横浜市立大の年俸制・任期制、「本当にすぐれた制度であれば,まず中田市長をはじめ市職員に率先して取り入れるべきである」

 

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2005年04月23日

横浜市立大の年俸制・任期制、「本当にすぐれた制度であれば,まず中田市長をはじめ市職員に率先して取り入れるべきである」

激動する現代 戦争と平和より

2277.年俸制・任期制について
名前:卒業生 日付:4月22日(金) 13時34分

横浜市立大学が改革の必要がないとは思わない。ここでいつか述べたが,教員の層が薄いことや人格的にも問題のある教員が少なくないことなどいくつかの問題がある。その点について関係者謙虚に反省するべきであろう。しかしその改革の手法および内容が問題である。
大学改革について賛成しているのは,(削除−転載者)などの偏った考えをしているわずかに過ぎない。大多数の教員は大学改革に反対している。彼らの定年まで長い冬を越さねばならない。任期制・年俸制についてもそれが本当にすぐれた制度であれば,まず中田市長をはじめ市職員に率先して取り入れるべきである。大学教員にだけ任期制・年俸制を押し付けるのは問題がある。任期制・年俸制の表向きの理由が,教員間の競争を促し,教員の質を上げることらしいが,結果として優秀な教員は学外に逃げてゆく。これでは本末転倒であろう。
東京都立大学や横浜市立大学の教員はいままでいったい何のために学問をしてきたのだろうか。石原慎太郎・東京都知事や中田宏・横浜市長に怖くてものが言えないのでは子どもの「いじめ」と何ら変わらない。「大学改革」は教員にとっても自らの学問を試す試金石であると思う。そして問題は教員のみならず横浜市民そして日本国民にとって秘密裡にことがすすめられていることにある。

 

投稿者 管理者 : 20050423 14:02