「風呂屋神社をゆく」


風呂屋神社
茨城県龍ヶ崎市長沖町151


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【風呂屋神社】

長沖町の鎮守である。祭神は大己貴命という。例祭日は旧九月一日である。宝暦五年(1755)の「風呂屋大権現祭礼覚帳」をみると、七一名の氏子名 亥九月朔日 郷中 風呂屋大権現今他化自在天ト云勧請之初元文元辰年(1736)ニ而・・・略・・・天保六乙未(1835)春村中相談之上古沼普請いたし大日面他化自在天面、相成申候、然上者年々当番ニ而作付いたし旧例之通無怠慢祭礼可被致候事
とあり、祭神風呂屋権現は他化自在天、即ち、大六天を祀っていてのである。明治維新の後(明治六年)にこの祭神を改め、天之御中主神としたというが、地元では昔がこの呼び名である権現様といっている。
後略

『龍ヶ崎市史』より
   
【石碑】
青龍金剛のようです。
【神社境内】

「風呂屋神社」の正しい呼び方を知りたく、ご近所の方に確認したところ、「ふろや」とのことでした。残念。じつは「ほろや」という答えを期待してました。

武具の「保呂(ほろ)」と「弓矢」で「ほろや」だったものが「ふろや」になったのかも知れません。「ホロに矢がさされ」と言うことでしょうか?さすれば武運長久の神社でしょうか?
武具の「保呂」は「風呂」と書く場合もあります。

あるいは「風呂屋」は「ほろわ」が転訛したものでしょうか?大権現というのでこちら説が有力でしょうか。
【参拝難易度】☆☆☆☆☆
【参拝危険度】☆☆☆☆☆
【コメント】小さい鳥居が2つあります。大人がくぐるのは難しい?境内にもう一つ祠がありましたが、詳しくわかりませんでした。

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