自由法曹団、都教委の「日の丸」「君が代」強制に抗議し、

教育基本法の改悪に反対する決議

 

全国国公私立大学の事件情報 http://university.main.jp/blog/

http://university.main.jp/blog/archives/000842.html より

 

 

20040423

自由法曹団、都教委の「日の丸」「君が代」強制に抗議し、教育基本法の改悪に反対する決議

自由法曹団サイト(新着4/22)より

東京都教育委員会の「日の丸」「君が代」強制に抗議し、教育基本法の改悪に反対する決議

2004年4月17日
自 由 法 曹 団
団 長 坂 本 修

 東京都教育委員会は、2003年10月23日付け通達(「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について」)により、「国旗の掲揚について」「国歌の斉唱について」の「実施方法」を都立学校に通達・指示し、同通達に基づき、周年行事で起立しなかったことを理由に10名、卒業式で起立しなかったことを理由に196名の教職員を処分した。入学式での不起立者等についても、さらなる処分が出されることは必至である。
 そもそも「日の丸・君が代」に対して、どのような意見・思想・感慨を抱くか、「日の丸・君が代」に対して好感を有するのか、嫌悪感を有するのか、あるいはまったくの無関心の立場をとるかは、まさに市民・国民一人一人の内心の問題である。
 先の処分の対象とされた196名の教職員は、自己の思想・信条のゆえに「君が代」斉唱に際して「起立」することができなかったものである。自己の信条のゆえに「起立」できない者に対して、行政が「起立」することを命令し、これに従わなかったゆえに処分することは、憲法の保障する「思想・信条の自由」を侵害するものであり、断じて許されるものではない。

 

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