急浮上した「学校給食民営化問題」
佐藤真彦：
急浮上した『学校給食民営化問題』
（「市民の会」ホームページ，「議論の広場BBS」No.285参照）
http://www8.big.or.jp/~y-shimin/wforum/wforum.cgi?no=285&reno=282&oya=272&mode=msgview&page=0
【『学校給食民営化問題』が急浮上】
先週６月７日の『市民の夕べ』集会に参加された方から，神大寺小学校（神奈川区）および釜
利谷東小学校（金沢区）において，『学校給食民営化問題』が急浮上していることを教えて頂き
ました．
その方の情報では，“地域住民を排除して，保護者に対してのみ限定した閉鎖的な”説明会
で，“一方的な説明”が行われるそうです．
神大寺小では急きょ６月１３日・１４日に行われる予定と聞きました（釜利谷東小ではすでに行
われた模様です．下記参照）が，例によって，『中田市長自らが“ニュージーランド詣で”をして
学んだ“市民にとって何が何だかわからないうちに急速に改革を押し進める”という非民主的で
強引な手法』がここでも用いられる可能性が大きいと思われます．
上記２小学校の『学校給食民営化問題』に関しては，横浜市会議員の関 美恵子氏（港南区
選出，日本共産党）のホームページhttp://www.seki-mieko.jp/ がつい先程（6月11日付）アッ
プロード（下記参照）した以外は，他のインターネット上では掲載されていないようです．
「議論の広場BBS」No.260（http://www8.big.or.jp/~y-shimin/wforum/wforum.cgi?no=260&reno
=no&oya=260&mode=msgview&page=10）でも指摘したように，“中田市長の危険性を多くの
方々に出来るだけ早く知らせることは大変重要で，また，横浜市大問題を身近な問題として一
般の方々に理解してもらう契機ともなる”と思っている者の一人として，注意を喚起する意味で
投稿することにしました．
なお，関 美恵子氏は，『03.06.11小学校給食があぶない』http://www.seki-mieko.jp/kakearuki
/html/1055258845.html と題して釜利谷東小の説明会の様子を報告していますが，最後に，
『私は、当局に、保護者だけでなく、地域の人も参加した説明会にするべきと強く要望しまし
た・・・が、参加対象については、頑として聞き入れませんでした。「情報公開」や「地域に開か
れた学校」に背をむけたやり方に憤りを感じます。』と述べています．
ちなみに，中田市長の公約と政策の第一は「情報公開の徹底」ですから，これら末端行政の
実態が中田氏の公約および政策と矛盾していることは明らかです．
このほか，またつい先ほど，『03.06.11プランは学生参加で』http://www.seki-mieko.jp/
kakearuki/html/1055262996.html
と題して，去る５月２９日の市議会・大学教育常任委員会に
おけるやりとりの様子がアップロードされました．
その中で関 美恵子氏は，「あり方懇答申」に対して『私はこれに対し、「研究実績を支えてき
た基礎研究・教育が切り捨てられ、教授会の専門性を生かした的確な人事がそこなわれ、大
学の自治の後退になる」と指摘しました。学長は、「基礎研究は重要」と認めながら、「教員の
活性化が図れる」などとのべました。三学部（商学部・国際文化学部・理学部）を一学部に統合
することや、学費を値上げする問題については、「世界の流れや、公立大学として高等教育の
機会均等を保障する役割に逆行する」と厳しくただしました。』とあります．
やはり小川学長は，去る5月7日の『忠誠宣言』に基づいて，事務局の指示通りに行動していた
ことが判明したことになります．
http://www8.big.or.jp/~y-shimin/wforum/wforum.cgi?no=243&reno=no&oya=243&mode=
msgview&page=20 （「議論の広場BBS」No.243参照）
また，「議論の広場BBS」No.284の『保育園民営化問題』と同様，やはり松下政経塾出身で，中
田市長の盟友（http://www8.big.or.jp/~y-shimin/doc03/yo-model.pdf参照）でもある山田 宏
氏（東京都杉並区長http://www.yamada-hiroshi.com/）が強行している『学校給食民営化』に
反対する運動が
http://members.jcom.home.ne.jp/tokakushin/saisin202/kyusyoku20206.html および
http://members.jcom.home.ne.jp/tokakushin/seisaku/seisaku4.html
にあります．