横田めぐみさん遺骨 帝京大担当医が科学誌「ネイチャー」に告白
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1937.■ 横田めぐみさん遺骨 帝京大担当医が科学誌「ネイチャー」に告白
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名前:伊豆利彦
日付:2月26日(土) 9時4分
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日刊ゲンダイ Dailymail
Business 2005年 2月26日号 -1
■ 横田めぐみさん遺骨 帝京大担当医が科学誌「ネイチャー」に告白
■ 「火葬鑑定は初めて、ニセと断定してない」
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世界的に権威ある英国の科学雑誌「ネイチャー」の記事に小泉内閣が頭を抱えているという。横田めぐみさんの遺骨を「偽物」と断定したDNA鑑定に疑問を投げかけているのだ。
日本政府は遺骨のDNA鑑定を「科学警察研究所」と「帝京大の吉井富夫講師」に依頼。科警研は「遺骨が高温で焼かれていたため、DNAを検出できなかった」としたが、帝京大は「横田めぐみさん以外の人のDNAを複数発見した」と報告。政府はその報告を受けて「遺骨は偽物」と断定している。
ネイチャーの記事は2月2日付の電子版。「DNAは日本と朝鮮が拉致問題をめぐって衝突する焦眉の問題」という表題で、東京駐在のデービッド・シラノスキー記者が吉井講師を取材し、こうリポートしている。
〈吉井講師は火葬された標本を鑑定した経験はまったくない。また、彼は自分が行った鑑定が断定的なものではなく、また、サンプルが汚染されていた可能性があることを認めている〉
吉井氏はインタビューにこう答えているのだ。
「遺骨は何でも吸い取る硬いスポンジのようなものだ。もし、遺骨にそれを扱った誰かの汗や脂がしみ込んでいたら、どんなにうまく処理しても、それらを取り出すことは不可能だろう」
つまり、DNA鑑定した吉井講師が「自分が行った鑑定は断定的なものではない」
「サンプルが汚染されていた可能性もある」と言い始めているというのである。だとすると「北朝鮮はニセの遺骨を渡した」「経済制裁だ」と主張している日本は、赤っ恥をかきかねない。吉井講師の鑑定結果をどう評価すればいいのか。
「吉井先生は取材には応じません。ネイチャーには、イレギュラーで答えてしまった。
ネイチャーの記事については、誤解を与えかねないのでコメントしない」(帝京大広報)
北朝鮮は「日本の鑑定結果は捏造である」「制裁するなら勝手にしろ」と言っている。政府は「中立な第三国」に鑑定を依頼した方がよかったのじゃないのか。
◇◆
さきに帝京大学医学部の鑑定結果について、その疑わしさを指摘したことがある。
鑑定結果の発表の仕方、政府の取りあつかい方は、あまりに政治的だった。
そして、マスメディアの扱い方もひどかった。
http://www.ngendai.com/
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1941.Re:
■ 横田めぐみさん遺骨 帝京大担当医が科学誌「ネイチャー」に告白
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名前:伊豆利彦
日付:2月26日(土) 17時57分
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日本のこの問題に対する対応はあまりに不誠実だった。
これほどひどいとは思わなかった。
しかし、今になってみれば、いつもこのような不誠実さで、国民を欺いてきたのだ。
日本の科学に対する国民の迷信と朝鮮に対する偏見と侮蔑。
こうして、日本は世界に対する信用を失った。
なぜ、日本のマスメディアは、これを正すことができなかったか。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-02-25/03_01.html
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