21世紀にふさわしい大学を作るためにともに連帯しながら頑張りましょう!!

      

東京都立大学・短期大学教職員組合中央執行委員長  山下正廣

 

横浜市立大学の皆さん。明けましておめでとうございます。いま、横浜市大は市長の諮問機関の「あり方懇」答申に端を発する「大学改革」という名の行政改革によって、「大学の自治」と「学問の自由」が大きく侵されようとされています。その中での皆様方の奮闘に敬意を表するとともに、連帯のエールを送りたいと思います。都立の4大学においても石原都政のもとで「新大学構想」という名の「大リストラ」計画と、財界奉仕の産学連携を意図した改革案が一方的に押しつけられてきております。手続き上の問題点は、法的に「改組転換=移行型」であるにもかかわらず、廃止・新設と言いながら「設置者権限」という名の下に民主的な議論や手続きを無視してきている点であります。また、内容上も学問的にも裏付けのない「都市教養学部」などを新設しようとしております。まさに横浜市大にかけられている攻撃は都立の4大学に掛けられている攻撃と全く同じであります。ともに連帯しながら、新に市民や都民に開かれた大学を作るために頑張りましょう。