南会津 黒谷川東実入沢出合まで
2010年7月17〜19日 
L松木恵子、内山智子

 7月の黒谷には行ったことがないので、内山さんが黒谷周辺と言った時、すぐに乗った。真夏の森はどんな様子なのか?
 入渓前に熊倉家に寄って情報を聞いた所、雨ばかりだったから水量が多いかもしれないと言われた。結構な水量の黒谷川を眺めながら林道を行く。お天気は良い。草がのび、つるに覆われた道をくぐりながら行く。さらに道は悪くなっていくような気がした。岩幽手前で道をはずし、捜しているうちに雨が降ってきた。木の下で雨宿り。小振りになったので歩き始めた。最初の徒渉は少し濁っていたが、スクラムを組んで渡る。森を抜け、次ぎを渡ろうとするが、さらに濁り、あまりよろしくない状況。こんな所で流されてもしたらと、泊れる状況だったので、行動を止める。フライを張り終える頃にはチョコレート色の流れとなる。しばらくすると雷と豪雨が始まりしばらく続く。一段高くなってはいるが、少し心配になるほどだった。それでも眠るころには雨も止み、ホタルが乱舞していた。これが見られただけでも、ラッキー。
 翌朝は濁りもだいぶおさまったが水量はかなり多い。とりあえず東実入沢の出合いまではいってみようと、何回かスクラムを組んで徒渉しながら、出合いまで行く。しかしここまででもかなり緊張しており、今晩また雨が降ったら帰れなくなることも予想される。西実沢の湿原も考えたが、そんなにさらっと進めるわけでもなく、時間が気になる。川幅一杯に轟々流れる西実沢を見ていると、そんなにがんばらなくてもいいかという気になってくる。それでは増水しても帰れる所まで戻って、そこから行けるモチツボ沢に入ってみようと意見はまとまる。しかしモチツボに入ってすぐに熊の威嚇音。あきらめて戻る。そこもすてきな森だったのだが。
 そんなわけで、たき火をしながらのんびりと森をながめ、また夕立ちがきてフライの下で夜を過ごした。
 朝早く、さらに悪くなった道を戻り、帰途につく。びしょ濡れになって寒かった二日間とは程遠い、暑さの中に帰りついた。