、確かに"穴場"ですかいね。この広い敷地を向こうに抜けたら、アケボノ村ちゅう集落があってでね。こん週末には桜のお祭りがあって、子供たちの引く御神輿も出て、稚児行列もあって、そりゃあにぎやかですよ?」
 何だかとっても詳しい様子。
「あ、その村に"蔦嶋荘"っていう民宿がありませんか?」
 ゾロが訊くと、おばあさんはうんうんと頷いた。
「ありますよ。あ、そうか。お客さんたち、あそこへ行きなさるかね。」


          ◇


 この言いようということは、このおばあさんはその村の住人であるらしい。そこで、これから帰るところだというのを"じゃあ一緒に車に乗ってきなよ"と、ルフィが無邪気そうに誘った。
『先に宿へ行って、荷物置いて、車も停めさせてもらってさ、ゆっくり見ようよ。』
 辿り着いた村は、サクラだけでなく菜の花畑やれんげの絨毯が広がる田圃などに囲まれた、それはのんびりと可憐な風景の、随分と長閑なところだった。
『このれんげの田圃も、もうすぐ起こして水を張るんですよ。』
 早めにチェックインをした民宿で、お茶を出してくれたおばさんが、縁側から辛夷の花の向こうに見える、赤紫の田圃を指さしてそんな風に説明してくれて。普通の都会の若者なら"首都近郊にこんな土地がまだあったんだなあ"とばかり、感心するかぽかんとするところだが、この二人の出身地も似たような土地だったのでそこまでの"驚き"はない。むしろ故郷に戻ったような懐かしさが何だか嬉しかった。この、柔らかでやさしい風景を写真に収めに来たり、花見がてら、も少し奥の温泉へ向かったりする観光客がぼつぼつとあるのだそうで、
『来週から混み合うんですよ。でも今年は桜も早かったから、お客さんたち、丁度良い時に来ましたね。』
 花もあって人は少ない。良いタイミングに来ましたねと、気さくそうなおばさんがにっこり笑った。

 荷物を預かってもらって、気軽な格好でもう一度桜の林へと向かい、今度は中へと入ってみる。こちらからなら、入っても良いが荒らさないで下さいという注意書が柵の途切れた"入り口"の傍らに立ててあって。墨の真新しさから見て、いよいよのシーズンだからと、昨日かそこらのつい最近に立てられたものなのだろうと伺えた。
「わぁ〜っ。」
 中へと踏み込めば、すぐにも周囲を柔らかな緋色の雲たちに取り囲まれる。卿雲
けいうんとはこういうものかと思うほど、淡く淡く赤紫を溶かし込んだような、ほんのりと甘酒に酔ったような色味のある白が広がっていて。見回す視野の中を埋め尽くして重なる花たちの濃密な存在感が、やはり視線を奪ってやまない。どんなに精密な画像でも、写真やVTRなどでは到底伝えられない、深みのある存在感と生命力。むしろ、絵として描いた方がこの臨場感は易々と伝わるのかもしれないと、そう思ったルフィの傍ら、
「写実派の絵ってあるじゃないか。花瓶に活けた花とか、置きっ放しでくすんじまってるホルンだとか、水が半分ほど入った緑っぽいビードロのでっかい瓶なんかを、まるで写真みたいに正確に描くやつ。」
 ゾロがそんなことを話し始めた。
「あれってさ、絵を直に見るのと図版で見るのと随分違うんだよな。どっちも"写真みたい"に正確なんだけど、絵の方は触った感じまで目で判るような、質感ってのもありありとしててさ、花はホントに柔らかそうだし、つるっとした透明の瓶はホントに冷たそうだし。」
 訥々と話すゾロの顔を見上げていたルフィの顔が、
「………あ。」
 まるで少しずつ陽射しが降りそそぎ始めた暁の木立ちのように、じわじわと明るい笑みに塗り潰されてゆく。
「うん、俺も。俺もそう思った。」
 この風景を見ていて感じたこと。この圧巻さ加減は、このスペクタクルな臨場感は、人が感動した想いをその手に載せて、キャンバスに絵の具で描いた方がより正確に伝えられるのではなかろうかと、そう思った。
「このサクラの景色って、機械やカメラで撮った方がちゃんと正確なんだろけど、それじゃあそこらの…うん、アスファルトとかを映したのと同じだと思った。人が"こう凄かったんだよ"とかって気持ちで描いた方が、このまま一杯伝わるって思った。」
 こちらもあまり鮮やかな言い回しではなかったが、一生懸命に伝えようとするものが、それこそ感触を持った気持ちとしてちゃんと届くから。ゾロは満足げに微笑って、少年の小さな肩に大きな手を置いた。今風に、
『○×△っていうか。』
『うんうん、○×△。そいで、▼△っぽくてさ。』
 そういう独自の共通語でもって簡略に伝え合うのも、お友達同士の温度が交わって悪くはないが。拙くて良いから、知っている限りの言葉を尽くして懸命に語るのが一番の正解であり、それこそ胸へ素直に染み入る温かな誠意でもある。同じ感動を覚えた二人だと、くすぐったくも確かめ合ったその後で、
「ふわぁ〜〜。」
 ゆっくりと歩きだしながら、ルフィの手がいつの間にやらゾロの腕にしっかと掴まっている。頭の上ばかりに目が行って、足元が疎かになるからと、杖代わりにすがっているらしい。そうまで花にばかり眸を奪われているルフィ。その横顔が可憐だなと思いつつ、だが、何だか少々…うん、こうまで彼を魅了しているサクラに、少しばかり妬
けて来たのかもしれない。
「………え?」
 ふと立ち止まったゾロに合わせて、やはり足を止めたルフィだったが、腕へとすがっていた手を掴まれて、ようよう連れの顔へと視線を戻せば、
「あ…。」
 そのまま"ふわっ"と抱きすくめられて。だが、
「あ、ダメだって。」
 開けた場所だぞという現状を思い出した彼の中の"誰か"がすぐさま脳裏へ囁きかけて来て、少年の胸のドキドキを一気に煽った。
「おばあさんが言ってたろ? 悪さしちゃいけないって。」
「誰も見ちゃいないって。」
 双方の理屈が見事に立体交差していて、
「ぞ、ろ…。」
 追い詰められるように軽く凭れた背後のサクラの樹へ、自分のだけではない体重がかかって、微かに梢が揺れるのが伝わって来た。春の陽射しに暖められた、草いきれや土の湿った匂いを遮って、温かなやさしい匂いが自分を包み込む。いつの間にか背中へと回されていたしっかりした頼もしい腕の中、身についたものとして自然と目を閉じたルフィは、そぉっと重なった唇の柔らかな感触に、ひくりと、降ろしていた手の指先を震わせる。
"………。"
 何だかいつもよりドキドキする。顔が熱い。ただ触れただけでなく、
「…あ。」
 重なって来たやさしい唇が、食
むようにうごめいて。それから…わずかに開いていた隙間へとすべり込んで来たものがあったから、
「………ん、んん。」
 思わず奥へと逃げを打った薄い舌が、易々と追いつかれて搦め捕られた。触れて合わさった瞬間のざらりという感触がすぐに馴染んで、触れたところからなめらかに蕩
とろけ合う。頭の芯が甘く痺れて、そのまま体から力が抜けてゆく。
「は…ふ。」
 いつの間に解放されたのかも判らないまま、気がつけば、ゾロの頼もしい胸元に抱き込まれていて。ジャケットの中、トレーナーのロゴがすぐ目の前にあったのを、ぼんやりと視線で辿る。
「…大丈夫か?」
 頭の上からの囁きに、
「ん〜ん、大丈夫じゃない。」
 応じながら、こしこしと。真っ赤になった頬を、大学の名前が名刺くらいの大きさに遠慮がちに記されたところへと擦
こすりつけ、
「●●大学のOBは手が早くて困るよな。」
「………こ・ら。」
 一丁前なことを言う。だって、
"見た目ほど子供じゃないもんね。"
 恥ずかしかったけど、ちょっと…いつもより良かったかも、と。そんなことを思ってしまったルフィなのであったりした。


   遠い遠い異郷の空の下にいる
   とある金髪碧眼のお兄さんが聞いたら、泣くぞ、それ。(笑)



          ◇


「綺麗だったねぇ。」
「ああ。」
「さくらんぼの桜ってことはさ、ウチで食べたさくらんぼの種を植えたらあの樹が育つのかな?」
「まあ、樹は育つがな。」
「? なぁに?」
「美味しく食べられた実の種から育ったからって、だけど同じく美味しい実が出来るとは限らんてことだ。」
「…そうなの?」
「ああ。ただ種を蒔くだけでなく、花粉の交配だとか、枝や花の剪定だとか、そりゃあもう山ほどの世話を焼いて、何度も試して判った知恵を投入して、そいでやっと立派な実がなるんだからな。」
 これはホント。お中元でもらった夕張メロンの種を蒔いたからって、同じほど立派な夕張メロンがなる訳ではない。それどころか、農協さんの金庫で大切に保管されてある一級の種を蒔いたとて、それだけではやはり実らない。育てる課程にも様々なテクニックが必要なのであり、文字通りの"手間暇"をかけてかけて、箱入り娘のように慈しんで、やっとのことで実るのである。
「ふぅ〜ん。」
 何事か企んででもいたのか、ちょこっと残念そうな応じをして見せたルフィだったことが、ゾロの頬に小さな苦笑を誘ったが、
「オレ、桜って言ったらあれも見たかったな。」
「あれ?」
「うん。ほら、何とかタイカンっていう人の絵で有名なやつ。」
「ああ、横山大観な。」(横山大観…で合ってるのかな?大觀?)
 おぼろ月にけぶる夜空と枝垂れ桜の、有名な絵のことを言っているのだろう。
「ああいうのはあちこちに有名な大きなのがあるっていうからな。何だったら来週はそういうのを観に行くか?」
「わっvv うんうん、観に行きたいっ!」
 なかなかアクティブな二人だが、その前に…お兄さん。新入社員歓迎会の方の"仕切り"も頑張れよ?
(笑)


   〜Fine〜  02.3.14.〜3.17.


  *"柳緑花紅"の続きでございますが、
   あのお話の中に出て来た"休暇"とは、時期が一カ月ほどズレております。
   関東地方、特に東京は、
   大阪や神戸よりも少しばかり桜の開花日が早いそうですが、
   それでもこうまで満開になるのは4月に入ってからでしょうし。

  *それにつけても、このところパラレルばかり書いてるような気が…。
   船上ものも、
   そうそう砂漠横断のお話も書きたいのになぁ。(また言ってます。)


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