「保呂羽大権現跡をゆく」

保呂羽大権現跡
栃木県佐野市閑馬町庚申山

住所をクリックすると地図がでます。



【庚申山】
『千躰庚申山入口』と彫ってあります。

『閑馬地区の主な文化財』の
「11庚申山庚申塔」参照

【参道入口】
鬱蒼と草木が茂っています。
【入り口の庚申塔】
天保と書かれています。
【参道】
蜘蛛の巣の攻撃を受けて完全に戦意喪失。
棒を振り回しながら、前へ進みます。
足元の石は礫(レキ)で強く踏み込むと崩れやすく危険です。
「庚申」の文字が彫ってある石。
あちらこちらに「庚申」が刻まれた
石落ちています。
もともとは参道の脇に並べてあったのが、
風雨で流れ出したようです。
「千躰庚申山」というので千体あるのでしょう。
【中腹からの風景】
登り続けます。
【立派な庚申塔】
途中給水塔があります。
ここまでは、道がはっきりしていたのですが、給水塔を過ぎると道がけものみちになります。蜘蛛の巣を除けながら暫く登ります。
山頂に到着です。石碑が沢山見えます。
標高171メートル。
かつて、ここに保呂羽大権現があったといい、天保10年(1839)に庚申堂を建てたと伝わります。
礎石らしきものが残っています。
権現堂あるいは庚申堂の跡でしょうか。
【石碑群】
「青面金剛童子」や「庚申塔」と文字の刻まれた石碑が建ち並びます。
左の塔は「青面金剛」が刻まれています。
【庚申山近景】
【庚申山遠景】
ここも昔は保呂羽山と呼ばれていたのでしょうか。

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