首都大学東京は,「任期制・年俸制」を強行すれば,大学はいずれこうなる,という「見本」になるだろう

 

都立大の危機 --- やさしいFAQ (2005.2.8

http://www.bcomp.metro-u.ac.jp/~jok/kiki.html

 

◎ 2005年2月8日:<<未確認情報>> 身分等についての新旧制度の選択結果(2005年2月4日)は, 都立大全体474名の該当者の中で,192名(40%強)が「照会」文書に回答。(内訳:新168名、旧16、保留8)
COMMENT: 回答書を提出しなければ,「旧制度を選択したと見なされる」と言われていたが,「保留」と書いて出すと「両方の制度を保留することを宣言」できるのか? それにしても,あれほど不明な新制度を選んだ教員が168名もいた とは(逆に考えれば,60%は「新制度を拒否」したわけだが)!もっとも「もう首大には未練はない。いつでも出ていくつもりだから新制度を選ぶ」という同僚もいる。そのような教員が増えるということは,教員の大量流出が今後も続くということ。教員の流動性は,健全な大学研究・教育を発展させるためにある程度必要だが,一定限度を越えた教員の入れ替えは,教育システムの崩壊をもたらす。首都大学東京は,「任期制・年俸制」を強行すれば,大学はいずれこうなる,という「見本」になるだろう。