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-------------------------------------------------2003年12月17日---------
よく分かる相続と遺言の豆知識  第60号 
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<本日のテーマ>
 相続回復請求権

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こんにちは
行政書士の田村です。

12月も入りいよいよ今年も残り僅かですね。

気掛かりなのが、年賀状の作成です。
これは結構面倒くさいものです。

年賀状もまだ購入していない・・。
日頃仕事で書類作成を手がけていますが、プライベートでとなるとつい後回しに
なってしまうものです。

今日は、年賀状を買うことからはじめよう・・。

  http://www.tamuraoffice.com/


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 相続回復請求権
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●意義

相続回復請求権とは、真正の相続人でない者(=表見相続人)が、相続財産を相続したとして占有し、真正の相続人の相続財産を侵害しているときに、その侵害を排除し、相続財産の回復を請求する制度です。

●相続回復請求権の行使
必ずしも訴えによることは必要ではなく、裁判外でも請求できる。侵害された個々の財産を具体的に明示せず、包括的な請求で足りる。

自分が相続人であること、回復請求権の対象が、相続人の占有下にあったことを立証すれば足りる

●相続回復請求権の当事者
(1)請求者→真正の相続人
         相続人が無能力者であれば、法定代理人が権利行使する。

相続回復請求嫌の相続はありません。

つまり侵害された相続人の相続人は、侵害された相続人の請求権を相続するのではなく、固有の相続回復請求権を有するということです。

(2)相手方→表見相続人(相続人でないのに、戸籍上相続人と見られるものなど)
       →共同相続人も含まれる(判例)

●相続回復請求権の消滅時効

短期消滅時効
・相続人またはその法定代理人が相続権を侵害された事実を知った時から5年で消滅時効にかかる(884条前段)。

長期消滅時効
・また相続開始から20年が経過すると侵害の事実を知っているかにかかわらず、消滅する(884条後段)。
(20年の期間は、判例は時効と解しているが、通説は除籍期間と解している)。

●設例:
共同相続人の1人が相続財産のうち自己の持分を超えて占有管理している場合(5年が以上経過)で他の相続人がその侵害の排除を求める請求をした場合、884条の消滅時効の適用があるか?

共同相続人の1人が自己の持分を超えて占有管理し、真正相続人の占有権を侵害している場合にも884条が適用される。

しかし、その者が相続権があると信じるにつき合理的な理由がない場合には、他の相続人からの請求に対し、消滅時効を主張できない。

参考判例:
共同相続人間で884条の適用が問題となった事案(最判昭53.12.20)

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