***** 体感温泉リポート 四拾参 *****

(北海道)大雪 層雲峡・高原温泉(国立公園内)


■層雲峡温泉と大雪高原温泉は、距離にして20km位離れているが、どちらも上川郡上川町にあり、大雪山の麓にある温泉、という事で、今回大雪の温泉としてリポートしました。

大雪高原沼巡りの紅葉(07.9.19)
見頃より5〜7日早かった



                                                                         *画像クリックで拡大写真にリンク


 

層雲峡・黒岳の湯(層雲峡唯一の共同湯)

                                                                                                                                            

         日帰り温泉「黒岳の湯」: 内風呂(2F)・・・ pH 7.38 、 泉温 41℃ (湯口48℃)、 掛け流し式
                                                          露天風呂(3F)・・・ 39-41℃ (湯口47℃) 循環式
      泉質表(源泉名「大雪山国立公園層雲峡温泉、分析時期?)・・・pH 7.2、泉温 51.8℃、湧出量 ?、
                           溶存物質?mg/kg、 単純温泉
                                                     
                 営業:10-21、600円、 駐車:専用なし、温泉街の共同駐車場(無料)利用、公共温泉
              
                            入湯日時・・・07年9月19日 18:00、20:30(pH、泉温は当日の実測値です) 

北海道上川郡上川町層雲峡      


■層雲峡温泉は、料金の高そうな温泉街なので、日帰り入浴でもよかったのだが・・・。大雪の紅葉を見るためには、早朝登山口に到着する必要があり、一番近い大雪高原山荘が満室の為、次に近いここ層雲峡で宿泊施設を探した。観光案内所に料金の安い宿を、とお願いしたら、温泉街に2軒ある民宿の内、一軒の「みどり荘(みやげ物店兼営)」を紹介された。その宿で、この「黒岳の湯」の入浴券をもらった。同日内なら再入浴可、の親切な券だった。もちろん2回入った。

■層雲峡温泉は、北海道北部で最大の温泉地。平日でも団体客を乗せた大型バスがかなり見られにぎわっていた。厳冬期の「層雲峡氷漠まつり(温泉組合自主企画)」が評判。

    
公共温泉 黒岳の湯HP

■左図、黒岳の湯、建物の全景。比較的新しくモダンな建築。あとでガイド本を見て分かったのだが、98年、この温泉街が「層雲峡キャニオンモール”としてリニューアルされたらしい。

■黒岳の湯の係員と雑談していて聞いた話だが、この温泉街は大雪山国立公園の一角にあり、そのため環境庁の自然保護等の規制が厳しく、旅館ホテルの建替えは、自然環境とマッチするデザイン(そのため寄せ棟の山小屋風ホテルとなっている)を求められたり、屋外看板の大幅な規制がされているという。

■温泉街までの道路標識等も、これくらい大きな温泉街ならたくさん立っているはずの看板・案内標識が少なく、最初来たとき違う道に10kmも行き過ぎてしまい戻ってきた。

 

■1階にホールやレストランがあり、温泉施設は2・3階にある。のれんにあるように、山小屋風の建物に模して”バーデハウス”の愛称がつけられている

■右図、男子内風呂。入浴客が多くてなかなか写せず、閉館間際に撮ったもの。

■泉質は少しすべすべ感がある程度で、濁り、硫黄臭も無く特徴がない。

■左図、3階にある露天風呂。昼間ならここから外の渓谷を見下ろせる、という。写真右側に、滝状に大量の温泉が注がれていたが、この仕掛けの為か、残念ながら循環式の浴槽となっている。内風呂は、掛け流し式だった。

■左側に湯口があり、その付近は、42℃以上あるが、滝のある右側は41℃位で、ぬる目の好きな人に良い。

■この黒岳の湯は公共温泉とあるので町営なのか、大雪の登山バスの乗り場でも町の職員みたいな人が利用客全員に入浴割引券を配っていた。旅館で”ただ券”をくれたり、町を上げて応援しているみたいだ。


左図2枚は、温泉街中心部の風景。背後に山岳が迫っている。建物もほとんどこのような山小屋風なデザインだ。

■ガイド本によると、”ヨーロッパの山岳リゾートをイメージして”98年に中心街が”層雲峡キャニオンモール”としてリニューアルされた、という。泊まった民宿兼土産店「みどり荘」もこのストリートに面していた。


                                                       


 

大雪高原温泉(入浴期間の短い秘湯)

 

     男子内風呂・・・pH 3.43   泉温42℃(湯口48℃) 掛け流し式  
            
男子露天風呂・・・pH ほぼ同上   泉温42℃(湯口50℃以上) 掛け流し式  
     泉質表(源泉名「高原温泉AB混合泉、分析時期H17.9月)・・・pH 2.7、泉温 71.2 ℃、湧出量 200g/分、
                           溶存物質 356mg/kg、 単純酸性泉、 自然湧出。
                       無色透明、酸味、硫化水素臭
      外来入浴: 10-17、600円、駐車30台以上、 
              
                            入湯日・・・07年9月19日15:30頃 (pH、泉温は当日の実測値です) 

北海道上川郡上川町層雲峡高原温泉      

今回の目的地、大雪紅葉の見所(トップの写真)、高原沼巡りの登山コースの入り口にある。R130から砂利道のヤンベタップ林道に入り、その終点に位置している。標高1260m、雪深い山奥の為、6月下旬〜10月上旬の4ヶ月間しか営業していない、本当の秘湯だ。

■この時期、紅葉めぐりの観光客が加わり、混雑していた。

      大雪高原温泉のHP

■左図、国民宿舎「大雪高原山荘」の玄関。
 
■朝日旅行(会)が主宰する”日本秘湯の会”のちょうちんが吊るされている。積雪の為営業期間が短い(年間4ヶ月)という点では、秘湯、だ。



■左図、男子内風呂、露天風呂も含め、日替わりで男女入れ替えているらしい。

■温泉は、やや白濁、硫黄臭のする、いわゆる温泉らしさのある泉質。すべすべ感はなかった。源泉温度が高い為、”気温の高い時のみ加水している”との表示が脱衣所にあった。


■左図、露天風呂、広い敷地に後から造ったようで、周りが広々としている、珍しい露天風呂だ。

■泉質は内風呂と同じ。湯口温度は内風呂より高めとなっている。

■右図、玄関脇に設えてある、足湯。ここ大雪高原山荘は、大雪白雲岳、高原沼巡りの登山コースになっており、登山を終えた人たちにとって足をつけるだけでも疲労が癒される事だろう。

                 
                                      以 上

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