ロロノア家の人々
     
“残暑の頃”
 


 今年の和国はどこぞの夏とは違って
こらこら 随分と猛暑・酷暑であったらしく、朝から30℃を楽々突破するほどの、じっとりと暑い日がいつまでも続いていたものが。だが、気がつくと…朝晩に何となく心地いい風が吹いているのを感じて、ほうと肩から力が抜ける。寡黙で雄々しくて、いつだって毅然としていて。人並みに暑い寒いを感じることがあるのだろうかなんて、そうまで動じない人物だと思われているらしい師範殿でさえ。よくよく見れば、眉間のしわが2割増になってるから分かるぞと、奥方が指摘するほどに今年の夏は無闇矢鱈に暑くって大変で。
"やれやれ。"
 これもまた所謂"寄る年波"なのかねぇと、心にもないことを思いながら、夕暮れ間近い気配の香を含んだ風に苦笑混じりに顔を上げて、
「………。」
 黄昏時の門前の道。軽快な足取りのまま戻って来た、道着姿の生徒たちを大門の傍らで出迎える。指導係の門弟さんが先頭と殿
しんがりに立って、土手までのランニング"ロード・ワーク"というのを最後の仕上げに構えた、年少さんたちのクラス。ちょっと前までは彼自身の息子も混ざっていた小学生・低学年クラスたちの一団で、こちらの姿に気づいて次々頭を下げて見せる坊主頭たちの、何と素直で可愛いことか。
「順番に井戸端で汗を流してから上がりなさい。」
 師範代の指導の声に、きりりと切れの良い"はいっ"という良いお返事をして、屋根庇のついた中庭の井戸端まで、足並み揃えて向かう子らを見送ってから。後は頼んだぞ…と師範代へ目顔で伝えて、雪駄の足元、だが、ちゃりとも鳴らさず、慣れた道をのんびりと歩き出す。短めに刈られた緑の髪に、翡翠の眸。左の耳朶に揺れるは3本の棒ピアス。濃色の作務衣をゆったりと着付けた、肩も背条もかっちりと見栄えのいい、それはそれは雄々しい体躯。長年の鍛練によって練り上げられた、機能美満載の優れものの肢体であり、単なる散歩の足さばきを、だが、見る人が見れば分かるだろう、完璧なまでの隙のなさで運んでいて、足音を全く立てないで歩ける"特技"が抜け切らないでいるところが相変わらず物凄い。夏の間に何度も刈ったのに、気がつけばまた膝近くまで伸びている草むらからは、コオロギだろうか秋めいた虫の声がささやかながら聞こえていて。そんな幼い声の主たちにも気配を気づかれないのか、どんなに近づいても声が途切れない辺りがおサスガである。そんなご当人が、

  "…ん?"

 何かに気づいて、ふと、耳を欹
そばだてた。ちょうど向かいかかっていた進行方向からで、


   ――― あ〜きの夕〜陽に 照〜る山 紅葉〜♪


 元気のいい声が伸び伸びと、まだ早い秋の歌を口ずさんでいるのが聞こえて来て。
"おいおい。"
 気の早いことだなと、再びの苦笑がうっすらと唇の端に浮かぶ。終わりの方で歌詞が怪しくなりつつも、きっちり歌い上げたその途端、
「ルフィ、次は?」
「ねぇねぇ、次は何のお唄?」
 幼い女の子たちの声がかぶさった。
「え〜〜〜、もう秋のお唄になっちゃってるのに?」
 珍しいことに"もう勘弁しておくれよ"と言いたげな、どこか困ったようなルフィの声がして、
「やぁだ。」
「ルフィのお唄好きなんだもん。」
「そうそう、唄って唄ってvv」
 相変わらずに小さなお子たちに人気のある彼であるらしい。歩を進めることで見えて来た広場の真ん中、古い大きな切り株に腰掛けた彼のお膝やお隣りにくっついて、数人の女の子たちがお唄をせがんでいる様子が見える。TシャツにGパンというざっかけない恰好の小さな背中をこっちに向けている、自分と2つしか歳の違わない青年は、だが。少年だと言っても十分通りそうな幼い容貌のまま、よく通る舌っ足らずな声で子供たちと楽しげに語らっている模様。その最初は、自分たちのところの二人の子供たちとそのお友達の遊び相手に始まって。それからそれから幾歳月か。小学校に上がる前の年頃の子供たちを次から次へと順番に、ずっとずっと見守りながらあやしながら、遊び相手になり続けている、保育士さんのような役回り。それを、いつの間にやら…当然のこととして把握し、こなしているルフィでもあって。こんな現状、昔の仲間たちが知ったなら、
"子供とレベルが一緒な"友達"って意味でなら信じもするだろうが…。"
 たった一人で子供の世話を焼くなんて、あのお暢気で大雑把な奴に出来るものかしらと、驚くか…ちょっとは見直したかもなと、それこそ随分なことをついつい思ってしまったゾロだったが。そんな彼へと、
「…あ。」
 確かに相変わらずお暢気な割に…習慣でついつい"消気の構え"を取ってしまうこちらの気配には、不思議とちゃんと気がつくルフィでもあって。肩越しに振り向いて"にかり♪"と笑い、
「ほら、ゾロが迎えに来た。もう夕方だからな。皆もお帰り。」
 助け舟が来たとばかり、周りのお嬢ちゃんたちへとそんな声をかける。遊びにまつわるあれやこれや、どんなおねだりでも聞いてくれるほど、子供には甘いルフィではあるが、こういう"決まり事"に関してだけは、正真正銘"お母さん"でもあるせいでか、きっちり言い聞かせて譲らない。子供たちの方でもそれは重々分かっていて、
「は〜い。」
 それぞれにひょこんと立ち上がって。また明日ね、バイバイねと手を振って見せ、村の方へと帰る畔道へ、たかたか元気よく駆けてゆく。こちらを振り返らなくなるほど遠くなったのを見届けてから、
「ゾロっ。」
 もしかしたら一番腕白かもしれない保育士さんが、やっとこさ素の顔に戻って、師範殿の傍らまで駆けて来た。屈託のないお顔で伸ばした腕を、旦那様の頼もしい腕へとからみつけ、
「助かった、ありがとな。」
 あんまり大きな溜息をつくものだから、
「どした。困ってたのか?」
 やわらかに低めたお声で訊くと、
「おお。夏の唄がなくなるくらい頑張ってたんだぞ。皆あんまり可愛いからさ、お願いされると断れなくって。」
 にこぱっと笑って、だが、眉をちょこっとだけ下げて見せたのが何とも大仰だったが、
「お寺の鐘が聞こえて来てもサ、まだ明るいからって帰りたがらない子がいたりするんだよね。」
 今はまだまだ夏の香りも濃い時期だけれど、これからはすぐにも日没が早まる秋となる。この辺りは村の中央部からは微妙に遠いので、油断すると帰り道の途中で暗くなりかねず、今のうちから"早く帰らなきゃ"という秋バージョンの体内時計への修正をしておかねばならないのだが…。
「どうして?って訊かれて、ちゃんと説明出来ないと、あの子たちの方がクチが達者だから、こっちが言いくるめられちゃうんだよな。」
「おいおい。」
 ルフィの言いように思わず苦笑したゾロだったが、まま、何となくながら分からなくもない。大人には良くても子供にはダメなことは結構あって。経験の蓄積が薄い子供にはなかなか理解出来ないかもしれないが、いつか何となく分かって来ることだからという、ちょいと微妙なことも沢山あって。上手く説明出来ずとも、ダメなものはダメだと大人の責任で強く禁じたり叱らねばならないことも時にはあって。大人の立場から分かってはいても、本人からして無邪気で屈託がないものだから、そういうのが相変わらず苦手なルフィであるらしい。だから…子供たちから見れば ちょいとおっかない雰囲気を持つゾロが出て来てくれると、その威を借りての"お説教"がしやすくなるらしく、
"やれやれ。"
 ゾロの側でもそれを察して、時間が合えばこうやって迎えに出てやっている。傍らの草むらを鳴らし、頬をくすぐって吹きゆく風に気づいてか、
「やっと涼しくなって来たな。」
 作務衣のごわついた感触に頬をすりすりと擦り寄せて、楽しそうな声を出すルフィであり、
「そだな。」
 ゾロもそのまま相槌を打ってやる。相変わらずに暑いのは大の苦手。この夏はあまりに暑くて、こんな風にまとわりつくのさえ"ご遠慮させていただきます"としていたルフィだったから、甘えん坊な彼としては涼しくなるのが嬉しいには違いなかろうが、
"子供たちには変わらない態度だったくせによ。"
 暑くても関係なく、まとわりつかせていたクセに…と内心で思った辺り。こらこら、師範殿。大人げないぞ?
(笑)
「でもさ、ちゃんと暑くなんねぇと、お米とか野菜とかが育たないんだろ?」
 陸の生活というものの中で、気ままな旅を続けていた海の上とは大きく異なること。向こうからやって来る"季節"や気候には、基本的に逆らえないというのを受け入れることだ。同じ気候ばかりが続く土地もあるし、様々な季節が巡り来る土地であっても避暑だの防寒だのと迎え撃つための工夫は確かにあるけれど。やって来る季節を受け入れて、いっそ楽しんでしまおうとするほどに、人間の順応性はもともと豊かであり、それらを受け入れて耐えることで、強く鍛えられ逞しくもなる。
「今年は雨が多かったからさ、マツタケっていうのも沢山採れそうなんだって。」
「へぇ。」
「マツタケってキノコだろ?」
 ルフィには今一つインパクトが薄いらしいが、
「ああ、香りが良くて高いキノコだ。」
 そうと言ってやれば、やっと"わくわくっ"と表情を輝かせ、
「じゃあさ、採りに行って大町で売って、帰りに肉や魚を買おうっ。」
 どうやら一応の"経済観念"とやらは身について来たらしい奥方である模様。
"但し、食生活部門に限るそれらしいがな。"
 それを言っちゃあ…。
(笑) 今夜のおかずは何だろう、そうそう、九月になったら早速にも神社の氏子さんたちの集まりがあるらしいぞ、お祭りの準備なんだって…と、屈託ない話を次々に繰り出す奥方と、仲良く並んで帰途につく、大きな背中の旦那様である。





            ◇



 夏休みも終盤とあって、それぞれに宿題のラストスパート状態にあったらしき子供たちも、期限ギリギリで何とか全てを片付け終えたそうで、
『お兄ちゃんたら狡いのよ? 自由研究、お天気の統計っていうのにして、みおの絵日記のお天気、丸写しにしたのよ?』
『あ、こら。バラすなよ。』
 相変わらずどこか調子のいい長男坊だが、
『その代わり、みおの工作、手伝ってやったろ?』
『う…ん、そうだけど。』
 木製の可愛らしい状差しの、それぞれのパーツを糸ノコで切り分けたり、小さなクギを打つ場所を錐で前もって空けてやったりと、男の子らしい仕事を全部手伝ってやったらしく、そんなお兄ちゃまも、
『あ〜あ、もちょっと長くお休みほしかったなぁ。』
 何とも嘆かわしいことだという声を出す。衣音くんやお友達との"探検ごっこ"が随分と盛り上がってたらしくって、だが、それも学校が始まれば中断せざるを得なくなる。残念そうな兄の一言には、妹御も"うんうん"と頷いて見せていた。
『ちかちゃんや ちよちゃんとお人形さんのお洋服作ってたの。でも、学校が始まっちゃうと、宿題とかお浚いとかが増えるから、そゆことやってるお時間がなくなっちゃうもの。』
 あまりにつまらなさそうなお顔をするものだから、
『その代わり。2学期は運動会とか学芸会とか、行事が沢山あるじゃないか。』
 ルフィが励ますように、代わりに思い出してやったほど。
『あ、そっか。』
『遠足もっ♪』
『それに、シマさんのトコから美味しい果物もいっぱい届くぞvv』
 そうだったそうだった、秋もまんざら捨てたもんじゃないとばかり、あっさりとお元気復活している辺り、楽観的なところは間違いなく奥方の気性を引いているお子たちであるらしい。緑の蚊帳を吊った二人一緒の子供部屋。男の子と女の子だから、そろそろそれぞれのお部屋に分けてあげなきゃいけないかなと思う大人たちだが、
『えと、まだいいよ』
なんて言い出すのがいつも みおちゃんの方。夜中に遠いおトイレに立つのがまだちょっと怖いのと、風が出るとがたがたと、建具がどこかで鳴ったりするのが、これまたちょっぴり怖いらしい。

  「………。」

 大好きで可愛い子供たちを寝かしつけるのは、ずっとずっとルフィのお役目で。他愛のないお話をして、いつしか自然に くうくう…と寝付くまで傍らにいてやって。
"さてと…。"
 可愛い寝顔に"くふふvv"と笑い、さて。…ここからは、大人二人がお互いのことだけになっちゃう時間帯。雨戸を降ろした縁側廊下を とたとたとやって来る小さな足音。旦那様が待ってるお部屋まで、いつものように変わりなく向かって来ていたものが、
「…。」
 その足音が つと止まったものだから。
"………?"
 特に耳を澄ましていた訳でもないながら…自然なものとして拾っていた師範殿としては。ひたっと止まってからの間合いが妙に長くて、
"???"
 もしかして…情けなくも。いやいや、それだけ愛しい人だから。どうしたのだろうかと小首を傾げ、夜具の傍らに座していた身を起こし、膝立ちの四ツ這いになって そそっと襖を開けて廊下を覗いてみる。小さな有明の灯が途中の柱の上の方に1つあるだけ。そんな薄暗がりの中に立つ、パジャマ姿の奥方は、何故だか…きちんと閉ざされた雨戸の方を向いており、
「………。」
 何にか耳を澄ましている様子。静かな静かな山野辺の片田舎の夜には、耳鳴りがするほどの静けさしかない筈が、
"………。"
 こちらも釣られて耳を澄ましてみれば。夕方に聞いたコオロギとはまた違う、どこか涼しげな虫の声がして。
「…これって、鈴虫だよな。」
 こちらが覗いていたことに気づいたらしき奥方が、そうと言って"にひゃっ"と笑って見せる。まだまだ幼い鳴き方だから、尚のこと耳についた、今季お初の虫の声。そのままパタパタっとこちらへやって来て、
「まだちょっと暑いんだのにな。」
 虫の声とはつながりのないこと、口にして。座った姿勢のこちらに視線の高さを合わせてくれるのか、戸口でぺたりと座り込む、幼い動作が何とも愛しいし、
『(暑くても)虫たちが鳴き始める、秋が来たんだよな』
 省略されたそんな感慨を察し合えるツーカーが擽ったい。人の想いというものは、そうそう単純なばかりではなくて。自他共に認めるほど大雑把でずぼらであっても、結構複雑なもの繊細なこと、考えていたり抱えていたりするもので。昔から極めつけにずぼらな性分だったから。目指すべき野望への道さえ、くっきりと真っ直ぐ見えていれば、他はどうでも良かったから。

  《 まあ、いっか。》

 ややこしい機微の説明を面倒がって、好きなように解釈しなと、コミュニケーションとかいうもの、うっちゃっていることが少なくはなかった。それこそ"微妙な"見解の相違などがあっても、負も非も全て自分の側へと引き取って、わざわざ表明しなかったあれやこれや。そんなせいでか、事態がややこしくなったり、人の話をキチンと聞かない困り者船長に良いように振り回された覚えは数知れず。
(笑) でも…不思議と、大切なことだけは通じ合っていたような。口下手で不器用同士の自分たちだったのに、肝心な心根や矜持を発揮したいとする場面に限っては、何故だか…器用にも、言葉少なに察し合うことが出来、

  『馬鹿なばっかりだと思ったら、そういうトコだけ調子いいんだから、もうっ』
  『大馬鹿ともなると、何かと紙一重なんでしょうよ』

 如才のない航海士や、人の機微には敏感だったコックなぞには呆れられ、

  『もしかして野生の動物みたいにフェロモンで会話してるのか?』

 その方がいくら便利でも、頭の言語野が退化しちゃうから、ちゃんと喋んなきゃダメだぞと、船医には大いに誤解されてたもんだったが。
おいおい

  「どした?」

 何を思い出しているのやら。黙ったままにて、人の顔をまじまじと…少々嬉しそうに眺めやる旦那様なものだから。こちらは"言ってくれなきゃ判んないぞ"と、ひょこんと小首を傾げた奥方だったが。
「いや、何でもないさ。」
 立ち上がりながら、相手の背中と膝元、実に手際良く腕を回して。あっと言う間にひょいっとばかり、小さな奥方を抱えて立ち上がったゾロであり。おでこ同士をくっつけ合って、
「暑かった間は適当だったよなって、な。」
「なにが………。あ。/////
 何の話だとますます怪訝そうな顔になりかけたものの。そんな対応とほぼ同時、ピピンと素早く…胸の中のどこかを掠めた"それ"の輪郭に、頬がじわじわと赤くなる。

  「どうしたよ。」
  「…ゾロのエロ剣士。」

 久々に聞いたなそれ、嬉しがってどーすんだっ。昼間の、きりりと凛然とした"師範殿"の頼もしきお顔が、にっかとばかり、口許をくっきりほころばせた…何とも軽快な、いかにも悪戯っ子然としたお顔へと早変わりしていて。
"…うう。/////"
 そんなじゃ示しがつかなくてダメなんだからと、常々言って来たものの、
"狡いよな…。"
 実は実はこれもまた、ルフィにとっては大好きな…野生味あふれて男臭い、ゾロの素顔の一つには違いなく。一応、唇を尖らせつつも、見惚れるばかりでキツくは言えず。夜具の上へ ふさんと降ろされて、脇から腕を差し入れられたその拍子。くいっと腰を引き寄せられると、自然なこととして上体がぱさんと背後の布団の上へ倒れ込む。ころころとあしらわれちゃうほどに、手慣れた段取りが小憎らしいが、すかさず覆いかぶさって来て…上と下。布団の上へ散ったルフィの髪を、ふさふさと愛惜しむように撫でながら、
「キスしても良いですか?」
「う〜っ。/////
 そんなこと、わざわざ訊くのもまた、憎たらしい人。


  「ダメって言ってもするんだろ?」
  「そんなことないぞ?」
  「じゃあ………。」

   …………………………………………。

  「??? じゃあ?」
  「…わざわざ訊くなよなっ、こんなことっ!」



    ――― お後がよろしいようでvv




  〜Fine〜  03.8.28.〜9.4.

  *カウンター 99,999hitリクエスト
     でんこ様『ロロノア家設定で、大人たちの激甘ラブラブ話vv』


  *すいません。
   お待たせした上に、あんまり"激甘ラブラブ話"じゃないですね。
   あんまり暑いものだから、さっぱりしたものが恋しくて。
こらこら
   Hもそういや書いてないな、ここんとこ。
   早く"人肌恋しい"秋らしくなってほしいもんです。
   (…去年は秋が早かったのへ文句言ってたクセにね。/笑)


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