「横浜市大は学長がものわかりがよかったから、ちょっとおどしたら言いなりになった」
伊豆利彦:日々通信 いまを生きる 第107号 2004年7月7日 『蘆溝橋事件の日に』
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>>日々通信 いまを生きる 第107号 2004年7月7日<<
誰が撃ったのかわからない一発の銃声で蘆溝橋事件はおこった。
日本軍が戦争したかったのだと思う。
あの戦争は蒋介石が悪逆な共産党に対してたたかわず、むしろそれと協力して、正義の国、東洋永遠の平和を願う日本に敵対するから、何か理由を見つけてこれを膺懲しようというのだった。
この日本の真意は頑迷固陋、蒋介石にだまされている中国の人民には伝わらず、むしろ共産党と協力して、抗日統一戦線などという馬鹿げたものを発展させ、抵抗したから、やむを得ず、戦線を拡大したのだ。
日本ははじめから局地解決を望んでいた。日本のいいなりになる政府をつくりさえすればいいのだ。
日本には侵略の意図はまったくなかったのだ。
中国人民の幸福を願い、両国の有効親善をひたすら願っていたのだ。
悪いのは、共産党であり、それと対決しない国民党なのだ。
いつでも戦争は平和のためであり、人道のためであり、その国の人民を解放するためだった。
そして、攻め込むのは軍事的に優勢な強国なのだ。
なにしろ、放置すれば悪は拡大しおさえがたいものになるのだから、まだ、芽のうちに摘み取らなければならない。
正義のためなら先制攻撃は許されるのだ。
日本の戦争は正義のため、平和のため、支那人民のためなのだ。
それはまったく防衛のためで、日本には領土的野心は毛頭ないのだ。
しかし、日本の軍隊が中国人民を目覚めさせた。抗日戦線を発展させ、ついに中国の独立と解放を実現させた。
考えてみれば、中国の今日あるは、日本の戦争のおかげではないか。
やはり、あの戦争は正しかったのだ。
日本は中国をはじめアジア諸国民の独立のために貢献したのだから、彼らから感謝されなければならない。
まさしく、それはアジア解放のたたかいだったのだ。
靖国の7戦犯はまさにアジア解放の恩人なのだ。
こう考えてみると、あの時の日本はいまのアメリカと同じく、高貴な目的のためにたいへんな犠牲をはらったのだ。
戦後の歴史教科書は占領を美化して、日本国をおとしめる売国教科書だ。
いまこそ、日本国の真の姿を伝える真の歴史教科書を子供たちのためにつくらなくてはならない。
歴史書の編纂ということは日本国の歴史的事業なのだ。
しかし、その逆に、いまのアメリカを見ていると当時の日本のことがわかるということもあるのではないか。
当時の日本を見ていると、いまのアメリカがわかるということがあるのではないか。
たしかに歴史は物語だ。しかし、それだけに、どんな立場からそれを書くかということが重要になるのだと思う。
私たちが信じていた日本の歴史、そして戦後アメリカの占領下に書かれた歴史、そしていま、憲法を改正し、戦争ができる国にしようとする時の歴史、アメリカを美化し、過去の日本を美化する歴史、戦争に反対し、アメリカの戦争犯罪をゆるさないという立場の歴史、いま私たちに求められているのはどんな歴史なのか。
そして、小泉さんは<人生さまざま>といい御機嫌である。
多分、歴史についても<歴史もさまざま>と鼻唄で答えるのだろう。
<靖国に参拝してなぜ悪い>
<憲法を蹂躙してなぜ悪い
あの言葉が不愉快なのは、いかなる横暴も許されるということを、権力者が公然と言ったことである、そして、それはたしかに<真理>かも知れないのだ。
<憲法>だって絶対ではない。
国民の都合でどうにでもきめられるのだ。
あれこれいうのは負け犬の繰り言だ。
くやしかったら選挙で勝って見ろ。
自分たちのいいなりになるマスメディアや学者、評論家は有用なものだが、自分たちにさからうジャーナリストや学者、評論家は無用の長物であり、有害きわまりないものだ。
こんなものわかりの悪い奴らはマスメディアから追い出してしまえ。
場合によっては検挙投獄してしまえ。
おや、どうして治安維持法は撤廃されたのだろう。
あれは占領軍の命令による謀略だったのだ。
そろそろ、憲法も改正できることになったし、治安維持法も復活させなければならない。日本が戦争しようとしているのに、戦争反対などということが許されるはずはない。
彼らは利敵行為の非日知識人だ。
誰のおかげでメシを食っているのだ。
そういえば、戦後の新制大学という奴は、こういう非日教育の巣になっている。
国民の税金で養っているのだから、おれたちのために役に立つ大学でなければ存在の意味がないではないか。
横浜市大は学長がものわかりがよかったから、ちょっとおどしたら言いなりになった。理屈をいわず、自分たちの言いなりになる、国民の役に立つ技術・技能の持ち主を養成するすばらしい大学に向かって一路前進している。優秀といわれる、他大学でもほしがる人材の教員が次々にやめていったが、そんなものは、これからのプラティカルリベラルアートには無用なのだ。何といっても、いま、自分たちがやっているのは、過去50年、戦後の民主主義という迷妄を打破し、真に市民のためになる番犬大学の設立なのだ。
都立大学は総長が旧時代の人間で頑迷固陋だったからすこし骨が折れたが、結局は税金で運営されているのだし、その税金を自由にできるのは自分たちなのだから、一定の儀式を経て、折れてくるのだ。何といっても国民が選挙の度に自分たちに対して支持をしてくれるのだから豪気なものだ。
自分たちだけで足りなければものわかりのいい公明党が強い味方になってくれる。
それでも駄目なら、民主党をうまい具合に操ればいいのだ。
みんなは知らぬかも知れないが、元は同じ釜の飯を食った間で、気心は知れているのだ。いまはあまりにたるみすぎているから、ちょっとは波瀾があった方がいいだろう。
社民党だって、結局はおれたちに協力してくれたのだ。
共産党だけが、どうにもわけのわからぬ頑迷な奴らだが、心配することはない。マスメディアも我らの味方だし、共産党だけは別だとのけもの扱いにする体制ができていて、おかげで、彼らは日に日に勢力を減らしていく。
なにしろ2大政党制で権力後退が実現するめでたい時代だ。
共産党なんか存在の余地はないのだ。
戦争反対だとか、自由と民主主義だとか、うるさく念仏を唱えて、おれたちに楯突く奴らは、いずれ憲法改正の暁には、治安維持法を復活してひねりつぶしてやる。
秦の始皇帝は<焚書坑儒>の刑というすばらしい事業を成し遂げ、偉大なるわが日本のかつての軍閥官僚政府は治安維持法で彼らの息の根を止めた。
イラクでもそうだが、治安維持ということは何者にもまして重要なのだ。
いよいよ戦争するときまれば、治安維持法を復活するのは当然だ。
もし、これに対する抵抗がおおいとなれば、愛国法でいいではないか。
いまこそ、愛国主義万歳だ。
愛国主義に反対するのは非日行為だ。彼らを追放せよ。
いよいよ選挙です。
掲示板も選挙を前にして、大分活発なようですが、投稿者が限定されています。
やがてはITも取り締まられることになるかもしれません。
時勢は刻々に変化します。
今日ある自由も明日あるとは限りません。
投票しても無駄だという考えもわからないことはない。
しかし、やはり、もう一度考えて見てほしい。
無駄こそが歴史をすすめる力ではないか。
以下、掲示板からいくつか私の意見を再録します。
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名前:伊豆利彦 日付:7月6日(火)
10時9分 |
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名前:伊豆利彦 日付:7月7日(水)
1時7分 |
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446.Re: 【航空労働者たちが派兵部隊輸送を拒否する!】 |
名前:伊豆利彦 日付:7月6日(火)
23時29分 |
戦争になれば、民間の船や航空機は強制的に動員され、大きな被害を受ける。 |
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