横浜市立大学教員組合週報 組合ウィークリー (2005.5.9)

 

 

横浜市立大学教員組合週報 組合ウィークリー         2005.5.9

もくじ
各事業場、就業規則意見書を提出…1
新書記長あいさつ(随清遠)…2
5事業場就業規則意見書全文…3
1 福浦キャンパス過半数代表者(三浦惠氏)「意見書」…3
2 鶴見キャンパス過半数代表者(木寺詔紀氏)「意見書」…9
3 木原生物学研究所過半数代表者(笹隈哲夫氏)「意見書」…11
4 附属病院・附属市民操業医療センター病院過半数労働組合(横浜市立大学病院従
業員労働組合)意見書…12
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各事業場、就業規則意見書を提出

 すでにお伝えしたとおり、当組合は4月27日に、金沢八景キャンパス事業場の過半
数労働組合として、就業規則に関する意見書を提出しています。
 他の事業場においても、同日から5月2日にかけて、それぞれの過半数代表者・過
半数労働組合が、意見書を提出しました。
 福浦キャンパス・鶴見キャンパス(大学院総合理学研究科生体超分子システム科学
専攻)・木原生物学研究所(舞岡)の3事業場の過半数代表者は、任期制・年俸制関
連規定の問題を指摘し、任期付教員と、非任期付教員とのあいだに労働条件において
格差を設けることに反対するなど、当組合と共通の立場に立っています。さらに、そ
れぞれの事業場で提起された、さまざまな重要な意見を述べ、また、今後の労使間協
議のありかたを提起しています。
 また、2附属病院における過半数労働組合である医従(横浜市立大学病院従業員労
働組合)は、引き続き協議を行なうことを求めるほか、教員に関わる諸規定ついては
「教員組合及び関係事業所代表者との協議結果に委ねる」とし、上記の3事業場と当
組合の意見書を支持するかたちになっています。
 このように、各事業場のあいだで連携して取り組みが行なえたことは、各過半数代
表者・医従とそれぞれの事業場における関係各位の、なみなみならぬ尽力のたまもの
です。
 今後、労使協定の締結をめぐる協議が残されています(事業場によっては、一部の
労使協定をすでに締結していますが、それらは当組合も、締結して問題がないと考え
ているものです)。また、就業規則は、当局が労働基準監督署に提出したことによ
り、成立の手続を終えています(当組合HPに掲載してあります)。今後、就業規則
の適用をめぐる問題が出てくるでしょうし、就業規則の修正のための協議も求めてい
かなくてはなりません。
 当組合は、ひきつづき、各事業場過半数代表者・医従と連携しつつ、今後の交渉に
取り組みます。                 
(各事業場の意見書全文は、3面以下[メール版ではリッチテキストファイルで添付
します]


新書記長あいさつ
随清遠

 今の時期に、市大組合の書記長を担当することは、責任重大であると自覚しており
ます。
 これまでの激変の三年間、教授会の意見がことごとく無視されてきました。
学部統合案に対しては、関係する学部の教授会などから度重なる反対意見表明がなさ
れたにもかかわらず、三学部は統合されてしまいました。しかし、それらの「改革」
結果であるとしか考えられない、受験生の激減という惨状については、責任を取る人
はいません。
 また、経営面においては、経費の節減ばかりが叫ばれ、教員の教育・研究環境、学
生の学習環境はおろそかにされています今年の夏も、相当数の教員や学生が、相変
わらずサウナ状態の教室で講義を行い、試験を受けることになるでしょう
 そして今、「全員任期制、年俸制」が進められ、それに伴って、われわれの勤務時
間や裁量労働などに関する労働条件が大きく変更されようとしております。
組合は決してむやみに自分たちの利益だけを一方的に主張しているわけではありませ
ん。しかし、ごく一部の人たちが、世間に注目されるために、市大を沈没させてもか
まわないといわんばかりの改革、またそのつけを、現場の教職員にまわして帳消しし
ようとする制度変更に対して断固反対していきたいと思います。
これからの一年間、書記長として執行委員長をサポートしながら、組合員の権利を守
るために、大学の機能回復のために、努力していきたいと思います。よろしくお願い
します。


発行 横浜市立大学教員組合執行委員会
236-0027横浜市金沢区瀬戸22番2号
Tel 045-787-2320  Fax 045-787-2320
mail to : kumiai@yokohama-cu.ac.jp
ホームページ: http://homepage3.nifty.com/ycukumiai/index.htm