1年の計は元旦にあり、、、で、
家から車で30分ほどの所にある雑木林を歩きました。
多摩丘陵の南端に位置する雑木林は、コナラ、クヌギ、シデの類が多く、あちこちに田んぼが残る気持ちのよい一帯です。茶色くなったカニクサがたくさん笹にからまっていました。
リース展が終わったばかりで、花材を集める必要のないこういう散歩は本当にのんびり、楽しいものです。
林の下の椎茸のほだ木と、並んだお地蔵さん達の帽子と胸掛けが新しいものに変わっていたのは2000年の始まりだからでしょうか。たんきり豆がぶら下がってゆれていました。葉はもう落ちて無くなり、実は黒ずんでいます。
雑木林のそばの大きな家に昔から住んで、田んぼをつくっているおじさんに会うと、これから山道を越えて三ケ所ほどのお墓にお参りをするので忙しいよーと言いました。私たちが散歩している道が、実は昔からの生活道路だったことが解ってちょっと不思議な気持ちでした。一瞬、おじさんがマゲを結って着物を着て歩いている所を想像してしまいました。
人が余り行かない行き止まりの道で、アオツヅラフジがたくさん笹にからまってのびていました。ちょうどリースのベースが無くなっていたので、少し採って持って帰りました。
花はまだ咲いていませんでしたが、青空に葉を落とした木々の姿が映えて、楽しい3時間半の散歩でした。