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-------------------------------------------------2003年5月14日----------
よく分かる相続と遺言の豆知識  第33号 
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<本日のテーマ>
 遺言〜障害をもっている方が遺言書を作成するとき

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こんにちは、行政書士の田村です。

今日で10回目の発行です。業務の合間をぬってマガジンを書いており、なかなか骨が折れる作業ですが、読者の皆様に有益な情報をお届けするため、頑張って発行してまいりたいと思います。 


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 遺言〜障害をもっている方が遺言書を作成するとき
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こんにちは、行政書士の田村です。

メルマガも発行してからもうすぐ一年になります。我ながらよく続いたものだと感心しております。
 普段は筆不精でめんどくさがりですので・・。

 http://www.kit.hi-ho.ne.jp/masamichi/
 
世の中には、健常者ばかりではなく、不幸にも障害をもってらっしゃる方もおります。

今日は、特に身体障害者が遺言書を作成するそんな場面を考えて説明したいと思います。

普通方式の遺言には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3タイプがあります。障害の分類に応じて、整理して説明しましょう。

・目が不自由な場合
 目が不自由でも健常者の方と同様に字を手書きできるならば、いずれの種類の遺言でもできます。

しかし、目が見えないのでは、実際に手書きするのはちょっと難しいかとおもいます。ワープロや点字機などの器具を使用する場合は、自筆証書遺言はできません。

なぜなら、遺言者を自分の字で書くことが必要だからです。

秘密証書遺言の場合は、署名ができる場合は、点字機やワープロによる印字はできます。

公正証書遺言は、問題ないところです。といいますのは、公証人が公正証書を作成しますので。

・耳が不自由な場合

3タイプの遺言いずれもできます。

以前は、耳が不自由な方は、公正証書遺言はできませんでした。なぜなら公証人が筆記した遺言の内容を遺言者に「読み聞かせる」ことが要件であったからです。

2000年1月に、耳が不自由な方でも公正証書遺言ができるようになりました。

改正内容は、民法969条3号の「遺言者及び証人に読み聞かせ、又は閲覧」させること、民法969条の2第2項の「公証人は、・・・通訳人の通訳により・・読み聞かせ」に改めたのです。

これにより、耳が不自由であっても、手話通訳、又は自ら公証人の筆記を閲覧することにより遺言書を作成できるようになったのです。

改正前の法律は、耳が聞こえないというだけで、公正証書遺言ができないという差別的なものだったのですね。
 
・話すことができない場合
 これも前述耳が聞こえないかたと同様、以前は公正証書遺言ができませんでした。

 遺言者が直接公証人に遺言内容を口頭で述べることが要件だったからです。

しかし、民法969条の2第1項で「通訳人の通訳による申述」又は「自署」で口授に代えることができるように改正されたことで、話すことができない方でも、公正証書遺言ができるようになりました。

これにより、手話通訳や筆談により公正証書遺言ができます。

秘密証書遺言は、以前は自己の遺言書であることと書いた人の住所、氏名を自署することにより申述に代えて行うこともできたのですが、同じく改正により自署に加え、手話通訳により申述に代えることができるようになっています。

ここまで・・

最後までお読みくださり有難うございます。

遺言書の種類に応じた具体的な内容は、既にメルマガで取り上げておりますので、重複を避ける意味であえて取り上げることはしませんでした。

障害者でも、遺言書を作成することができることを知っていただきたいと思い簡単に説明しました。

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   E-mail:tamura-js@dol.hi-ho.ne.jp
   Http://www.kit.hi-ho.ne.jp/masamichi/

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