「保呂羽神社をゆく」
保呂羽神社(おほろわ)
宮城県本吉郡南三陸町上保呂毛
住所をクリックすると地図がでます。
【保呂羽神社への道】
旧志津川町には2つの保呂羽神社があり、保呂毛は藤浜の女保呂羽に対して男保呂羽で「おほろわ」と呼ばれます。
保呂羽山(372m)の頂上にあります。
東浜街道(国道45号)から入谷・上保呂毛へ入っていき、橋を渡ると山続く砂利道となります。【保呂羽神社】
大宝年中(701〜703年)役行者によって
開基。永禄二年(1559年)祐永法印に
より再興した。康平年中(1058〜
1064年)源義家が建て替え、その後
文治二年(1186年)元良四郎循衡
(高衡か)が、天正年中(1573〜
1591年)には千葉大膳太夫重次が代々
祭祀してきたと伝わる。祭日は3月と
9月の26日で春祭りに神輿のお山登り
がある。
保呂羽神社は子育ての神という信仰が
あり、麓の人々は子供が生まれてから
最初の祭りの時に子供を背負って参拝
に行く。
子供のムシを封じるために小さな鎌を
1つ借りてきて神棚に上げておき、
治ると2つにしてお礼参りをした。
また、保呂羽さまに願をかけるときには、
祭りに杉苗を持参して登り、
山内に苗を植える風習があった。
(志津川町誌より)
【二の鳥居と三本杉】
二の鳥居付近は三本杉広場と
命名されています。
【登山道入り口】
車で行けるとこまで行こうと思い
二の鳥居から林間駐車場まで来ました。
途中地元の方とすれ違い、「この車じゃ上まで行けないよ」とご忠言がありました。
山道をちょっと登ってみましたが、やはり滑って登れませんでした。なので、家族は私を置いて、三本杉広場へ戻っていきます。
ここからはひたすら歩きです。【山道】
入り口付近は急な坂道で
くねってましたが山頂付近になると、
なだらかになります。【石】
何か書いてあるようです。
神社を思わせるものは
道中コレくらいしか見つかりませんでした。
この山道は本来の参道ではなく
車が出入りできるように後で
作られたものかも知れません。
【保呂羽源流の看板】
山道から入って400メートル先に
あるようでしたが、時間もないので
山頂を目指します。【社殿】
山道を行くと社殿の正面ではなく
横に出ます。【保呂羽神社鳥居】
正面へ回ります。
【保呂羽神社本殿】
【社額】
朱塗りで目立ちます。【石祠】
【山頂付近からの眺望】
【保呂羽の流水】
山を下ってきました。
谷を水が流れ落ちてきます。
先ほどの源流から流れてきているのでしょう。【三本杉広場】
ちょっと水で遊べる場所があります。
これも源流から流れてきて
いるのでしょう。【参拝難易度】★★★★☆
【参拝危険度】★★☆☆☆
【コメント】車は頂上まで入れるようになってますが、
林間駐車場から先の山道は二駆では難しいです。
登山口から片道約40分かかり、山道が続きます。
観光協会地図