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***** 体感温泉リポート 四拾壱 *****
■図書館で借りた「極上にごり湯百選・・野口悦男」(山と渓谷社・06年刊)を見ていたら、あの熊本県の黒川温泉で、にごり 湯が3つ出ていた。4年前に初めて黒川へ行った時、入った温泉はすべて無色透明だったし、黒川は温泉街の情緒や露 天風呂の造りは良いが、温泉の泉質的にはいまいち、と思っていた。そんな魅力的なにごり湯が黒川にもあるのなら・・・、 と行ってみる事にした。
■今回も1人旅なので、当該温泉旅館では泊めてくれないのではと諦めて、前回同様”入湯手形”を使って、3湯に入ってくる事にした。ところが今回、「旅館こうの湯」の露天風呂で話しが弾んだ同じ一人旅の東京からの男性は、今晩黒川荘に泊めて貰える、と言っていた、それも普通の料金の1人分で。4月の第1週、閑散期とは思えないが、大人気の黒川温泉でも、空いていれば泊めてもらえる事が分かった。
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■左図右側が今回の手形、左のは前回H14のもの。3館入浴でき、1200円。入湯した旅館のスタンプが押される。
■信州の渋温泉の入浴手形にヒントを得たと言われている黒川温泉の手形、大々人気を博して、今年(H19)”この夏で入湯手形200万枚達成”(下記HP参照)という、すご〜い。
☆全ての画像、クリックで拡大画面へリンク |
■黒川温泉公式HP http://www.kurokawaonsen.or.jp/
黒川温泉の地図(温泉組合発行のパンフより)・・・茶色丸印が今回入湯館
観音露天風呂(男女入替日替り)・・・pH
7.56 泉温41-43℃(湯口:50℃以上)掛け流し式
薄緑色、無臭。 参考:岩露天風呂・・・pH7.01
泉質表(源泉名「2号泉」H13.8分析)・・・pH
7.2、泉温67℃、140g/分、
無色透明殆ど無味無臭
溶存物質
1464mg/kg、Na-塩化物-炭酸水素塩-硫酸塩温泉
入湯日・・・07年4月6日10:20頃
(pH、泉温は当日の実測値です)
熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺
■黒川荘は黒川温泉の中で規模がトップクラスの宿です。館内に露天風呂が4つ(以上)、内風呂もいくつかある。今回入湯手形で入れたのは、「観音露天風呂(にごり湯)」「岩露天風呂」「大浴場(内風呂)」の3ヶ所で、最も有名な「びょうぶ岩風呂(大露天)」は、この日女風呂(日替り)で入れなかった。
■「黒川荘」公式HP http://www.kurokawaso.com/
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■左図、標高のやや高い黒川でも桜が満開を迎えようとしていた。まだ梅も咲き残っていた。
■黒川荘入口。こけら葺きの門構えがあり、良い雰囲気。ロビーも渋い和風の調度品で統一トされ、格調の高さが感じられる。
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■左図、大浴場(内風呂)脱衣室の竹桟窓。
■右図、大浴場、竹格子の窓と内風呂入口が映っている。この内風呂は、1号泉で透明な温泉だ。すべすべ感が少なく、硫黄臭も少なく、温泉の魅力に欠ける。これが一般的な黒川温泉の特徴。
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■左図、内風呂。
■右図、内風呂に隣接して位置する「岩露天風呂」。ここも温泉は無色透明、内風呂と同じものだ。にごり湯はどこにあるのか?
■捜して見ると、もうひとつ露天風呂の案内板があった。 |
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■左図が竹林をバックにして立っていた案内板だ。奥へ敷石の小道が続いている。
■これが観音露天風呂。お湯は薄緑色ににごっている。それほど濃くはないが、まあにごり湯、と言えるだろう。温泉の匂いはほとんどなかった。すべすべ感も少ない。 |
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■左図、にごり湯が良いが、借景の眺めも良い。屏風のような岩をバックに、露天風呂周りがこれまた自然岩で囲われていて、この入浴しながらの視線位置での眺めが良い。
■右図、黒川露天風呂の特徴、東屋。黒川ではたいがいどこの旅館でも露天風呂にこの東屋が設置されている。 |
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■温泉の色を分かってもらおうと撮ったもの。モスグリーンをうすくにごしたような色だ。
■観音露天風呂は、にごり湯よりも周囲の景色が抜群に良かった。
■日替りで男女入替制になっていて、この日は入れなかったびょうぶ岩大露天風呂(この日は女湯)もいいらしい。 |
露天風呂「美郷の湯」・・・pH 4.73
泉温42-43℃ 含硫黄ーNa−塩化物硫酸塩泉、 僅かに白濁
泉質表(不明)・・・
入湯日・・・07年4月5日15:30頃
(pH、泉温は当日の実測値です)
熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺
■「和風旅館美里」公式HP http://www.kurokawaonsen.or.jp/misato/misato.htm

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■黒川温泉街の中央、共同駐車場の近くにある旅館。
■斜面に建築された為、入口の階段を上がった2F?にフロントがあり、露天風呂はそこからまた階段を上がった3F?にある。
■黒川温泉街の中央部は、敷地に余裕がないため、全体的にせせこましい。温泉街に離れて建築された「山河旅館」等は雑木林の中にゆったりと建てられているが。 |

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■露天「美郷の湯」の男風呂。狭い敷地ながらうまく周りを樹木や生垣で囲ってよい雰囲気の露天風呂に仕上がっている。
■右図は脱衣所。入湯手形で入れるのはこの露天風呂だけだった。
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■温泉はわずかに白濁している。同館のセールストークによると”黒川温泉唯一の乳白色のイオウ泉”である。
■硫化水素臭がして温泉情緒があり、口に含んで見るとたまご味がする、硫黄泉の特徴だ。
■温泉からの湯煙に夕方のやわい日差しが当たり、そよ風が湯気を波のように移動させる其の様は、幻想的で心地よいひと時だった。 |
露天風呂(森の湯)・・・pH 7.26、泉温
41-43℃、僅かに白濁、掛け流し。
泉質表(源泉名「森の湯」H14.3分析)・・・pH
?、泉温 52.6℃、湧出量?g/分、アルカリ性単純温泉
入湯日・・・07年4月6日11:20頃
(pH、泉温は当日の実測値です)
熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺
■前回黒川温泉に来たH14年の地図には、ここ”旅館こうの湯”は出てなかった。新しく建てられた温泉宿のようだ。
■「旅館こうの湯」HP http://www.kounoyu.jp/ http://cgi.casell.net/kounoyu/mozll/index.cgi
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■黒川では後発の旅館らしく、新たに造成した高台の敷地にある。敷地はゆったりとして広いが、建物はそれほど大きくはない。
■最近はやりの足湯を館外に設けている。どうせ温泉に浸かるし、時間の余裕もないので、足湯にはつからなかった。
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■当館HPによると、隠れ家の宿”こうの湯”では、各部屋に専用露天風呂があるらしい。しかし入湯手形で入れる(共同)露天風呂は、「森の湯」の名称で別棟にある。
■左図が其の建物の入り口。左が女湯で、右が男湯。 |
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■左図は男湯の露天風呂全景。HPによると男湯の方が見晴らしがいいらしい。女湯は囲わなければならないので・・・。
■右図は露天風呂の大きな東屋。雨の入浴時に助かるかも。 |
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■さてここのにごり湯の具合、ほんの少し薄緑色のやや白濁したものだ。結局黒川温泉のにごり湯、といってもどこもこの程度の薄い色でしかない。やや期待はずれだった。
■右図は、露天風呂の岩組に穴のあるところがあって、その中から東家を写したカットです。なお左図の人物は当HPの管理者です。
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