<<back|粘液のう胞 粘液嚢胞(3)

 
 

小唾液線の開鎖,峡窄、損傷によって生じた貯留嚢胞のこと。
軟粗繊に生じる嚢胞の40%を占める。20才代が好発年齢。性差はない。
下唇に最も多くついで舌、頬粘腰の順に生ずる。
大豆大〜小指額大で半球状に膨隆。浅在性だと青紫色を呈する。
特に下唇のものは、自壊と再発を繰り返す。

好発年齢

年齢的には10歳未満から30歳代までにほぼ均等して多く、50歳以後の発症は少ない。
性差は基本的にはないと考えられるが、受診頻度でみるかぎり10歳代までの若年層では女子のほうが多い。 ほとんどが下唇に発症するが、時に舌下部、頬粘膜にも見受けらる。

臨床症状

大きさは5mm前後が大多数で、1cmを越えるものは少ない。 通常は透明感のある紫青色の境界明瞭水疱性病変として認められるが、深在性のものはピンク色を呈する。 無痛性であるため放置されることも多いが、容易に機械的刺激で破損し、粘稠な内容液を放出して消失してもほとんど必ず再発してくる。

粘液のう胞 粘液嚢胞
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