古沢由紀子記者の自作自演に抗議

 

平 智之:

古沢由紀子読売記者(あり方懇委員)の

「自作自演」に抗議する

 

「市民の会」ホームページご意見箱より)

 

(『読売新聞』03-4-7付け記事)

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/03-04/030407yomiuri.pdf  

 


 

タイトル : 古沢由紀子読売記者(あり方懇委員)の「自作自演」に抗議する。
投稿日 : 2003/04/09(Wed) 05:16
投稿者 : 平 智之 <tairatom@yokohama-cu.ac.jp>


 遠藤紀明氏(市大非常勤講師組合委員長)による、YOMIURI ON-LINE 編集長宛の4月7日
付けの「教育新世紀・存亡の岐路に立つ大学」http://www.yomiuri.co.jp/education21/news/
2003040701.htmに対する「抗議文」を拝読いたしました。

 この記事は、「あり方懇」委員に名を連ねた読売新聞社編集局社会部の古沢由紀子記者が
からんでいるのは、まず間違いありません。なぜなら、私が昨年いろいろ調べた結果、古沢記
者はアメリカ特派員時代に同国の教育・大学制度に興味を持ち、私が傍聴した昨年11月の
「あり方懇」でも2〜3回しか発言しませんでいたが、市大の「コミュニティ・カレッジ」化(大学以
下の地域の職業訓練短大)を、予算制約上から推奨していましたから。

 古沢記者の「自作自演」くさい、横浜市当局に与したアンフェアで一方的な報道には、神奈川
新聞やNHKと同じく、古沢記者の関与という「モラル問題」も含めて、当方の取材にも基づく「公
正報道」を実施する要求を、教員組合および「市民の会」から読売新聞社に申し入れるべき
だ、と私は思います。

 なお、一緒くたに事例としてあげられた「立志舘大学」の方は、今年1月に私が商学部教員に
は配布した、タブロイド大衆紙『夕刊フジ』としては大変立派な大学問題特集で、一橋大学の授
業評価公表で浜林正夫名誉教授の反対論を掲載した記事http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/
tsuiseki/contents/2002_10-03/030125_03.html
と同じシリーズの別の記事
http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/tsuiseki/contents/2002_10-03/030125_01.html
に対して、大『読売』が恥ずかしげもなく「後追い」したものにすぎません。

 それにしても、三枝博音、遠山茂樹両教授らを筆頭にして碩学と有為の卒業生を数多く輩出
した歴史と伝統ある横浜市立大学が、経営破綻を招いた地方の新設私大と同列に並べて記
事にされるのは私は「屈辱感」を覚えます。もちろん、教員・学生・卒業生には何の落ち度もな
く、「中田市政を考える会」準備会の文書http://www8.big.or.jp/~y-shimin/doc03/yo-model.
htmが暴露したような勢力による、不当な「プロパガンダ」にひとえに帰せられるものです。

 以上を、本BBSに投稿するとともに、私もYOMIURI ON-LINE編集長宛にメールwebmaster@
yomiuri.co.jpを送信しておきます。