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***** 体感温泉リポート ]W *****
ティーエム温泉(共同浴場)・・・内風呂(熱い方):pH 9.7、(ぬるい方):pH 9.6
(単純アルカリ泉)
JAふれあいセンター(共同浴湯)・・・内風呂:pH 9.85
(単純アルカリ泉)
薩摩明治村(共同浴場)・・・内風呂:pH 8.6、露天風呂:pH
9.1(単純アルカリ泉)
入湯日・・・03年12月31日
(各温泉のpHは当日の実測値です)
鹿児島県垂水市
「pH測定値:9.9」
今回の九州温泉巡りで捜し求めたアルカリ温泉、
ガイド本に載っていなかった意外な所で、
群をなして見つかりました。
■垂水市海潟漁港の養殖船隊列の風景写真を撮るべく、現地に最も近いところの宿、「ファミリー垂水」に行くと、近くに温泉があるからと、入浴券をくれた。早速その温泉(共同浴場)へいくと、pHが9.7もあるではないか。そしてさらに近くにあるという他の温泉へ行くと、すべて9点台の強アルカリ泉だった。
■それらの温泉をとりあえず垂水温泉と総称して紹介する。ここ垂水温泉では、そのアルカリ度の高い温泉を、温泉水として(ミネラルウォーターのように)ペットボトルに入れて販売する事が盛んに行われている。

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■左図は宿で券をもらって行った「ティーエム温泉」。(拡大あり)
■入浴料は大人330円だが、ここの温泉水「垂水」を買うと、入浴券がただでもらえる仕組みを取っている。
■即ち、15本3000円の垂水のペットボトルを買うと、12枚ものただ券を、6本1200円だと5枚の券がもらえる。水はただのようなものとはいえ、殺菌・ボトル詰など経費もかかり、これで水販売と温泉経営の両方がよく成り立つものだ。
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■浴槽は熱い方が、44℃、pH9.7、低い方が、42.5℃、pH9.6、でとてもアルカリ度が高い。
■非常にぬるぬるとする高濃度な温泉だ。ただ泉温が高めなので、ゆっくり味わえないのが残念だ。
■泉質は単純泉で無色透明、無味無臭だ。
■入浴客と話をし、いい温泉ですね、と言うと、近くにあるJAのお風呂も広くてきれいですよ、と教えてくれた。(中図、拡大あり)
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■ここの成分分析書を見るとpH値は、湧出地:pH9.2、試験室:pH9.83、となっている。何故湧出地では低いのか分からない。(拡大あり)
■私の計測値は写真のように9.7、と高アルカリ値を示した。今まで私が測ったpHでの最高値だ。
■これだけ高いと、湯に入るだけで肌がつるつるし石鹸がいらないくらいだ。逆に石鹸をつけて洗うと、後でお湯でいくら洗い流してもいつまでも肌がつるつるし、石鹸が残って落ちていないような錯覚を覚えてしまう。
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■競走馬、ティーエムオペラオーが何年か前にG1レースの3冠馬になったという写真が、玄関に額に入れてたくさん飾られている。(拡大あり)
■その馬のオーナーがこの温泉の経営者で、温泉名にもTMが付けられている。聞くところによると、最初サラブレッドの馬を温泉に入らせるために温泉を購入し、今も他の場所で実際に馬を入らせているらしい。
■中図は垂水水など、浴場で販売している商品の見本陳列です。(拡大なし)
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■次に300m位南にある「JAふれあいセンターたるみず」(共同浴場)へ行った。すぐ横にAコープもあった。(拡大あり)
■8:30-21:00、大人300円。
■時間があまり無いので、入ろうかどうか迷ったが、玄関の券売り場の手前に飲泉所があり、その温泉を汲んで測ると、pHが9.8もあり、これは大いに入る価値あり、で早速入ることにした。館内は31日の夕方ということもあり、かなりの入浴客で賑わっていた。
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■浴室の規模は大きく広い。浴室内の写真は、人の多さ、とレンズが曇るのとで写せなかった。
■pHは9.9と9.8を交互して示し、その中間の9.85が測定値と推定される。これまた今までの最高値を更新した。この一帯はpHの高い温泉が集中しているようだ。温泉マニアにとっては、”アルカリ泉の桃源郷”ともいえる素晴らしい温泉地帯だ。
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■最後にもう1軒、ここはガイド本に載っていたところだが、薩摩明治村という所へ行った。左図はそこの温泉棟の入り口。(拡大あり)
■薩摩明治村は、”財宝”ブランドの温泉関連商品(温泉水、化粧水、シャンプー、ボディソープ・・・)の販売もしている。
■園内には宿泊施設、レストラン棟、屋外バーベキュー(夏季のみ)の施設があり、高台にあるため錦江湾や桜島の眺めがよい(この日夜7時過ぎに訪れたので暗くて何も見えなかったが、ガイド本を見るとその写真が写っている)。
■内風呂はゆず風呂になっている。10人位入れる広さだ。泉温42℃、pH8.6。ゆず風呂は、大阪の銭湯では12月の冬至の日に入れるが、ここでは毎日入れるようだ。
■7:30-22:00、330円。
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■露天風呂なのですが、ここの浴槽には底に藻がびっしりと張り付いているのです。なんと管理・掃除の悪い温泉かと腹を立てていたら,中図の看板があるではないですか。
■天然クロレラの藻(好熱性ランソウ)が、水温45℃の中で育っており、酸素を発散している、という。
■浴槽内は非常に滑りやすいので、入る際はビニールのサンダルをはいて入るように用意されている。(左端図、拡大あり)底に藻、それにサンダル履き、何とも落ち着かない入浴だ。泉温42℃、pH9.1。
■道路わきの管理人無しの温泉で、浴槽にこけが生えているのは大分県の耶馬溪温泉で入ったが、れっきとした営業中の温泉浴槽でこんなに藻が生えたままにしているのは、初めての体験だ。
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■この垂水温泉には他に、「国民年金健康保養センターたるみず」があるが、今回行く時間が無かった。
■その他、左図の「垂水池田温泉」もあったが、31日は休業していて入れなかった。ところでこの池田温泉、「垂水温泉病院」内の一角にあるのです。温泉病院のある温泉地は全国でも10ヵ所くらいだと思いますが、当地にあるという事は、垂水の温泉もたいしたものです。
■今回当地は風景写真(海潟漁港)の撮影が目的で訪れたので、こんな素晴らしい温泉群の出現は予期していなかった。それで時間も余りなくゆっくり入れなかったが、次回機会があったらもう一度じっくりと攻めてみたい温泉だ。
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