「学長は万死に値する」

 

公立大学という病 更新雑記 (2005.3.4

http://myoshida64.hp.infoseek.co.jp/ycu/ycu2004.html より

 

05/3/4  昨日、最後の定例教授会を終えた前任校の元同僚の先生に電話した。先行きの不透明さのみならず、研究者としての定常的な仕事さえままならなくなってきた状況に憤っていた。いろいろな噂が飛びかい、一筋縄ではいかない状況を語ってくれた。随分と精神的に疲れているようでもあった。

 この逆境を打破するためには、教員が結束して対抗していくしかない。多くの教員が教員組合に委任状出し、独法化後を睨んだ交渉力をデモンストレーションすべき時期なのである。一人でも多くの教員が組合に結集することを願う。

 さて、彼によると学長をとんと見かけなくなったとのことである。三学部解体という歴史的使命も終ったところで、もうさっさと過去の人物になってしまったようだ。とはいえ、多くの市大教員を不幸に追いやった人物が、あとは悠悠自適の引退生活に入るとすれば許し難い。彼も同じ気持ちらしく、ある評議員経験者の言葉を教えてくれた。「学長は万死に値する。」

 適切な表現かどうかはさておき、関係者の偽らざる思いであろう。