思い出の写真から
〜  アメリカ編  〜




1997年夏 キューバ

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キューバへ。


↑ホテル・ナシオナル in La Habana。

初日は上の写真のようなリッチなホテルに宿泊。
小さい部屋でも100ドル近くした。




ホテル・ナシオナルから海岸に沿って旧市街に歩いてゆく。

地元の人たちが岩場で海水浴をしている。


旧市街はにぎやかな街だった。


都会なのに、ドライな雰囲気なんてなかった。

街を歩いていて面白い。

ただ、タバコ売りのしつこいセールスにはうんざりした。



街でいろんな人が話し掛けてくる。

その人たちが、純粋に日本または日本人に興味があって
話し掛けてくるのか、それとも最後にタバコのセールスに
もっていこうとして話し掛けてくるのか見分けがつかなかった。






キューバは海が美しい。

その中で最もメジャーなビーチは、
バラデロ・ビーチである。

交通の不便なキューバでは、列車や長距離バスは
殆どないようだ。


ビーチはあまり一人旅の人が行くようなところではないが、
折角キューバに来たんだからと思い、
バラデロ・ビーチ・ツアーをホテルの窓口で申し込んだ。


↑バラデロ・ビーチ付近。

流石にバラデロ・ビーチは綺麗だった。

白い砂浜が熱かった。

いかにも南国らしい風景だった。


↑バラデロ・ビーチ。

今まで訪れたビーチの中では最も綺麗だったと思う。







ハバナ(La Habana / ラバナ)市内の観光だけでも楽しかった。

しかしどうせならラバナとバラデロ以外のところにも
ちょっと訪れたかった。

さて、どこに行ってみようか?


↑La Habana 旧市街の子供たち。

日帰りで行くなら、ツアーになってしまうが仕方がない。

ビニャーレス・ツアーに決定した。





翌日、早起きしてビニャーレスへ。


↑ここの店では観光客相手に
ココやさとうきびのジュース
を売っていた。

↑我々を乗せたバスはいろいろ
綺麗な場所で泊まってくれる。


これぞキューバと思わせるような綺麗な景色が続く。

ツアーの仲間とバスの中で仲良くなることができた。



葉巻工場に到着。


↑葉巻工場。
キューバの葉巻はとても有名。


我々ツアー観光客はカシャカシャと写真を撮りまくる。

葉巻作りの工員は、もう慣れっ子になったらしく
我々を気にせず黙々と葉巻を作り続ける。

多くの観光客が集まるこの工場では、
葉巻の販売も行っていた。



美しい風景の眺められる広場に到着。


綺麗に着飾った女の子がいた。
彼女の両親(と思える人)が彼女の写真を何枚も撮っていた。
(何かの記念日だろうか?)

撮影中、両親(と思える人)の彼女への注文はうるさかった。
表情の細かいところまで指示をされていた。
女の子は
「そんないっぱい言われても、できないよ!」
と反発していた。




このあと、昼食になった。

昨日まで食事は一人だったが
この日はツアーなので大勢の仲間と一緒の食事である。

料理の一つに日本の『赤飯』と似たものがでてきた。
日本的なものが食べられて嬉しかった。
ちなみにこの『赤飯』はキューバでは『コングリ』と言うらしい。



食事の後は、鍾乳洞見物。


↑ボートに乗って洞窟の中を見物。

このあとも、いくつかの場所をまわって
ビニャーレスの日帰りツアーは終わった。











↑革命広場。

革命広場で見られるこの大きな顔は「チェ・ゲバラ」である。
彼はキューバ人ではないが、キューバでは大英雄である。

キューバの空港ではチェ・ゲバラの顔入りのTシャツが
たくさん売られている。
また街では外国人観光客にチェゲバラの顔入りのコインを
売っている人もいた。

チェ・ゲバラは、外国人観光客にとってもキューバの象徴として
捉えられているように思える。






踊り好きなラテンアメリカ人の中でも極めて踊り好きなキューバ人。

彼女は私に踊りを教えてくれるのだが、踊ったことのない私はうまく踊れなかった。
「もっと腰を振るのよ!」
「こういう風に?」
「もっと、おちんちんで突くようによ!」
「む、難しい。」


キューバ人はとても陽気である。





この日の夜、ホテル・ナシオナルの近くで野外コンサートが行われた。

大勢の人が集まった。
大音量の音楽が響く。
音楽に合わせて皆踊りだす。

皆、踊りが上手い。

踊りは少しは教えてもらったものの、
そんなすぐにできるようになる訳がない。
私はただ見ているだけだった。


キューバ人の踊りと大音響の音楽の迫力に圧倒された。


こんど来るときは踊れるようになるぞ...。



翌日、キューバを出発した。

1997年のキューバはとても面白かった。








1997年夏 キューバ」 おわり

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